明星 沖縄そば

  大正区サンクス平尾商店街の沢志商店で買ってきた即席麺。ロングセラーとなった「チャルメラ」の一派だと思われます。改めて明星食品のサイトを開いてみると、チャルメラは1966年9月の発売だそうです。ということは…現在43歳。長生きですねぇ。
  そして今回話題に取り上げる"明星沖縄そば"も歴史があって、1988年11月スタートだと書かれています。20年以上売られているわけですね。けれどもこれは沖縄限定発売ですから、私たちがふだん行くスーパーなどでは売っていません。

  食べてみます。印象は「沖縄そば好きのための非常食・常備食の即席麺」といったところです。センシティブでない方なら、少し味の変わったうどん、くらいの印象しかないと思います。チャルメラの一派と言いましたが、カップ麺のうどんと麺がどう違うのかがよくわかりません。あの平べったい麺です。スープはかつおと昆布とポークエキスを使った、まぁ沖縄そば風といえるでしょうか。ですから、禁断症状の出た沖縄そば好きの人が、どうしても食べたいという時に、代用品ではあるけれど気分だけでも…という感じです。

  ところで。沖縄県限定で20年以上売れているということはウチナンチュが日常に食べているということでしょうね。観光で訪れた本州の人たちがみやげ物として喜んで買っていく（例えば"沖縄限定ハイチュウ"のように）ので長年売れているというものではないでしょう。ということは、沖縄県人にとっては受け入れられる味ということになります。日頃から安い値でおいしい沖縄そばを食している人たちが、一方で"明星 沖縄そば"も食す。上のように散々な評価を私はしましたが、よそ者が知ったかぶりをして文句をつけることではないでしょうね。失礼しました。