「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ゼレンスキー氏が停戦受け入れの条件を語る、他TASS通信の記事から<ウクライナ紛争2025・02・10

2025-02-10 20:39:57 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

TASS通信
2月10日03:45
【①Zelensky says ready for any format of talks if US, Europe give security guarantees】
ゼレンスキー氏、米国と欧州が安全保障を保証すればいかなる形式の協議も受け入れる用意があると発言
<イギリスのテレビ局ITVニュース>
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米国と欧州が安全保障を保証するという条件で、いかなる形式でも協議に応じる用意があると述べた。
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2月10日01:36
【Germany should make efforts to end conflict in Ukraine — lawmaker】
ドイツはウクライナ紛争を終わらせるために努力すべきだと議員
<Tオンライン・ニュースポータルのインタビュー>
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ザフラ・ヴァーゲンクネヒト同盟・理性と正義党の党首ザーラ・ヴァーゲンクネヒト氏
ドイツ政府はウクライナ紛争の早期解決に向けて独自の措置を講じるべきだと述べた。
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2月10日2月10日 15:49
【③Ukrainian forces shoot drivers of Pokrovskoye mine administration near Krasnoarmeysk】
ウクライナ軍、クラスノアルメイスク近郊のポクロフスコエ鉱山管理局の運転手を射殺
<ポクロフスコエ鉱山管理局の元従業員の証言>
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「ウクライナ軍人が私たちの駐車場にやって来て、鉱夫たちの輸送に使っていたバス数台を奪おうとした。車両を守ろうとした人たちは射殺された」と元従業員らは語った。

情報筋によると、バスを含むすべての車両は数日以内に盗まれたという。「その後、KrAZのトラックが基地に来て、ガソリン、樽入りの軽油、車やバスのスペアパーツ、積載された機器など、燃料をすべて盗んだ。一般的に、盗めるものはすべて盗まれた」と情報筋の1人は語った。
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2月7日23:49
【④Organ harvesting 'business' flourishes in Ukraine — former MP】
ウクライナで臓器摘出「ビジネス」が盛んに行われていると元国会議員が語る
<元ウクライナ最高会議(国会)議員のイゴール・モシチュク氏>
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「ウラジーミル・ゼレンスキー氏は、戦死した軍人の遺体から臓器を摘出して移植することを禁止する法律に署名した。<...> 私たちが何を言っているのか分かりますか?説明しましょう。これらすべての人々から臓器が違法に摘出され、外国人やウクライナ人に売られたのです。後者は(生体材料の)わずか1~2%しか手に入らず、残りは海外に流出しました。彼らはそれを本物のビジネスに変えたのです」と、同氏はユーチューブチャンネルの動画で語った。

ゼレンスキー大統領は2月6日、孤児、親の保護を受けていない子ども、無能力者、身元が判明していない個人、任務中に死亡した国防軍や治安部隊の隊員の遺体から解剖材料を摘出することを禁止する法律に署名した。

これに先立ち、ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、キエフが西側諸国の支援を受けて違法な臓器移植手術計画を開始し、戦場で押収した臓器をインターネットで販売していると述べた。「国防総省の生物学研究所はウクライナ保健省の支援の下で展開されていた」と同外交官は述べた。
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①の記事
これまでゼレンスキーは停戦について出来もしないような事を提示していました。記事のとおりであるならNATO加盟は条件に入れていません。「米国と欧州が安全保障を保証する」のが条件になっており、これが本当であるなら停戦交渉の開始は可能かもしれません。

②の記事
ザフラ・ヴァーゲンクネヒト同盟は現在議席数10の新興の極左政党です。その党首が、紛争解決でドイツが行動するべきだ・と主張しました。日本の野党で、こんな政党ありますか❓ヨーロッパでさえ政権与党はウクライナ支援支持ですが、野党では反対する政党が結構あります。いかに日本の政党が、おかしいか分かると思います。もう約2兆円をウクライナに供与していますが、それを問題視する声も皆無です。
政治家まで含めて日本の大政翼賛会マスコミの情報に頼っているから、まるでウクライナ紛争の事情や原因を理解していません。マスコミも政治(政党)も情けない限りだと思います。

