
先日、大腸の検査をしました。今回で5回目です。
最初の経験は平成20年の11月。人間ドックで大腸の再検査をするように指示されたのが始まりでした。その時には5つのポリープが見つかりました。「人によって成長のペースは違う。たった1回ではそのペースはわからないから、1年後にまた招待します。」と言われて、およそ1年後の平成22年の1月に2度目の検査。1つだけ見つかりました。「では、次は2年後に検査しましょう」と言われていました。
ところが、それから1年半後の平成23年7月に、別の病院で検査をすることになってしまったのでした。腸炎で見てもらった病院で医師が、「一応、念のためにカメラで調べておきましょう」と言ったことが理由です。かくして、いつものクリニックとは別の病院で、3つのポリープを切除。そして、生まれて初めて入院を経験しました。この時のことは、こちらに記しています。
そのイレギュラーのせいで、もともとのクリニックとは疎遠になっていたのですが、ちゃんと検査をしておかなければと思い、26年12月に、もとから通っているクリニックで4度目の検査をしてもらいました。「大腸がんのほとんどは、ポリープからできるので、定期的に検査、切除していたらまったく心配はない。この国の人が定期的に大腸検査をするようになれば大腸がんの発生はほとんどなくなる」というのが、このクリニックの先生のことばです。4度目の結果は4つのポリープ切除。4つ以上見つかると、次の検査は1年後というルールなのだそうです。
それで、先日、5度目の検査ということになりました。前述のようにいつ調べてもポリープは見つかったわけで、私はポリープのできやすい体質らしい。今回はいくつだろうと、半ば楽しみにしていたのですが、結果はポリープなし。そういや、切除の際には、足首にアースの電極をつけられるのですが、今回は医師は看護師さんにその指示を出さないまま検査は終わりました(こういうことに気づけるのも、場数を踏んでいればこそ)。体質も年齢によって変わっていくのかしらん。友人は、「この1年、ストレスがなかったということだよ。よかったじゃないか」となだめてくれますが、ちょっと拍子抜け。
次は3年後に招待しますと言われて、帰宅したのでした。「3年後といえば、えーと…」自分の年齢を考えてしまいました。帰りに見上げた月が、この写真です。
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