「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

欧米の「ダブルスタンダード(二重基準)」を明確に非難した国際人権団体HRWのティラナ・ハサン代表<2024.1.12

2024-01-14 22:20:07 | アフリカと中東

ここまで明確に欧米の『ダブルスタンダード(二重基準)』を厳しく批判したのは初めて読みました。そもそも西側の主要メデイアでは、記事にすらなりません。AFPが記事にしたのは、日本語版では過去1年で2回目だと思います。
(都合の悪いことは、ひたすら隠す。情報統制や情報操作が分かりますか❓)

私が『ダブルスタンダード(二重基準)』を日記の中で度々指摘しているのは、全く同じ意味で指摘しています。

※以下記事から引用
『国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)のティラナ・ハサン(Tirana Hassan)代表がAFPとのインタビューで批判した内容』

「西側諸国や欧州連合(EU)加盟国が、自らの政策を推し進めるためだけに国内外の人権侵害に目をつぶるのは、偽善以外の何物でもない」

「(そうした)ダブルスタンダード(二重基準)は、グローバルサウス(新興・開発途上国)に気付かれており、人権擁護においてわれわれが頼りにしている国際機関をむしばんでいる」

『ハサン氏はとりわけイスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)の軍事衝突に言及し、昨年10月7日にハマスがイスラエルの民間人を攻撃したことを一部の国は「激しく非難」したが、「イスラエル当局によるガザへの攻撃やガザでの民間人の死に対する米国、EU、その他の国々の反応は、はるかに弱かった」と指摘』

『「二重基準」は、ロシアや中国のように「(人権関連の)国際機関は自分たちのためのものではない、人権は万人に適用されない」と主張する国々によって武器として使われていると警告した。』

「2023年から得られる教訓があるとすれば、人権はその道徳的権威が均等に適用される場合にのみ存続するということだ」と述べた上で、「人権は『あるといい』ものではない。各国が適用したいときに、選択的に適用するものではない」

※グローバルサウス、あるいは第三世界の国々は、このような事実を認識しているからガザ問題でガザ市民の保護を訴えておりイスラエルを糾弾しています。
一部の国が政治的に利用している部分もありますが、本質は記事の内容の通りです。

※そう聞いても尚、欧米の曖昧な態度を許せますか❓
許せる人は、「ジェノサイドを許す側=ダブルスタンダードの立場に立つ人」です。
それは、人間としておかしいと思います。

※ウクライナ紛争も同じ問題を含んでいます。
(もっと、ひどいとも言えます。)
欧米以外の国々にウクライナを支持する国が少なくロシアを支持する国が多いのも同じ理由によります。
簡単な話!
シリア難民とウクライナ難民を比較してください。
ウクライナ難民は、随分欧米で手厚く保護されています。

もっと悲惨な状況のシリア難民は、どうです❓
シリア難民を受け入れているのは、周辺の貧しいアラブ諸国です。欧米は、それに対しどれだけ支援や援助をしています❓

NATOが自分たちの都合によりシリアの内戦に介入したから、シリア内戦は収取の付かない混乱状態が、今も続いています。その責任をNATOは、どう取るのか❓
軍事力が強ければ、何をしてもいいのですか❓
これを問われているのです。

日本政府は、ウクライナ向けに6000億円を提供すると決定しました。支援する国や地域が違うでしょう❓
もっと困っている人々や国々を支援するべきだと思います。6000億円あれば、色々な支援が出来ます。
ウクライナ支援など欧米に任せておけば、いい事です。欧米(特にアメリカ)が引き起こした戦争ですから当然、欧米が支援するべきです。


※関連記事目次
項目「アフリカと中東」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8e2281cde3859a8659b62d9f1680c9d2