③の記事
今年になってからウクライナ軍の残虐な虐殺事件(22人)や、戦闘拒否した自軍兵士の殺害事件(15人)、あるいは見せしめのための公開処刑(裁判なし、一家5人位)などの事件が起きています。今回は、ポクロウシク炭鉱での事件です。炭鉱労働者を殺害してバスを強奪し、盗める物を全部盗んで行ったそうです。最初の22人虐殺事件はクルスク州で起きました。その後の3件は、全部ウクライナ軍支配地で起きた事件です。これはTASS通信が記事にした分だけです。
このうちの一つたりとも西側のメデイアは報道しません。唯一報道したのが、クルスク州の寄宿舎攻撃事件です。これも、どちらが攻撃したか不明としています。ロシア側の報道を読む限りでは、スームイ州(ウクライナ領)から飛んで行ったミサイルが命中しています。
戦後、この手の事件はボロボロ出てくるでしょうね❓

④の記事は、犯罪者集団の組織的な臓器売買です。新鮮な死体には事欠きませんから死んだかたっぱしらから臓器を摘出してインターネットで臓器販売していたというのです。
東欧には、このような臓器販売のネットワークがあります。ウクライナ以外の例
産経新聞
東欧で中国系犯罪組織が「卵子農場」、タイ人女性100人超に手術強制か タイ当局が捜査
2025/2/10 15:47
https://www.sankei.com/article/20250210-2ZE2EJKT4VHM7HZL3PZNIVOHS4/

※もう正気を逸しつつあります。早く、戦争は止めるべきでしょうね。少なくともトランプ氏は、止めるための努力を始めました。これまでは、ヨーロッパもバイデンさんも戦争を煽り立てるだけでした。気違い部落にやっと、トランプと言う正気の人間が現れました。これまでの異常さが分かりますか❓
気違いばかりだと、誰も自分たちが気違いだと分からないと言うことです。
その気違い部落の中で、マスコミが全員参加で盛り上がっていたのが我が日本です。
恥ずかしくないですか❓

※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


日本のマスコミが全く報道しないドイツ政界の現在地>左派独裁になりかけている<2025・02・10

2025-02-10 20:37:02 | ヨーロッパ

現代ビジネス
2025.02.10 川口マーン恵美
日本のメディアが報じない「ドイツのいま」がヤバすぎる…「難民問題」「極右打倒」で大混乱の「異常事態」に!
https://gendai.media/articles/-/146596

読むと驚くと思います。
ドイツ議会にキリスト教民主同盟系が難民規制の決議案を出して野党AfDが賛成して可決されました。決議案には拘束力はありません。
これを巡って緑の党(極左)と社民党(左派)が、猛烈な抗議を始めました。
それがドイツ各地で起きた反AfDデモです。ベルリン市はブランデンブルク門付近に16万人が繰り出したそうです。このニュースだけ聞くとAfDが、物凄く悪い政党に見えるでしょう❓

しかしAFDは旧東ドイツ地区の州選挙では30%強の支持率を獲得しました。今度の総選挙の事前予想では20%程度の支持率があり、支持率では第2政党になるかもしれません。これだけの支持のある政党が、単に悪いだけのはずがありません。

しかも元首相のメルケルまで出てきて猛烈なAfD批判をし、所属政党であるキリスト教民主同盟まで批判しました。

ドイツ社会を揺るがしている大問題は、難民による犯罪の多発です。しかも殺人事件が多発していて総数不明なくらいに多いようです。
「これ以外にも、すぐに忘れられてしまう殺人が山ほどあり、ティーンネイジャーの子供を難民(申請者)に殺された300組もの夫婦が、すでに互助会を結成している。彼らは、悲劇が2度と繰り返されないようにと政治に働きかけているが、政治家らは聞く耳を持たない。」

