11月5日 (月) 夕
寒い一日となった。
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何処でも見られる柿だが・・!
案外その柿について、私は知っている様で、案外知らないので調べてみた。
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~~~~~~~~~~~~~~~
季節の花からお借りした情報と写真。
・柿の木科。
・秋の果物。
甘柿(富有、次郎、 江戸一、御所等)、
渋柿(西条、平核無等)がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
実の表面に黒い斑点が ポツポツあるものは 、どちらかというと 「甘い」そうだ。
・春の新緑若葉は、とてもすばらしい色で、林の中でよく目立つ。
・葉は”柿の葉のお茶”としても使われる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・花はあまり目立たない。 5月頃に咲く。
花は終わりかけになると ボトボトッと 音をたてて地面にどんどん落ちる。
その場に居合わせると壮観。
時期はだいたい 5月下旬から6月初め頃。 梅雨の前。
この、花が落っこちてくるようすは 青桐も同じ。
~~~~~~~~~~~~~
・秋に紅葉する「赤」い葉と「黄」色の実から、
「赤黄」→ 「あかき」 → 「かき」になった という説がある(名前の由来)。
=================
★「桃・栗 3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年」。
実を結ぶ時期のこと。 何事も、時期が来なくてはできないというたとえ。
ただし柿は鉢作りなら 3~4年くらいで結実するらしい。
・英語では
「パーシモン(persimmon)」。ゴルフのクラブの ヘッドの材料として
柿の木が使われた時期があった。
(パーシモンヘッド)。
柿の木の前には「ブナの木」が使われていた。
~~~~~~~~~~~~~~~~
・劇場が新築されてから、初めて行われる劇のことを「柿落とし(こけらおとし)」 という。
~~~~~~~~~~~~~~~~
この場合の「柿」の字は、右側の「市」の部分の縦棒が 上から下まで突き抜けている字 で、 「こけら」と読み、「材木のけずりくず」などを 意味する。
新築、改築工事の最後に 足組みなどの
柿(こけら: 材木のけずりくず)を 払い落としたところから。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
正岡子規
「柿食ふや 遠くかなしき 母の顔」
石田波郷
「おりたちて 今朝の寒さを 驚きぬ 露しとしとと 柿の落葉深く」
伊藤左千夫
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柿について
★柿には「甘柿」と「渋柿」がありますが、
これらの違いは渋み成分「タンニン」が口の中で溶けるかどうかできまります。
溶けると渋くなり、溶けなければ甘くなります。
幼果期はどちらも渋みが溶ける「可溶性」タンニンを含みますが、
甘柿は成長過程でタンニンが「不溶性」に変化して口の中で溶けなくなり、
渋みを感じなくなるのです。
渋柿が甘くなるのは、アルコールや炭酸ガスを使って処理することで、
タンニンを可溶性から不溶性に変化させているからです。
なお干し柿にすると、渋みは自然に抜けます。
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柿の歴史
もともとは中国が原産で、国内では「古事記」や「日本書紀」に
柿の名前が記されていることから奈良時代には登場していたとされます。
現在のような柿が日本で栽培されるようになったのは明治時代からです。
干し柿は、平安時代にはすでに作られていたようです。
その記録は平安時代の法典「 延喜式(えんぎしき:927年)」に残されています。
ちなみに、干し柿の出荷量トップ3は、1位 長野県、2位 福島県、3位 山梨県です。
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柿の選び方
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へたがきれいで、へたが果実に張りつき果実との間に隙間がないものが良い柿です。
隙間があると虫が入り込んでいる可能性があります。
また果皮がしっとりして張りがあり、全体的に色づいているもの、
また持ったときに重みがあるものを選びましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存すれば1週間ほど持ちますが、
常温だと2日ほどでやわらかくなります。
柿は追熟しないので、購入したら早めに食べましょう。
やわらかくなりすぎた柿は冷凍するとシャーベットとして楽しめます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
主な栄養成分(可食部100g中)
ビタミンC(70mg)、βカロテン当量(420mcg)、カリウム(170mg)
注目成分 タンニン
主な効能
風邪予防、美肌効果、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、