(MLB)セイバーメトリクスとOPS<2024.1.13

2024-01-14 22:17:26 | MBL & プロ野球

私が、OPSという指標に気が付いて注目するようになったのは去年からです。それほど野球に興味があるわけではありません。
翔平君を応援するうちに少し野球の勉強をしました。そこでOPSを知り、今メジャーの打者評価で重要視されていることを知りました。少し説明します。

※計算式は、簡単で・・・
OPS⇒「On-base Plus Slugging」
出塁率(OBP)「On-Base Percentage」+長打率(SLG)「Slugging Percentage」
数字が大きいほど優れていると評価します。

※評価の一つの基準
(開発者であるビル・ジェームズの評価)
A(素晴らしい).9000以上 
B(非常に良い).8334 – .8999
C(良い)   .7667 – .8333
D(並 )   .7000 – .7666
E(平均以下) .6334 – .6999
F(悪い)  .5667 – .6333

※『セイバーメトリクス(SABRmetrics, Sabermetrics) 』という考え方が、ビル・ジェームズにより1970年代に提唱されました。
ごく簡単に内容を書くと・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B9
「野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法である。」
「OPSは、その中の打者評価の重要指標の一つです。」
◎打席あたりの総合的な打撃貢献度を表す指標
◎得点との相関関係が非常に強い
◎セイバーメトリクスでは重用される指標

※考え方自体は、1970年代からありました。
でも、野球関係者の認識は昔ながらの経験重視でした。新しい考え方を採用としようとは、しませんでした。

「セイバーメトリクス」を実際にチーム編成に活用し大成功を収めたのが、ビリー・ビーン氏です。
2000年代、オークランド・アスレチックスのGMとしてチーム編成を考えるのに「セイバーメトリクス」を活用しました。
それが実際に成功して良い結果が得られたので、それからメジャーで「セイバーメトリクス」の考え方をチーム編成に取り入れる球団が増えていきました。今では、非常に重視されている・と言っていいと思います。
(まだ昔ながらの、ドンブリGMも残っています・・)

※メジャーで「セイバーメトリクス」の考え方をチーム編成に取り入れるようになってから、まだ20年くらいだと思います。
その中の打撃評価の重要指標である「OPS」が打撃指標で一番重要視されるようになったのは、ごく最近と言えます。
その構成要素である「出塁率」と「長打率」も同じように重要視されるようになりました。
メジャーでは「出塁率」ランキングが一つの項目になるほど普及してきました。

※周回遅れの日本の野球では、まだ「セイバーメトリクス」を取り入れているとは言えないでしょうね。
だから「OPS」「出塁率」「長打率」が軽視されます。
昔ながらの経験を重視する練習をしているから、特に打撃部門では、どんどんメジャーから遅れています。
2023年の阪神優勝には、「出塁率」の要素を取り入れています。四球を増やすように岡田監督から厳しい指導があり査定項目にもなり、それがチームとしての「出塁率」を高めた結果が優勝です。

※OPSが重要な打者評価の指標である証拠は、メジャーの過去の偉大な打者の生涯OPSランキングを見れば分かります。過去の偉大な打者は、軒並み上位にランクインしています。
その多くの選手が活躍した時代には、OPSの指標はありませんでした。過去の偉大な打者は、全員OPSの数字が高いという単純な事実があっただけでした。
セイバーメトリクスが過去の膨大なデータから統計学的に導き出された考え方だからです。統計学的に分析された多くの指標があります。その中の重要指標の一つがOPSです。

