今までは、過去の自分の記録を超えることに関心があったが、今回は少し違った。
でも、正直途中までは、脹脛の痙攣もあったり、あまりにも練習不足だったので、走っていても快感が無かった。リタイアしたいと思ったくらいだ。
でも応援してくれる仲間、リタイアした時の惨めさを思うとできなかった。
そして、別の楽しみも発見した。小学生低学年かもしくは幼稚園生が渡してくれたスポンジは、水分がほとんどなくて、かつ生温かかった。一瞬、その小僧の顔を見たが、あまりにもまじめに応援している眼で、
「ガンバッテクダサイ・・・・」
なんて言われると、僕は何も言えず・・・・うんうんと・・・
逆にその役に立っていないスポンジが妙に嬉しくて、
心臓がキュンとするほど子供たちの気持ちを
感じ取ることができたような気がして・・・
こんな楽しみもあるんだと5回目にして気が付いた。過去子供たちが一生懸命手伝っているのを見てそれなりに感動していたけれど、その渇き気味の生暖かいスポンジは今までにない感情をボクに記憶させてくれた。
それからは、ハイタッチを期待する子供達に躊躇なくハイタッチをして(正確にはロータッチか?)その嬉しそうな顔に自分も悦んでいた。
制限時間内に戻ればいいやという気持ちは、スポーツマン精神にはふさわしくないかもしれないが、ある意味目を△にして競技をするよりも、宮古島でのお祭りを楽しむに相応しいような気もする。
上り坂は、歩いた。残りの距離と時間を計算しながら・・・・まるでオリエンテーリングのようだった。
ゆっくり走ると(歩くと?)周りが良く見える。すれ違う数々の有名選手。牛の鳴き声、見たことのある応援してくれる人。名前も読んでくれる。落語家の円太郎師匠にも応援してもらった。
”口先♂”は相当膝にきているみたいで、形容しがたい悲鳴を時々あげながらジョグしていた。ここで頑張ってもらわないと、会社で立替えている旅費が不良債権化してしまう恐れがあるので、なんとしても頑張ってもらわなければならない(笑)
ようやく、平良の街はずれにたどりく。暗くなり始めた。街の中では、酒盛りをしながら応援をしてくれている。早くボクもビールを飲みたいと思いながら、歩く。走るのは競技場に入ってからでいいのだ。残っている距離と時間から計算すると絶対間に合うからだ。エイドの人たちとの会話を楽しむ。
提灯のぶら下がっているゴール手前の通りにたどりつく、”口先♂”と一緒にゴールするのは、いろいろな意味で問題がありそうなので、先に行くことにする(笑)
競技場のゲートをくぐる。両側は凄い人垣だ。何時間かかっても、この瞬間は自分がヒーローみたいだ。経過時間を考えれば照れくさいが、完走が立派な賞賛の証だと割りきることにする。
先にゴールした仲間が出迎えてくれた。 トレーニング不足だと、イマイチつまらないと途中まで思っていたものの、制限時間内を有効に楽しむという割り切りは、ゴールをして振り返ってみると新たな発見が沢山あったような気がする。
でも、過去の自分をもう一度超えたい自分が、来年も出るぞ!と言っているみたいだ。
2011年の記録 総合順位1116 年代別73 スイム1:13:10 バイク6:01:04 ラン6:03:45 合計タイム13時間17分59秒
2011年宮古島までの正月からの練習記録
スイム9300m バイク736.07km ラン319.6175km 少ね~~~~!
2007年 12時間49分46秒
2008年 11時間55分50秒
2009年 11時間53分10秒
2010年 12時間17分31秒
PS 南三陸町に帰るボランティアおやぢも制限時間内に無事完走した。
僕の体重は、ほとんど減らなかった(ToT)/~~~
でも、正直途中までは、脹脛の痙攣もあったり、あまりにも練習不足だったので、走っていても快感が無かった。リタイアしたいと思ったくらいだ。
でも応援してくれる仲間、リタイアした時の惨めさを思うとできなかった。
そして、別の楽しみも発見した。小学生低学年かもしくは幼稚園生が渡してくれたスポンジは、水分がほとんどなくて、かつ生温かかった。一瞬、その小僧の顔を見たが、あまりにもまじめに応援している眼で、
「ガンバッテクダサイ・・・・」
なんて言われると、僕は何も言えず・・・・うんうんと・・・
逆にその役に立っていないスポンジが妙に嬉しくて、
心臓がキュンとするほど子供たちの気持ちを
感じ取ることができたような気がして・・・
こんな楽しみもあるんだと5回目にして気が付いた。過去子供たちが一生懸命手伝っているのを見てそれなりに感動していたけれど、その渇き気味の生暖かいスポンジは今までにない感情をボクに記憶させてくれた。
それからは、ハイタッチを期待する子供達に躊躇なくハイタッチをして(正確にはロータッチか?)その嬉しそうな顔に自分も悦んでいた。
制限時間内に戻ればいいやという気持ちは、スポーツマン精神にはふさわしくないかもしれないが、ある意味目を△にして競技をするよりも、宮古島でのお祭りを楽しむに相応しいような気もする。
上り坂は、歩いた。残りの距離と時間を計算しながら・・・・まるでオリエンテーリングのようだった。
ゆっくり走ると(歩くと?)周りが良く見える。すれ違う数々の有名選手。牛の鳴き声、見たことのある応援してくれる人。名前も読んでくれる。落語家の円太郎師匠にも応援してもらった。
”口先♂”は相当膝にきているみたいで、形容しがたい悲鳴を時々あげながらジョグしていた。ここで頑張ってもらわないと、会社で立替えている旅費が不良債権化してしまう恐れがあるので、なんとしても頑張ってもらわなければならない(笑)
ようやく、平良の街はずれにたどりく。暗くなり始めた。街の中では、酒盛りをしながら応援をしてくれている。早くボクもビールを飲みたいと思いながら、歩く。走るのは競技場に入ってからでいいのだ。残っている距離と時間から計算すると絶対間に合うからだ。エイドの人たちとの会話を楽しむ。
提灯のぶら下がっているゴール手前の通りにたどりつく、”口先♂”と一緒にゴールするのは、いろいろな意味で問題がありそうなので、先に行くことにする(笑)
競技場のゲートをくぐる。両側は凄い人垣だ。何時間かかっても、この瞬間は自分がヒーローみたいだ。経過時間を考えれば照れくさいが、完走が立派な賞賛の証だと割りきることにする。
先にゴールした仲間が出迎えてくれた。 トレーニング不足だと、イマイチつまらないと途中まで思っていたものの、制限時間内を有効に楽しむという割り切りは、ゴールをして振り返ってみると新たな発見が沢山あったような気がする。
でも、過去の自分をもう一度超えたい自分が、来年も出るぞ!と言っているみたいだ。
2011年の記録 総合順位1116 年代別73 スイム1:13:10 バイク6:01:04 ラン6:03:45 合計タイム13時間17分59秒
2011年宮古島までの正月からの練習記録
スイム9300m バイク736.07km ラン319.6175km 少ね~~~~!
2007年 12時間49分46秒
2008年 11時間55分50秒
2009年 11時間53分10秒
2010年 12時間17分31秒
PS 南三陸町に帰るボランティアおやぢも制限時間内に無事完走した。
僕の体重は、ほとんど減らなかった(ToT)/~~~
本当にお疲れ様でした。通常の激務を抱えながら、完走するだけでも偉業だと思いますよ。其れを言い訳にしない事に頭が下ります。