2歳上のあんちゃんは、2年前予備校講師を引退。
しかし、大学受験生のため、無料で
引退後、丹沢麓に鶴庵山人の号で住み
日々、夫人、娘一人と暮らしている。
新宿中野にも小さな家があるが
殆ど里山暮らし。
日常生活をブログにした。
ブログ名
酒呑童子ではなく、酒呑老人。
毎晩、500円内にて、食材を買い
自ら酒の肴を調理する。
兄は、中学生の頃から
料理好きで、母親より
味付けは上手だった。
だが、手先は不器用だ。
引退後 社会的繋がりが狭まり
行動範囲はもっぱら周辺の野山である。
寄り道ついでに、路地物野菜を買って調理
酒を嗜む生活。
私から見ると、良いな!
と感ずるのだが?
あんちゃんは言った。
知り合いから、
「そんなみみっちい物食べて
それを書いて
ちっとも面白くない」
あんちゃんは、怒っている。
有名店の高級食材 高価格をブログに
自慢げに紹介するのもあるが
それは、参考程度。
高収入な娘などが楽しんでいる。
リタイア人は、年金暮らし。
贅沢せず健康で心安穏な生活が良い。
実家近くに住んでいた老夫婦がいたが
現役時代は、夫婦で世界旅行を楽しみ
国内では各地のグルメ旅行を満喫したが
引退と同時に、夫婦共衰弱して
まもなく、家屋敷を売り
老人ホームに入居。
年少から一流小中学校に通い子一流大学を卒業した
子供達は寄り付かない。
現実を見て、虚しさを実感。
皆優秀ではなかったが
真面目に働き、地味な生活を継続中。
有り余る団塊オジサンは
この先も厄介者。
どうやったら、日本国のお役に立てるのしょうか?
老人に健康で生き甲斐を持たせるには
死ぬまで働け。