心筋梗塞予防、がん予防、二日酔い改善
柿に含まれるビタミンCの量は、日本人がよく食べる果物の中でトップクラス。
風邪予防や美肌効果に期待できます。
また柿のオレンジ色には、抗酸化作用のあるβカロテンのほか、
同じカロテノイドの一種「βクリプトキサンチン」が多く含まれていて
発がん抑制作用があるといわれています。
渋み成分のタンニンにはアルコールを分解する作用があり、
さらに利尿作用のあるカリウム、酸化還元作用のあるビタミンCの相乗効果で
二日酔いにも効果があります。
なお、タンニンは血圧の上昇を抑える効果もありますが、
一方で鉄分の吸収は妨げられてしまうため貧血気味の人は過剰摂取を控えましょう
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カキの種類
富有(ふゆう)
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完全甘柿の代表品種で、生産量は市場の半数以上を占めます。
原産は岐阜県で、1857年から栽培されている歴史の長い柿です。
形はふっくらと丸みがあり、果皮はオレンジ色。果肉はやわらかくて果汁も多く、
甘みが強いのが特徴です。日持ちは良く10月下旬頃から出回ります。
~~~~~~~
平核無(ひらたねなし)
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「種なし柿」としてよく出回っている品種で
「庄内柿」や「おけさ柿」とも呼ばれます。
不完全渋柿ですが、出荷時に渋抜きを行うことで甘くなります。
果汁が多くてやわらかく、甘くてまろやかな口当たりが人気。
形は四角張った扁平で重さは200〜250gくらい。10月中旬〜11月頃に出回ります。
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刀根早生(とねわせ)
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「平核無」の枝変わりで1980年(昭和55年)に登録された渋柿で、
外観は平核無と変わりません。渋抜き後はまったりとした甘さがあり、食味は良好。
ほかの柿に比べて出荷が早く9月下旬頃から店頭に並びます。
また、ハウス栽培のものは7月から出荷されます。
~~~~~~~~~~~~
松本早生富有
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完全甘柿の「富有」の枝変わり種で、1935年(昭和10年)頃に
京都の松本氏が発見・育成したことから「松本早生(まつもとわせ)」と名付けられました。
熟期は富有より早く、10月中旬頃から出荷されます。
サイズは250前後で味は富有と似ていて甘みが多く、果肉もやわらかめです。
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甲州百目(こうしゅうひゃくめ)
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釣り鐘の形をした不完全渋柿で、大きいものだと500g以上になります。
主に山梨県や福島県で栽培されていて、渋抜きをして生食するほか、
あんぽ柿や枯露(ころ)柿にも利用されます。
別名「富士柿」や「蜂屋(はちや)柿」ともいい、
愛媛では「富士柿」と呼ばれることが多いです。
なお岐阜県原産の「堂上蜂屋」はこれとは別の品種でサイズは240gくらい。
主に干し柿として食べられています。
~~~~~~~~~~~~~~
西村早生(にしむらわせ)
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外観が「富有」に似ていますが、甘みは富有に比べて控えめで果肉もかためです。
不完全甘柿なので、渋が抜けていないものは、渋抜きをしてから出荷されます。
果肉にゴマ(黒い斑点)が入ると甘くなった証拠。
果重は200〜300gくらいで9月中旬から市場に並びます。
滋賀県大津市の西村氏の柿園で偶然発見され、1960年(昭和35年)に登録されました。
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次郎
背が低く四角張った円形をした完全甘柿。
静岡原産で1844年頃(江戸時代)から栽培されています。
「富有」に次いで人気のある柿で、大きさは250〜300g程度。種はほどんどなく
、果実はややかためで甘く歯触りの良い食感です。収穫時期は10月下旬頃から。
次郎よりも早く成熟する「早生次郎」もあります。
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西条
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西条柿は広島が原産で、13世紀頃にはすでに栽培されていたといわれている歴史の長い渋柿です。
渋抜きしたものは上品な甘みがあり、時間が経つごとにやわらかくなります。
ただし、日持ちはあまりよくないので早めに食べきりましょう。
形状は縦長で100〜150g程度。干し柿にしてもおいしく仕上がります。10月上旬頃から。
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愛宕(あたご)
