おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

見慣れぬテントウムシは・・・

2021年11月19日 10時27分09秒 | 虫さん
ここのところ、
仕事場のお隣の夏みかんの樹を眺めるのが、
日課のようになってしまっている。

実は一昨日もまた、
ナガサキアゲハの幼虫を見つけてしまった。
現在、我が家にいる幼虫は5頭(笑)





昨日は、
見慣れないテントウムシに気が付いた。
4mm程しかない。
ナミテントウの仲間かな?と思ったけれど、
なんか雰囲気が違うし、やけに毛深い。



調べたら、
ベダリアテントウと言う外来種だった。


赤色で上翅に湾曲した2対の黒紋がある。
体表に細かい毛がはえている。
イセリアカイガラムシを食べる。
柑橘類の害虫である
イセリアカイガラムシを駆除する目的で
オーストラリアから導入された。
                   《 昆虫エクスプローラより 》


夏みかんの葉っぱの上にいたから、
ちゃんとお仕事していたんだね。





夏みかんの葉っぱには、
ちょっとヤバイお方もいらっしゃった。
ちっこいけれど、パッと見ただけで、
あ、この方、マズイ方だ~!と思った。

その色、そのビジュアル・・・
全身から、危険オーラを放っていたもん!



★毛虫ですので、閲覧注意!





ゴマフリドクガの幼虫だった。
頭の前にあるのは、脱皮殻のようだ。

大きさは2.5cmにも満たない。
終齢幼虫のようで、
この状態で越冬するらしい。
この幼虫の毒針毛に触れると、
痒みや痛みを生じて、ひどい目に遭うと・・・
成虫は、チャドクガに似ているらしいけれど、
まだお目にかかったことはない。



この夏ミカンの樹からは、
ナガサキアゲハの幼虫たちのために、
まだ葉っぱを頂かなきゃいけない。
ゴマフリドクガの幼虫だって、
この1匹だけじゃないだろう。
気を付けないといけないな~。