編んでいる途中に座り心地のクッション性とへたり防止のために中に草を詰め込みます。
パンパンに詰めたところで座面に立ち、かかとで踏み固め編み上げます。
しちとう藺をお湯にくぐらせ、ビニールでくるんで蒸らして柔らかくしてから座面の枠材に編み込んでいきます。
座面編み終わり乾燥中
編みたては硬く、かちかちですが、乾くとふわふわになり、湿気のある時期と乾燥した季節を何度か越すとまた張りが出て安定します。
耐久性は使用条件によりますが、15年から30年くらいです。
春の座編み後は、晴れた日には外に置いて、乾いた春風に当てれば数日で気持ち良く乾きます。
ふきのとうがやっと出ました。
桜も散り始める便りが聞こえてきますが、ここは今朝も霜がおりました。植物はよくわかっていて、まだまだ早いよと、なかなか顔を出してはくれません。
昨晩は早速天ぷらでいただき、今朝からはふきみそが最高です。ごはんどろぼうです。
大町の桜の開花予定は4月8日頃、山桜はやっぱりゴールデンウィークころでしょう。2度目3度目のお花見もどうぞ。
お猿も食事中。
雪が解けてのんびり草の種や新芽をつまみながら群れで移動していきました。