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釣り鐘のように縦長で先が細くなっている渋柿。
愛媛原産で、1910年(明治43年)にはすでに栽培されていて、
現在では愛媛や徳島、岡山などで生産されています。
果重は200〜250gと平均的なサイズ。ほどよい甘さでパリッとした食感です。
10月中旬頃に収穫されますが、
渋抜きに1ヶ月ほどかかるため、市場に出回るのは11月頃からになります。
~~~~~~~~~~
太秋(たいしゅう)
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「富有」×「IIiG−16」として誕生し1994年(平成6年)に登録された完全甘柿です。
平均350〜400g前後で、10月中旬頃から収穫されます。
果汁が多く、それでいてサクサクとした独特の歯ごたえがあり、
甘みも強いことから人気を集めています。
果皮に黒い条紋(横筋)が入っているものが糖度が高いといわれます。
~~~~~~~~
筆柿
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愛知原産の柿で、果形が筆の先の部分に似ていることからこの名前で呼ばれるようになりました。
不完全甘柿のため甘みが出ると果肉にゴマ(黒い斑点)が入ります。
大きさは80〜130gくらいと小ぶりで種があり、やさしい甘みがあります。時期は9月中旬頃から。
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花御所(はなごしょ)
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11月下旬頃から収穫される晩生の甘柿で、主に鳥取で生産されています。ふっくらと丸みのある形で、見た目は富有に似ています。果肉が緻密で果汁も多く、甘みが強いのが特徴。中には糖度が20度を超えるものもあります。明治時代にはすでに栽培が行われていたようです。
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★かえって・・柿の種類や区別が良くわからなくなってしまった。!
寒い一日となった。
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何処でも見られる柿だが・・!
案外その柿について、私は知っている様で、案外知らないので調べてみた。
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・柿の木科。
・秋の果物。
甘柿(富有、次郎、 江戸一、御所等)、
渋柿(西条、平核無等)がある。
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実の表面に黒い斑点が ポツポツあるものは 、どちらかというと 「甘い」そうだ。
・春の新緑若葉は、とてもすばらしい色で、林の中でよく目立つ。
・葉は”柿の葉のお茶”としても使われる。
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・花はあまり目立たない。 5月頃に咲く。
花は終わりかけになると ボトボトッと 音をたてて地面にどんどん落ちる。
その場に居合わせると壮観。
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時期はだいたい 5月下旬から6月初め頃。 梅雨の前。
この、花が落っこちてくるようすは 青桐も同じ。
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・秋に紅葉する「赤」い葉と「黄」色の実から、
「赤黄」→ 「あかき」 → 「かき」になった という説がある(名前の由来)。
=================
★「桃・栗 3年、柿8年、梅は酸い酸い13年、柚子は大馬鹿18年、林檎ニコニコ25年」。
実を結ぶ時期のこと。 何事も、時期が来なくてはできないというたとえ。
ただし柿は鉢作りなら 3~4年くらいで結実するらしい。
・英語では
「パーシモン(persimmon)」。ゴルフのクラブの ヘッドの材料として
柿の木が使われた時期があった。
(パーシモンヘッド)。
柿の木の前には「ブナの木」が使われていた。
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・劇場が新築されてから、初めて行われる劇のことを「柿落とし(こけらおとし)」 という。
~~~~~~~~~~~~~~~~
この場合の「柿」の字は、右側の「市」の部分の縦棒が 上から下まで突き抜けている字 で、 「こけら」と読み、「材木のけずりくず」などを 意味する。
新築、改築工事の最後に 足組みなどの
柿(こけら: 材木のけずりくず)を 払い落としたところから。
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「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
正岡子規
「柿食ふや 遠くかなしき 母の顔」
石田波郷
「おりたちて 今朝の寒さを 驚きぬ 露しとしとと 柿の落葉深く」
伊藤左千夫
