九州・大分県の内陸部、水清く緑豊かな豊後竹田から発信。
エンジェルファームNEWS
小松菜の菜花
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この季節になると例年は道端とか
日当たりのいいところに菜の花が咲いているものです。
今年はほとんど咲いていない。寂しいかぎりです。
菜の花が発芽し育っていく大切な時に
二発の台風をくらって育たなかったのでしょう。
うちも「食用ナノハナ」の品種は全滅でした。
かわってコマツナの花が咲く寸前。
それを今日、収穫しました。
例年は咲かし放題にしてミツバチが
やって来る様子を楽しんでいたんですが
今年はこれをいただくことにします。
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今、スーパーマーケットで売られているコマツナの
ほとんどはコマツナと中国野菜のチンゲンサイを
交配させたF1(一代雑種)だそうです。
ライオンとヒョウと交配させたレオポン
ライオンと虎を交配させたライガー
そういうのがF1です。
レオポンはレオポンを生まない。
ライガーはライガーを生まない。
レオポンやライガーをつくりたければ
毎回ライオンとヒョウまたは虎を
交配させなくてはならないんです。
現在スーパーマーケットに並んでいる多くの野菜
ホームセンターで販売されている多くの野菜の種が
F1です。
一代雑種ですから種を採取しても
レオポンやライガーは生まれない
そういうしくみです。
これがなぜ問題なのかそれについては
また改めて話題にしますが
うちのコマツナは一昨年、野口種苗から取りよせた種
本物の「小松菜」だそうです。
種を自家採取し、それを昨年秋まいた二代目です。