おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

ナガサキアゲハの幼虫、またいた~! が、しかし・・・

2021年11月03日 23時50分54秒 | 虫さん
本日は、芋虫100%。
お嫌いな方は、ご遠慮下さいませ。
また、そこまで嫌いじゃないって方も、
かなりのドアップがあるので、
覚悟の上、ご覧下さいませ。




先週、
ナガサキアゲハの幼虫を見つけた樹を、
もしかして~と、眺めていたら・・・


やっぱりいた!


ナガサキアゲハの中齢幼虫。


これだけってことなさそ~、と、
さらに隣の夏みかんの樹も探索。


あはは~、いるし~!(笑)


ナガサキアゲハ終齢幼虫。


・・・と、ここまで写真撮って、
PCに落として整理していた。

で、あるものに目が留まった。
    以下、拡大写真のため、要注意。


この白い米粒状のモノは何だろう?
もちろん大きさは、
米粒なんて大きいモンじゃない。
極小ツブツブだ。


あちこちに、付いてる~!
もしかして、これって・・・
寄生バエの卵~~~!


体全体を確認のため再び夏みかんの樹へ。


高い所にいたので、
上から写してなかったのだ。


枝を引っ張って~、パチリ。


体全体あちこちに産み付けられている。
全部で10個ほどか・・・?
もちろん、これが寄生バエの卵だと、
断言は出来ないけれども・・・





枝を引っ張られて、
振動が気に食わなかったのか・・・


怒った~!


別に触っちゃいないんだから、
そ~怒んなくても、いいやん!


キミのことが、気になっただけなのに・・・



もしこれが寄生バエの卵ならば、
取ってしまえばいいのだろうか?
でも、葉っぱが揺れただけで、
臭角を出して威嚇しまくるこの幼虫。
10数個もの卵を取り除く間に、
弱ってしまわないか?

卵を産み付けられてしまったのが、
この幼虫の運命ならば、
この子の運にかけるしかないのかも・・・
卵が孵化する前に、脱皮してしまえば、
助かる可能性もあるのかも知れない。

寄生バエの方だって、
そんなことにならないよう、
タイミングは見計らっての産卵だろうけれど・・・

小さな生き物たちの命がけの駆け引き。
結果がどうなろうと、ただ見守るしかない。