木枯し菊太郎ブログ

日本で森林が2番目の岩手に根を張り
森で働き、森を活かす事に時間を費やして
行きたいと想う者です。

イーハトーブ花巻の風景

2009年02月12日 | つぶやき
円満寺・観音堂からの眺めです。
花巻を紹介する写真で人気スポットになりました。
田んぼと点在する民家そして防風林が良い眺めとのこと
しかしなぜ点在してるかは、防災の意味があります。
かつて農家の家は豪農以外は萱葺き屋根で延焼を免れる為
家を離したのです。この地域は冬場はものすごく風が強く
防風林に成長の早い杉を植えたのです。
オーストラリヤの火災を見て先代の智恵に感銘しました。
現在は杉の木が花粉症やCO2の吸収が低いなどで価値が低い
邪魔物扱いですが、ところ変われば有効な木なのです。
そして薪ストーブの点火用には杉の葉は最高の点火材
昭和45年位までは学校は、薪ストーブでありまして、
子供会活動で生徒が杉の葉集め杉の葉を燃やして芋を焼き子供たちが
食べるそんな時代でした。エコロジーなど言葉がなく
エコが当たり前でしたね(信じられないかも)
よく杉の実鉄砲で遊んだもんだ・・・(なんのおもちゃかわかりますか?)