これに蓋をするのが、左派支持のドイツ公共テレビであり有力新聞です。左派支持の報道しかしないので、これまで左派がやってきた政策を非難しません。左派政党とドイツ・マスコミが、組んで批判を封じている様子が分かります。そして批判する相手が、AfDです。極右・ポピュリズム・独裁などナチスドイツと絡めて徹底的に弾劾し、政治から排除しています。

ここまで来ると分かるでしょう❓
緑の党(極左)と社民党(左派)に本来保守であるキリスト教民主同盟系まで参加して、AfDを葬り去ろうとしています。ここまで来てしまえば、この既存3党とドイツ・マスコミが組んで、半独裁体制が出来上がっていると言っていいでしょう。公共テレビまでここに加わっています。
第一、ナチスは社会主義政党であり極右ではありません。そう認めると右派のAFD批判が出来ませんから、ナチスを極右の独裁と事実を捻じ曲げています。今、ヨーロッパの政界では左派が優勢な国が多いですから、この捏造をほぼ全部の国が支持しています。それを、右派叩きに利用しています。

やっていることは、集団的左派独裁と言うべき性質があります。左派の欠陥が全部出ています。
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他を排除して自分たちのグループの勢力拡大を図る。
自分たちの考えや政策を絶対正しいものとして批判を許さない=誤りを認めない
段々、反対意見や異論を否定して排除する
マスコミを動員して自分たちのプロパガンダを繰り返し、国民を洗脳していく
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ナチスドイツを絶対否定しながら、自分たちが同じ道を歩んでいます。
仲間内には、自由と民主主義らしきものがあるから、何となくそう見えます。
しかし、それは仲間内であり、自分たちと違うものは排除して封じようとしています。
つまり、実際には自由主義や民主主義を否定しているのと同じ結果になります。

もっと、それが酷くなれば旧ソ連型社会と似たような社会になると思います。
是非、一度記事を読んでほしいと思います。
特に難民の犯罪者を、そのまま放置している状況には呆れると思います。
一体、どれだけ殺人事件が起きているかすら数字を公表していないのではないか・と思います。

もう、ほぼ終わっているでしょう❓
イーロン・マスクが、あれ程露骨にAfDを支援するのは、これが理由です。
ドイツは、半分社会主義国家に足を踏み入れていると言っていいでしょう。
右派のAfDの政治参加を認めて、自分たちの誤った政策を変えていかない限り、その道を歩き続けるのではないか・と思えます。

こんな事は日本のマスコミは報道しません。数少ない外国語のメデイアの日本語版でも見たことがありません。むしろ、トランプ氏やイーロン・マスク批判が多いです。
どうも、ドイツの国内の政治状況を見る限り批判されるべきなのは、ドイツの既存左派政党のように見えます。
メルケル氏自身はキリスト教民主同盟に所属していますが、その政策は左派的なものが多いです。
メルケル16年時代に採用された政策が、今ドイツ社会を蝕んでいると言えます。
次の政権と併せて20年近くドイツでは左派的な政策が多く、そしてそれにドイツの大マスコミが協力してきました。
こうしてドイツ人は、左派的な政策を刷り込まれたのであろうと思います。

