きの書評

備忘録~いつか読んだ本(読書メーターに書ききれなかったもの)~

『風の中のマリア』(百田尚樹著)の感想

2017-11-18 13:31:34 | 書評
マリアさんはね゛!ぐすっ・・けっして不幸なんかじゃないん゛だよ゛(泣)!!
(どうした?)
 
 一生懸命やってるのに食糧が足りないとか言われて、
それでも自分は帝国の兵士だって、
動けない母親の代わりに、結婚もしないで
頑張って幼い妹達を養って#$%&・・・。
戦場で死んでも本望だって。
 
 通り名は、疾風のマリアっていうんだって。カッコイイね。
戦いに臆することはないんだって。
マリアさんの目を通してみると、世界は綺麗で季節は刺激的で、
体が自分の思うように動くことが、なんともすがすがしい。
 
 それなのに周りが子供も産まないなんて不幸!みたいに決めつけてきて、
どの暮らしが一番幸せか決めて全員でそれに向かっていくよりも、
どんな暮らし方も選べる世の中の方が幸せなんじゃないかな?
マリアさんも選べたら・・・、それでもあの人は兵士を選ぶような気がする。
 
 それにしても、傷ついた仲間も見捨てないといけないほど
過酷な暮らしって(また涙ダーッ)。
日常生活が北斗の拳みたいな状態なの?
それで、ついに仲間の死体を肉ダンゴって!?
 
あ、そうそう、マリアさんスズメバチだった。
 

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