※MLB「生涯OPSランキング」トップ30
順位 選手(MLB在籍) OPS OBS出塁率 SLG長打率
1 ベーブ・ルース
(1914~1935) 1.164 .474 .690
2 テッド・ウィリアムズ
(1939~1960) 1.116 .482 .634
3 ルー・ゲーリッグ
(1923~1939) 1.079 .447 .632
4 バリー・ボンズ
(1986~2007) 1.051 .444 .607
5 ジミー・フォックス
(1925~1945) 1.037 .428 .609
6 ハンク・グリーンバーグ
(1930~1947) 1.017 .412 .605
7 ロジャース・ホーンスビー
(1915~1937) 1.011 .434 .577
8 マニー・ラミレス
(1993~2011) .996 .411 .585
9 マイク・トラウト
(2011~現役) .994 .412 .582
10 マーク・マグワイア
(1986~2001) .982 .394 .588
11 ミッキー・マントル
(1951~1968) .978 .421 .557
12 ジョー・ディマジオ
(1936~1951) .977 .398 .579
13 スタン・ミュージアル
(1941~1963) .976 .417 .559
14 フランク・トーマス
(1990~2008) .974 .419 .555
15 ラリー・ウォーカー
(1989~2005) .965 .400 .565
16 ジョニー・マイズ
(1936~1953) .959 .397 .562
17 ジム・トーミ
(1991~2012) .956 .402 .554
18 トッド・ヘルトン
(1997~2013) .953 .414 .539
19 ジェフ・バグウェル
(1991~2005) .948 .408 .540
20 メル・オット
(1926~1947) .947 .414 .533
21 ラルフ・カイナー
(1946~1955) .946 .398 .548
タイ・カッブ
(1905~1928) .946 .433 .513
23 ランス・バークマン
(1999~2013) .943 .406 .537
24 ダン・ブローザース
(1879~1904) .942 .423 .519
25 ウィリー・メイズ
(1951~1973) .941 .384 .557
26 アルバート・ベル
(1989~2000) .933 .369 .564
エドガー・マルティネス
(1987~2004) .933 .418 .515
28 ブラディミール・ゲレーロ
(1996~2011) .932 .379 .553
デビッド・オルティーズ
(1997~2016) .932 .380 .552
30 チッパー・ジョーンズ
(1993~2012) .930 .401 .529
アレックス・ロドリゲス
(1994~2016) .930 .380 .550
ハリー・ハイルマン
(1914~1932) .930 .410 .520


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


(MLB)フィリーズの特殊仕様切り込み隊長のカイル・シュワバーとフィリーズのフロント改革+ブレーブス<2024.1.13

2024-01-14 22:15:30 | MBL & プロ野球

メジャーには色々な球団があり金満球団もあれば、それなり球団もあり、貧乏球団もあります。
金満球団は、大金を使って補強できます。
それなり球団は、ある程度は使えますが限界もあります。

今回は、異色の編成をするフィリーズ。
フィーリズは2020年まで連続9シーズン、プレーオフ進出を逃しました。これは、フロントの責任です。フロントの強化無くしてチームの再建は出来ません。これは他の球団でも全く同じです。近年、チーム再建に成功した球団は全部フロントの強化からチーム改革をして、その後結果を出しています。

まず、成績不振のGMのクレンタク氏がオフに退任しました。実質、解雇でしょうね。
選手として現役引退後フロントりしたサム・ファルド(現在42歳)を2020年12月22日にGMに昇格させます。
そして、再建の切り札としてデーブ・ドンブロウスキー氏を(球団初の)編成本部長に招聘しました。2020年12月
現在のGMと編成本部長です。

デーブ・ドンブロウスキー氏の経歴
1991年9月マーリンズの初代GM 1997年ワールドシリーズ制覇
2001年オフにデトロイト・タイガース球団社長
2006年22年ぶりのリーグ優勝 Wシリーズ対カージナルス1-4敗退
2012年リーグ優勝 Wシリーズ対ジャイアンツ0-4敗退
2015年8月4日GMを解任された
2015年8月18日ボストン・レッドソックスの編成最高責任者
2018年にはワールドシリーズ制覇
2019年9月8日に解任された
2020年12月フィリーズの(球団初の)球団編成本部長
成績
計5回のリーグ優勝
ワールドシリーズ制覇2回
4つの異なる球団でワールドシリーズ進出を果たした

