どんなカメラを使っても手ブレはあります。近頃はカメラが進化して、手ブレ補正なんて機能のあるものもあります。妙に親切すぎて、邪魔に思うこともあります。
フィルム式の一眼レフを使っていた頃は、ひとつの基準としてこんなことが言われていました。「使うレンズの焦点距離分の1以上のシャッター速度で撮れ」。標準レンズである50mmの場合は60分の1秒より早い速度で撮れば安心。200mmの望遠レンズなら250分の1以上なら安心というわけです。もちろん手持ちの場合です。それよりも早い速度でシャッターを切る必要があれば、三脚を使うことになります。
コンパクトデジカメを持つようになって、この基準はほとんど意味を持たなくなりました。何しろ日々持ち歩くカメラですから、三脚までお供をさせられないという事情もありますが、シャッターがストロークをほとんど持たず、電気的なスイッチになってしまったこと、また、カメラの中でミラーやシャッター幕といった振動を伴う動きがないことが大きいと思います(デジタル一眼レフは別だと思いますが)。 実際10分の1秒よりも遅いシャッター速度でも、気を使えばブレは防げるように思います。その結果、夜景でもかなり手持ちで片付けてしまえます。なにしろ機動力がウリのデジカメ。いちいち三脚のお世話になれません。
遅いシャッター速度に対応できるという利点は、撮影の可能性をぐっと広げます。夜景や室内の撮影など、手持ちでどんどん撮れるのがコンパクトデジカメのよいところです。何しろ、撮った後でブレに気づいたら、もう一度撮ればいいわけで、遠慮せずにどんどん撮りましょう。撮影の指南書には、「室内でストロボは使うな、日中こそストロボを使え」なんてのがあります。ストロボを使うと確かに、撮りたいものはちゃんと写るのですが、距離の2乗に反比例して光が弱くなってしまうので、背景が暗くなってしまいます。場の雰囲気が伝わりにくい画像になってしまいます。パーティーの雰囲気を伝える写真を撮るためにはストロボは使わないほうがいいわけで、そのためにも低速度シャッターに強いデジカメはもってこいだといえましょう。
ただし、手ブレを防ぐためには可能な限り広角側で使うこと。
フィルム式の一眼レフを使っていた頃は、ひとつの基準としてこんなことが言われていました。「使うレンズの焦点距離分の1以上のシャッター速度で撮れ」。標準レンズである50mmの場合は60分の1秒より早い速度で撮れば安心。200mmの望遠レンズなら250分の1以上なら安心というわけです。もちろん手持ちの場合です。それよりも早い速度でシャッターを切る必要があれば、三脚を使うことになります。
コンパクトデジカメを持つようになって、この基準はほとんど意味を持たなくなりました。何しろ日々持ち歩くカメラですから、三脚までお供をさせられないという事情もありますが、シャッターがストロークをほとんど持たず、電気的なスイッチになってしまったこと、また、カメラの中でミラーやシャッター幕といった振動を伴う動きがないことが大きいと思います(デジタル一眼レフは別だと思いますが)。 実際10分の1秒よりも遅いシャッター速度でも、気を使えばブレは防げるように思います。その結果、夜景でもかなり手持ちで片付けてしまえます。なにしろ機動力がウリのデジカメ。いちいち三脚のお世話になれません。
遅いシャッター速度に対応できるという利点は、撮影の可能性をぐっと広げます。夜景や室内の撮影など、手持ちでどんどん撮れるのがコンパクトデジカメのよいところです。何しろ、撮った後でブレに気づいたら、もう一度撮ればいいわけで、遠慮せずにどんどん撮りましょう。撮影の指南書には、「室内でストロボは使うな、日中こそストロボを使え」なんてのがあります。ストロボを使うと確かに、撮りたいものはちゃんと写るのですが、距離の2乗に反比例して光が弱くなってしまうので、背景が暗くなってしまいます。場の雰囲気が伝わりにくい画像になってしまいます。パーティーの雰囲気を伝える写真を撮るためにはストロボは使わないほうがいいわけで、そのためにも低速度シャッターに強いデジカメはもってこいだといえましょう。
ただし、手ブレを防ぐためには可能な限り広角側で使うこと。
新緑で爽やかなとてもいい感じです。
ところで、確かに三脚がいいってわかってても、私のような素人はなかなかそこまでして写真を撮りにはいきませんよね。
しかも今の時代、たとえデジイチでもそれはあまり変わらないです。
暗いところなどノイズが気にはなりますが、感度を出来るだけ上げて手持ちで撮る気軽さを優先しています。
デジカメは気軽さが一番だと思います。私は、立派な写真は、そういう人に任せて、自分は自分の撮れる写真でええやないかと考えています。立派な写真も素人の写真もそれぞれのモノサシで存在できるのが、webの時代かなと思います。