木枯し菊太郎ブログ

日本で森林が2番目の岩手に根を張り
森で働き、森を活かす事に時間を費やして
行きたいと想う者です。

拝啓、宮澤賢治先生

2009年09月10日 | 賢治のこと

あゝ何もかももうみんな透明だ
雲が風と水と虚空と光と核の塵とでなりたつときに
風も水も地殻もまたわたくしもそれとひとしく組成され
じつにわたくしは水や風やそれらの核の一部分で
それをわたくしが感ずることは水や光や風ぜんたいがわたくしなのだ

宮沢賢治 詩[種山ヶ原(下書稿一)]より

種山ケ原の詩がこの風景から
生まれまれたのだろう。
すばらしい感性の持ち主だったのでしょう
今になってやっと解るようになりました。
賢治さんありがとうございます。

残念ながら前の晩は雨で星座さがしはできませんでした。