長い業界歴があり、実績もあります。
レッド・ソックスは、ひどいですね❓
ワールドシリーズ制覇の翌年に解任しています。
ドンブロウスキー氏が球団編成本部長に就任後のフィリーズの成績。

2021年 ナ・リーグ東地区2位プレーオフは逃す
2022年 地区2位でプレーオフ進出、リーグ優勝
Wシリーズは、対アストロズ戦2-4敗退
2023年 東地区2位プレーオフ進出 リーグ優勝決定戦でDバックスに3-4敗退

明らかにドンブロウスキー氏の手腕が発揮されていると思います。
そんなドンブロウスキー氏の手腕を象徴する選手が、カイル・シュワバー選手です。

やっと、カイル・シュワバーの話まで来ましたね❓
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2101244/base

カイル・シュワバー選手は、カブスで6年プレーした後、2021年にナショナルズに移籍しました。その年の後半にレッドソックスに移籍します。
オフにフィリーズが獲得して2年プレーしています。
ドンブロウスキー氏がカイル・シュワバー選手を獲得したのには、ある考えがあったのだろうと思います。

それまでのカイル・シュワバー選手は、ホームランを30本ぐらい打てる以外には特徴のない選手でした。
それが、大変身します。
これはコーチのレベルでは出来ないと思いますので、ドンブロウスキー氏からコーチに指示が出たのであろうと思います。
どんな指示が出たか❓
思いっきり!1発を狙え。
ホームランか四球か三振でいい。
(四球は沢山選べ)
打順は、トップバッターです。
三振200 打率2割  普通仰け反るでしょう❓
ところが❓
ホームラン46本 出塁率.323 OPS.827

ドンブロウスキー氏が考えたのは、1番バッターにHR打者を置いて1発を狙わせると同時にある程度の出塁率も求めました。出塁率がこれくらいあると2番のハーパー選手の強打が生きてきます。

2023年は、更にすごいです
打率.197⇒四死球132⇒出塁率.343&HR47

つまり❓
フィリーズの作戦は、最初にホームラン打者を置いて相手投手を脅す作戦です。しかも四死球が多いから簡単には打ち取れない。
1番バッターなのに見たら呆れる低打率と三振の多さ。
しかし40本以上のホームランと3割を超える出塁率があります。
特に短期決戦には有効だと思います。
いきなり、ホームランバッターが出てくれば投手なら誰でもイヤでしょう❓
しかも、それ以前は30本前後だったホームランがここ2年は46本47本と激増しています。
『三振を200個してもいいからホームランを40本以上狙え!』と言う指示がはっきり出ているから安心して三振しながらホームランを量産しているのだろうと思います。
こうしてシュワバー選手のホームランを打つ能力が開花したと言うわけです。ドンブロウスキー氏がシュワバー選手の隠れた能力を見抜かなければ、多分シュワバー選手は平凡なHR30本打者で終わったと思います。

主な成績
カイル・シュワバー(30歳)
2022~フィリーズ
OPS.827 出塁率.323 長打率.504 HR46 死四球90 打点94 打率.218 三振200
OPS.817 出塁率.343 長打率.474 HR47 死四球132 打点104 打率.197  三振215
2023ダイヤモンドバックス戦の成績
3打数1安打 1四球 HR0
2打数0安打 2四球 HR0
4打数2安打 1四球 HR1
3打数2安打 2四球 HR1
3打数0安打 1四球 HR0
3打数2安打 1四球 HR2

珍しくヒットも結構出ていますし、四球の多さは普段の通りです。ホームランを打つのも普段の通りです。

これがドンブロウスキー氏が考えた短期決戦用の戦い方です。
なるほど!と思うでしょう❓
※まともにやると、ブレーブスには絶対に勝てないからです。

(2)ついでに、ブレーブス
今、メジャーの最強チームはブレーブスだと思います。
東地区の強豪ですが一時期やや不振でした。
そこで、GMを補強しました。

常勝軍団ブレーブス、アンソポロス編成部長と31年まで契約延長
[2024年1月13日9時48分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202401130000160.html