アンゲラ・メルケル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%B1%E3%83%AB
メルケルは生まれは旧西ドイツのハンブルクです。しかし父親が福音主義教会の牧師であり父親の東ドイツへの赴任により、生後数週間後の1954年に両親と共に東ドイツへ移住します。メルケルが初めて西側に足を踏み入れたのは、1989年11月9日ベルリンの壁崩壊の後でした。メルケルは生まれてから34年間を東ドイツで暮らして成長して大人になりました。周囲は東側の人間だけです。教育内容も東ドイツ的なものが多いでしょう。反ナチス教育は子供の頃から叩き込まれているでしょうね❓
その後、すぐに政治の世界に足を踏み入れます。段々、頭角現わしてやがてドイツ首相になりました。
だからメルケルが社会主義的な政策をとっても全然不思議ではありません。
そして最初の組閣の時、緑の党と近い社民党との連立政権を作ります。
こうしてメルケル政権には、常に社民党と緑の党がいます。
これが、その後20年のドイツ政治の基本形になります。
そしてメルケルの極端なAfD嫌いが、ドイツ政界に大きく影響を与えました。
AfDを極端に嫌う理由は、AfDとナチスを同一視しているからだろうと思います。
メルケルには、一旦思い込むと絶対それを変えない癖があります。

ドイツが、どうして左派的な考えが主流になったかは、この辺りに理由がありそうです。
メルケルの極端なAfD嫌いが、一層左派的な傾向を強めたのではないか・と思います。
結局、メルケルの思想的背景はキリスト教と社会主義なのだろうと思います。
それが、今のドイツ政界の流れを決めてしまったのではないか・と思います。
ドイツ政界が変わろうと思えば、メルケル的な思想と決別するしかないように思えます。


※関連日記目次
項目「ヨーロッパ」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


トランプVSテイラー・スウィフト、その後<2025・02・10

2025-02-10 20:35:23 | アメリカ合衆国

テイラー・スウィフトはアメリカの50歳以下の女性に大人気の女性歌手です。
大統領選の時、トランプは、テイラー・スウィフトに民主党支持を表明しないようにそれとなく働きかけました。
ところが、テイラー・スウィフトはハリス出馬が決定するとハリス支持を表明しました。

これに激怒したトランプは❓

トランプ氏「テイラー・スウィフトが大嫌いだ!」…ゴルフ場での暗殺未遂事件直前に投稿
2024/09/16 20:34
https://www.yomiuri.co.jp/world/uspresident/20240916-OYT1T50063/

「テイラー・スウィフトが大嫌いだ!」宣言をしました。
結局、テイラー・スウィフトのハリス支持は、ほとんど選挙戦に影響はありませんでした。
しかし、共和党支持者ではテイラー・スウィフトの好感度は、激!落ちしました。
さすがにトランプ支持者からテイラー・スウィフト撲滅運動までは起きていないようですが、相当嫌われています。

スーパーボールを一緒に観戦することになったんですが・・・
『 トランプ大統領がスーパーボウル観戦、現職初…テイラー・スウィフトさんをSNSで攻撃』
2025/02/10 17:16
https://www.yomiuri.co.jp/world/20250210-OYT1T50100/

テイラー・スウィフトがオーロラビジョンに映し出された時、ブーイングが起きました。
これをトランプは喜んで、自分のSNSに投稿したという話です。
トランプは、無邪気で勝気な「じいちゃん」です。

では、トランプはどうだったのか❓

歌手のテイラー・スウィフトさん、スーパーボウルでブーイング浴びる 大統領選はハリス氏支持
2025/2/10 12:00
https://www.sankei.com/article/20250210-J4S5TCGOIZH27DGMYWEUQ7MG3I/
トランプ氏、スーパーボウルを生観戦 現職史上初 観衆から歓声とブーイング
2025/2/10 10:38
https://www.sankei.com/article/20250210-DLSFALVXWNMZXLQKKEZVKSEQAQ/

トランプも民主党支持者から盛大なブーイングを浴びたようです。
でも共和党支持者から盛大な歓声をもらったので、トランプは満足と言うわけ。
それを自分のSNSで自慢するのですから、やんちゃな「じいちゃん」ですね❓
およそアメリカ大統領らしくないところが、トランプのいいところです。

テイラー・スウィフト
(くっそ~~~!あんなタチの悪い爺に逆らうんじゃなかった!)

※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次③
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce