昔に読んだ新撰組の本を、最近になってまた読んでみたら、
土方歳三がこんなに得体の知れない人物だったかな?と、ふと思った。
そういえば、東京ラブストーリーというドラマをやっていた頃は、
主人公の鈴木保奈美の髪型が流行って、
やることなすことオシャレでしょうがない感じだったが、
それから10年後ぐらいに見たら、織田裕二が後半何度も名前を呼ばれたり、
お決まりのテーマソングが流れると幻が見えたりと、
始終何かの生霊に悩まされてるような話にしか見えなかった。
トップガンは、恋愛要素の付いた軍隊の勧誘映画で、
SPEEDは、こんなに頼りない大学1年生みたいなやつに、
乗客の命運を任せるのはちょっと嫌かなと思った。
タイタニックが、最初から遭難の記録フィルムなのはいいとして、
楽しかったはずの共奏曲やロングバケーション、
数々のトレンディードラマが白けて見えたら大変なので、
今はまだ見ないでおこう。
都会で新築のアパートに住み、団子の会社に勤めて、
帰って来たら待ち伏せとも思えるサプライズ訪問があって、
モノトーンの内装の思いもよらない位置にペッタリと座ってビールを飲み、
休みのたびに友人達とスキーやスキューバに行く。
大人になったら当然みんなこのように生きるんだと思っていた、
あの沸き立つような感覚が、全否定されそうで。
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