すだちの皮のエキス
徳島駅の川のほとりで、オシャレな空き瓶の並んだ雰囲気のいい店があったので(きの)「イタリアンかな」入って行って(きの)「ノドが渇いた。この店はアルコールしかないの?」(店)「いいえ、ありますよ。普通のソフトドリンクが」コーラやカルピスにまじって、スダチの炭酸割りというのがあった。スダチは徳島県の名産だから豊富だ。これにしようかな。
外から見えたオシャレな瓶は全部ビール瓶で、クラフトビールの専門店だった。(きの)「この炭酸割りというのはどういったものですか」(店)「スダチのエキスをトニックウォーターで割ります」それはただの酸っぱいだけのドリンクではないのか。(店)「甘さ控えめですよ」(きの)「ほう、ではそれにしよう」なんでそんなに偉そうなのか知らないが、やってきて飲んだソーダが
(きの)「うん!これはおいしい!!」
大騒ぎだ。(きの)「この苦みがいい!いいですね、これ」(店)「はぁ」後でシェフに伝えてくれたまえ。フハハハハ。
帰り道に思い返すとあの味は、世にいうデトックスウォーターなるものが時間が経ってレモンの皮のエキスが出てとても飲めたものではない代物になった時の苦みでは。
あれを素の状態(砂糖なし)で飲もうとするから苦行なのであって、甘みを足すと急に安らかに飲めるようになるから不思議だ。しかも、皮にはポリフェノールやらが含まれている。陳皮エキスを飲んでいるようなものではないのか。漢方だ。体にいいに違いない。
・スダチで作ってみた。最高だった。やはり同じ味。うまいことを考えついたものだ。さすがは飲み屋。こんなものをファミレスで出したら怒られるだろう。スダチにヘスピリジンは入っているのかな。
・レモン。とても香りがよく(きの)「う~んこれは効きそうな」唸りながら飲む姿は、さながら自身の体験を元に研鑽を積む神農のようだ。
・ライム。これも良い。なんとも言えない匂いが。これこそは晩飯時にウヒヒヒヒ。酒飲みとは違う。レモンは国産無農薬があったが、ライムはなかった。輸入品は皮に防カビ剤がいっぱいかかっているだろう。洗ったくらいで落ちるとはとても思えない。それを抽出して飲もうというのだから体にいいのか悪いのか。
・みかん。匂いがしなく味もしない。これが陳皮の原材料のはずだが。香酸柑橘のようにテンションが上がらない。ジャバラでやってみたい。
マーコット&ロイヤルハニー
一緒に買ってきたので味を比べてみよう。どちらもマンダリンと書いてあるが、どちらかといえば手でむけるタンジェリン。
マーコットの方は安定の濃いおいしさ。酸味も少しあって完璧だ。
ロイヤルハニーは薄皮がちょっと分厚い。味は確かに大変甘いが、それだけ。前に買った時(12~3年ぐらい前)に、確か中心部に蜜の固まりのようなものがあって気になった。今回はないみたいだ。そもそもあの時買ったのが、ロイヤルハニーという名前だったのかも不明。
両方ともオーストラリア産。マーコットはむいている時にとてもいい匂いがした。ハニーはそうでもない。ロイヤルは丸っぽい種が1個入ってたからとりあえず土に蒔いておいた。マーコットの方には種はない。ちっ。
ジャバラドリンク(専用グラス付)
発祥の地である北山村が宣伝をしていたので通販で取り寄せて濃縮原液3本セットを買う。このように定期的に味を確かめないと、どんな匂いだったか忘れてしまう。届いて早速(きの)「フガフガ・・・こんなんだったっけ??」もうわからなくなってしまっている。
飲んでも(きの)「??」苦っっ!!かくなる上は本物の果実を手に入れて気が済むまで嗅いでみなければ。
璃の香(りのか)というレモン
何かと掛け合わせて病気に強いらしい。確かにいい香り。ただしデカい。これはオシャレなティーカップには入らないだろう。
チャンドラ・ポメロ
前から狙っていたが、なんのことはない。ピンクグレープフルーツのようなものだ。ただ、どちらかというと文旦寄り。外皮も、匂いも、身ばなれの悪さも。