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ホトケノザ



何とも不思議な花。
園芸店で売られる新品種の花ではなく
エンジェルファームに無数に咲く。
種をまいたわけではない
水やりも間引きもしない
まったく勝手に育つ雑草。



エンジェルファームを始めて16年間
いっぱい自然を観察してきたつもりですが
今春ほど雑草を見つめたことはなかったかな・・・

ホトケノザはシソ科。
シソ科植物特有の唇型といわれる花です。
キク科のように何枚かの花弁に分かれる花と違って
シソ科の花弁は一枚でこんな複雑な構造を持つ。
ハチが止まりやすいように下唇があるらしい。
ハチが蜜を吸うとき上唇にある
オシベの花粉がハチの背中につくらしい。

科学の方法論、思考のチカラは
メカニズムを解明するのには役立つ。
けれどやはりそれはデカルト・ニュートン的な
機械論的メカニズムでしょうね。

ホトケノザは意識を持っているかも知れない。
ヴィラモや僕の意識と共振・共鳴し
つながっているかも知れないと言ったら
現代日本の科学はそれを否定し
狂人だとみなされるかも知れません。

でも芭蕉や一茶、蕪村・・・
わが国の無数の偉大な俳人たち歌人たち
絵師たち禅師たちは
植物や鳥たち昆虫たちとのシンクロシティなんて
あたりまえのこととして表現してきました。
今世界中でこの精神文明が高く評価されています。