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柿について
★柿には「甘柿」と「渋柿」がありますが、
これらの違いは渋み成分「タンニン」が口の中で溶けるかどうかできまります。
溶けると渋くなり、溶けなければ甘くなります。
幼果期はどちらも渋みが溶ける「可溶性」タンニンを含みますが、
甘柿は成長過程でタンニンが「不溶性」に変化して口の中で溶けなくなり、
渋みを感じなくなるのです。
渋柿が甘くなるのは、アルコールや炭酸ガスを使って処理することで、
タンニンを可溶性から不溶性に変化させているからです。
なお干し柿にすると、渋みは自然に抜けます。
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柿の歴史
もともとは中国が原産で、国内では「古事記」や「日本書紀」に
柿の名前が記されていることから奈良時代には登場していたとされます。
現在のような柿が日本で栽培されるようになったのは明治時代からです。
干し柿は、平安時代にはすでに作られていたようです。
その記録は平安時代の法典「 延喜式(えんぎしき:927年)」に残されています。
ちなみに、干し柿の出荷量トップ3は、1位 長野県、2位 福島県、3位 山梨県です。
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柿の選び方

へたがきれいで、へたが果実に張りつき果実との間に隙間がないものが良い柿です。
隙間があると虫が入り込んでいる可能性があります。
また果皮がしっとりして張りがあり、全体的に色づいているもの、
また持ったときに重みがあるものを選びましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存すれば1週間ほど持ちますが、
常温だと2日ほどでやわらかくなります。
柿は追熟しないので、購入したら早めに食べましょう。
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やわらかくなりすぎた柿は冷凍するとシャーベットとして楽しめます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
主な栄養成分(可食部100g中)
ビタミンC(70mg)、βカロテン当量(420mcg)、カリウム(170mg)
注目成分 タンニン
主な効能
風邪予防、美肌効果、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、
心筋梗塞予防、がん予防、二日酔い改善
柿に含まれるビタミンCの量は、日本人がよく食べる果物の中でトップクラス。
風邪予防や美肌効果に期待できます。
また柿のオレンジ色には、抗酸化作用のあるβカロテンのほか、
同じカロテノイドの一種「βクリプトキサンチン」が多く含まれていて
発がん抑制作用があるといわれています。
渋み成分のタンニンにはアルコールを分解する作用があり、
さらに利尿作用のあるカリウム、酸化還元作用のあるビタミンCの相乗効果で
二日酔いにも効果があります。
なお、タンニンは血圧の上昇を抑える効果もありますが、
一方で鉄分の吸収は妨げられてしまうため貧血気味の人は過剰摂取を控えましょう
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カキの種類
富有(ふゆう)
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完全甘柿の代表品種で、生産量は市場の半数以上を占めます。
原産は岐阜県で、1857年から栽培されている歴史の長い柿です。
形はふっくらと丸みがあり、果皮はオレンジ色。果肉はやわらかくて果汁も多く、
甘みが強いのが特徴です。日持ちは良く10月下旬頃から出回ります。
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平核無(ひらたねなし)
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「種なし柿」としてよく出回っている品種で
「庄内柿」や「おけさ柿」とも呼ばれます。
不完全渋柿ですが、出荷時に渋抜きを行うことで甘くなります。
果汁が多くてやわらかく、甘くてまろやかな口当たりが人気。
形は四角張った扁平で重さは200〜250gくらい。10月中旬〜11月頃に出回ります。
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刀根早生(とねわせ)
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「平核無」の枝変わりで1980年(昭和55年)に登録された渋柿で、
外観は平核無と変わりません。渋抜き後はまったりとした甘さがあり、食味は良好。
ほかの柿に比べて出荷が早く9月下旬頃から店頭に並びます。
また、ハウス栽培のものは7月から出荷されます。
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松本早生富有
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完全甘柿の「富有」の枝変わり種で、1935年(昭和10年)頃に
京都の松本氏が発見・育成したことから「松本早生(まつもとわせ)」と名付けられました。
