『御手洗潔と進々堂珈琲』という本があるという情報を得て、手に入れて読んでみた。
短編集で、最初の話は初めて読んだ気がしたが、
次の異国風バーをやっている女の人の話に来た時に、「あれ?・・・なんかこれ知ってる」というデジャブのような感覚があって、
すわ!ドグラ・マグラの呪いが発動!?と思ったら、前に出た本の改題だった。
『進々堂世界一周 追憶のカシュガル』という名前の。
そもそもネットで予約したのに、本屋さんに行ったら手違いでちゃんと予約できてなくて、
何て本です?と聞かれ、
題名があんまり聞きなれない言葉だったからド忘れし、
自分で予約しておいて「さぁ?」と答えるわけにもいかず、
挙動不審になって一生懸命思い出そうとした結果、
「何とか堂です!・・・しんしん? あっそうだ、コーヒーって書いてありましたよ。
何とか堂のコーヒー!(そんな本いっぱいある)。
そのコーヒーは漢字の珈琲でした(断言)。
島田荘司の」
という前半部分が何の決め手にもならない情報ばかりで、よく店員さんわかってくれた。
だいぶ迷惑な客だ。
「島田荘司で・・・聞いたことない題名ですね。新刊では?」って言うから、余計新しいと思っちゃったじゃないか!
もう名探偵と怪しい館が出てきてくれれば、それでいいんです!
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