こんにちは、トリです
夏場所は、どんこ無し、マカロンの色は「ゴールド
」でした
(引用:照ノ富士が大関初V「自分も」“隻腕の力士”から勇気、最後まで弱み見せず / 日刊スポーツ【佐藤礼征】2021年5月23日19:55 )
https://www.nikkansports.com/battle/sumo/news/202105230001167.html
「<大相撲夏場所>◇千秋楽◇23日◇東京・両国国技館
照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、昭和以降は初となる大関復帰場所での優勝を果たした。優勝に王手をかけた結びの一番で大関貴景勝に敗れたものの、決定戦ではリベンジした。独走態勢から一転した終盤戦だったが、古傷の両膝と向き合いながら最後は意地を見せた。2場所連続4度目の優勝で、大関では自身初。名古屋場所(7月4日初日、ドルフィンズアリーナ)で綱とりに挑戦する。
◇ ◇ ◇
照ノ富士は「いつもよりはうれしい」と、初めての大関Vに表情を緩ませた。21場所ぶりに大関に返り咲いた今場所。優勝に王手をかけた一番は、貴景勝の突き落としをあっさり食らった。幕内の優勝決定戦は過去3戦3敗。「決定戦になるといつも負けている」と自虐的に振り返る。この日は相手の両足がそろった瞬間を見逃さず、冷静にはたき込み。初日から10連勝が一転、終盤5日間で3敗を喫したが「常に言ってるように1日一番なので」と集中力は乱れなかった。
場所前から古傷の両膝の状態が上向かなかった。兄弟子で部屋付きの安治川親方(元関脇安美錦)は「中日すぎくらいから、歩くのもしんどそう。体重がかかるたびに鈍痛があるはず」と察する。この日も決定戦を制して花道を引き揚げる際、痛みを堪えるように顔をしかめる場面があったが、膝の状態については「相変わらず普通です」。最後まで弱みを見せなかった。
勇気づけられた存在が“隻腕の力士”だった。東京・拓大第一高教員の布施美樹さん(47)は、小学校2年の時に自宅で農作業を手伝っていた際、誤って草を切るカッターで腕を切断。右肘から先をなくすハンディを抱えながら、アマチュア相撲で奮闘する模様を追ったドキュメンタリー番組を、照ノ富士は何度も見返したという。「この体でも一生懸命相撲を取っているのを見ると、自分もという気持ちになる」。両膝のけがや糖尿病などの内臓疾患に苦しんだ経験があるだけに、感じるものがあった。
来場所は最高位に挑戦する。横綱昇進の内規は「2場所連続優勝、もしくはそれに準ずる成績」。審判部長を務める師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「準ずる成績を出せば、そういう話になる」と綱とりを明言した。「なりたいからと言って、なれることでもない。だからこそ経験してみたい。一生懸命頑張って最後に『自分の力を絞りました』と胸を張って歩きたい」と照ノ富士。全力を尽くした15日間の先に、最高位が見えてくる。【佐藤礼征】
◆照ノ富士の優勝決定戦 照ノ富士が幕内の優勝決定戦を制したのは初めて。15年秋場所(横綱鶴竜)、17年春場所(横綱稀勢の里)、20年11月場所(大関貴景勝)と3戦全敗だった(カッコ内は対戦相手)。十両以下の優勝決定戦でも1勝2敗。
<照ノ富士アラカルト>
◆初の大関復帰V 昭和以降で大関に復帰した場所(過去11例)での優勝はなく、照ノ富士が初めて。
◆双葉山ルート 関脇で優勝を果たし、大関昇進の翌場所で連覇をするのは37年(昭12)1月場所の双葉山以来(当時11日制)。双葉山は翌場所も優勝して第35代横綱に昇進した。さらに新横綱から2場所連続で賜杯を抱き、5場所連続優勝となった。
◆大関初 在位15場所目で大関として初優勝するのは初代貴ノ花、小錦、琴欧洲に並び昭和以降5番目の遅さ。最も遅いのは稀勢の里の31場所目。
◆師匠に並ぶ 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に並ぶ4度目の優勝。
◆外国出身 外国出身力士の優勝は120度目。モンゴル出身は90度目。出身地別では北海道の120度が最多。」(原文まま)
<駄 文>
照ノ富士関、ヒザの痛みをこらえての4度目の優勝おめでとうございます
今場所も気合いの入った闘志ムキ出し相撲は見応えがスゴかったです
そして来場所は名古屋で”綱取り”挑戦の場所ですね
”綱取り”挑戦のプレッシャーを、逆に力にかえて名古屋場所も盛り上げて、さらに”横綱”をつかみ取れるよう、トリも応援します
※テルルだけではなく、名古屋場所に参戦する全力士を応援しますよ~
ライバルの貴景勝関の肉体改造具合はもちろん気になりますし、
来場所から阿炎関・矢後関が十両に復帰しますし、
中部出身勢の御嶽海関(長野)、志摩の海関(三重)、千代の国関(三重)、パンの山こと明瀬山関(愛知)、翠富士関(静岡)、先場所(3月)序二段優勝の熱海富士関(静岡)の取り組みは大注目ですし
、
小兵力士勢が繰り出す美しい技、玉鷲関、隠岐の海関、宝富士関、妙義龍関、松鳳山関などのベテラン勢の取り組みも目が離せないです
今から来場所が楽しみで仕方がなさ過ぎますね