熟期は富有より早く、10月中旬頃から出荷されます。
サイズは250前後で味は富有と似ていて甘みが多く、果肉もやわらかめです。
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甲州百目(こうしゅうひゃくめ)
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釣り鐘の形をした不完全渋柿で、大きいものだと500g以上になります。
主に山梨県や福島県で栽培されていて、渋抜きをして生食するほか、
あんぽ柿や枯露(ころ)柿にも利用されます。
別名「富士柿」や「蜂屋(はちや)柿」ともいい、
愛媛では「富士柿」と呼ばれることが多いです。
なお岐阜県原産の「堂上蜂屋」はこれとは別の品種でサイズは240gくらい。
主に干し柿として食べられています。
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西村早生(にしむらわせ)
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外観が「富有」に似ていますが、甘みは富有に比べて控えめで果肉もかためです。
不完全甘柿なので、渋が抜けていないものは、渋抜きをしてから出荷されます。
果肉にゴマ(黒い斑点)が入ると甘くなった証拠。
果重は200〜300gくらいで9月中旬から市場に並びます。
滋賀県大津市の西村氏の柿園で偶然発見され、1960年(昭和35年)に登録されました。
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次郎
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背が低く四角張った円形をした完全甘柿。
静岡原産で1844年頃(江戸時代)から栽培されています。
「富有」に次いで人気のある柿で、大きさは250〜300g程度。種はほどんどなく
、果実はややかためで甘く歯触りの良い食感です。収穫時期は10月下旬頃から。
次郎よりも早く成熟する「早生次郎」もあります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
西条

西条柿は広島が原産で、13世紀頃にはすでに栽培されていたといわれている歴史の長い渋柿です。
渋抜きしたものは上品な甘みがあり、時間が経つごとにやわらかくなります。
ただし、日持ちはあまりよくないので早めに食べきりましょう。
形状は縦長で100〜150g程度。干し柿にしてもおいしく仕上がります。10月上旬頃から。
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愛宕(あたご)
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釣り鐘のように縦長で先が細くなっている渋柿。
愛媛原産で、1910年(明治43年)にはすでに栽培されていて、
現在では愛媛や徳島、岡山などで生産されています。
果重は200〜250gと平均的なサイズ。ほどよい甘さでパリッとした食感です。
10月中旬頃に収穫されますが、
渋抜きに1ヶ月ほどかかるため、市場に出回るのは11月頃からになります。
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太秋(たいしゅう)
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「富有」×「IIiG−16」として誕生し1994年(平成6年)に登録された完全甘柿です。
平均350〜400g前後で、10月中旬頃から収穫されます。
果汁が多く、それでいてサクサクとした独特の歯ごたえがあり、
甘みも強いことから人気を集めています。
果皮に黒い条紋(横筋)が入っているものが糖度が高いといわれます。
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筆柿
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愛知原産の柿で、果形が筆の先の部分に似ていることからこの名前で呼ばれるようになりました。
不完全甘柿のため甘みが出ると果肉にゴマ(黒い斑点)が入ります。
大きさは80〜130gくらいと小ぶりで種があり、やさしい甘みがあります。時期は9月中旬頃から。
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花御所(はなごしょ)
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11月下旬頃から収穫される晩生の甘柿で、主に鳥取で生産されています。ふっくらと丸みのある形で、見た目は富有に似ています。果肉が緻密で果汁も多く、甘みが強いのが特徴。中には糖度が20度を超えるものもあります。明治時代にはすでに栽培が行われていたようです。
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★かえって・・柿の種類や区別が良くわからなくなってしまった。!
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