年をとってくると、目がかすむとか、老眼で眼鏡が必要になったとかいいます。遠近両用眼鏡なんて便利なような不便なような…
経年変化で目が頼りなくなっていくのは人間ばかりではありません。クルマもまた、視力が落ちてきます。ヘッドライトの明るさのことではありません。ガラス面が少しずつ曇ってきます。せっかくきれいにワックス掛けをしても、なんとなく目が頼りない。目力がなくなるのです。ヘッドライトのガラス部分はガラスではないんですね。ポリカーボネートという樹脂らしい。これが経年変化で、ガラス面が濁ってきます。私のクルマは13年目の車検が近い。すっかり目力をなくしていました。
カー用品店に行くと、ヘッドライト用の研磨剤が売っていて、こいつを使うと新車時の目力が復活するらしいということは知っていたのですが、失敗して却って「失明」してしまうようなことがあれば怖い。素人はなかなか手が出せないのでした。
このたび、思い切って、その研磨剤(正確には研磨剤入りワックスらしい)を買ってきました。今朝から念入りにクルマを洗い、ワックスがけ、室内の掃除機と雑巾掛けもしたあと、恐る恐るそいつを使ってみました。まずは左目から。研磨用のクロスをブロックに巻きつけて、白い液体で磨きをかける。クロスはみるみる肌色になっていきます。研磨されたガラス面の色がかき集められたようです。なるほど、目力アップです。
気をよくして、右目もごしごし。
どうです?若返りましたか?
問題は、どれくらいこの目力が持続するんでしょうね。次にワックス掛けをするくらいまでもってくれればありがたいのですが、なにしろ当方、頑張って年3回がせいぜいですから。
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