アレックス・アンソポロス氏がGMに就任した後の、ブレーブスは2018年からア・リーグ東地区連続優勝です。
2021年は、Wシリーズ優勝も果たします。
最近はプレーオフ1回戦で敗退していて、やや優勝ボケですね❓2年連続でフィリーズに足をすくわれています。
今年は、気合を入れてまたWシリーズ優勝を目指すのでないですか❓
あれだけドジャースが補強しても、まだブレーブスの方がチーム力としては上だと思います。
ブレーブスの超強力打線が爆発すれば、勝てるチームはないと思います。


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日本ハムの上沢直之がレイズとマイナー契約&ドジャースの欲張り<MLB2024.1.12

2024-01-14 13:59:55 | MBL & プロ野球

日本ハムからポスティングの上沢直之がレイズとマイナー契約 招待選手でキャンプへ、昇格目指す
[2024年1月12日11時34分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202401120000237.html
ドジャースとカブスで2対2トレード ド軍はブッシュら放出で40人枠空け、10代の有望株加入
[2024年1月12日9時55分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202401120000138.html

上沢直之は、メジャー契約は出来ずレイズとのマイナー契約になりました。
メジャーのキャンプに招待選手として参加することが決まったようなので、キャンプでどれだけアピールできるかですね❓
ここでロースター枠に入らないと厳しいと思います。もう29歳ですからマイナーで揉まれてメジャー昇格は難しいように思います。
上沢直之は、日本ハムでの成績が並です。防御率も並。アピールポイントが少ないです。だからマイナー契約になった訳ですが、何とも言えませんね・・・
せっかくアメリカに行くのだから頑張って欲しいと思います。
上沢直之が、もしメジャーで通用すれば日本の投手はメジャーで通用する投手の間口が広がります。
その意味で試金石ですね❓

※さて欲張りドジャース。
カブスと2対2のトレードで、ロースター枠の不要な選手を放出して枠を2枠開けました。
1枠は、テオスカー・ヘルナンデス外野手用です。

もう一枠開けたと開けたということは❓
もう1人、補強する考えがあるのだろうと思います。
まだ救援投手の大物が、ほとんど契約していません。
ブルペンのテコ入れを考えているのかもしれません。

代わりに先発左腕ジャクソン・フェリス(19)とザイアー・ホープ外野手(18)の本当の若手2人を獲得しました。まだ1Aの選手のようですから、これからの2人です。

※翔平君のおもしろネタ

大谷翔平の愛犬デコピンに米国ビザ発給? 「実は私、犬に優しいんですよ」と駐日米国大使
[2024年1月11日16時45分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202401110000689.html

ラーム・エマニュエル駐日米国大使は気さくで楽しい人ですね❓
福島に行って食べて応援!をやっていました。
鉄道オタクで休日は、列車に乗ってあちこち旅行しているんだそうです。日本の鉄道に大満足のようです。

駐日米大使、福島訪問 地元産の魚食べ中国非難
2023年8月31日 21:53 発信地:福島 [ 日本 アジア・オセアニア 米国 北米 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3479489

※ちゃんと上手に箸を使っていますね❓


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静かに進むコーカサスと中東の地政学上の変化(ロシア・トルコ・イラン)<2024.1.12

2024-01-14 13:57:38 | アフリカと中東

ウクライナ紛争とガザ紛争は、欧米の意図とは無関係にコーカサスと中東に大きな地政学上の変化を引き起こしています。

(1)コーカサス
これまでは、アゼルバイジャンとアルメニアの長い戦争がありました。
ナゴルノ・カラバフ戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%95%E6%88%A6%E4%BA%89
2020年ナゴルノ・カラバフ紛争
https://ja.wikipedia.org/wiki/2020%E5%B9%B4%E3%83%8A%E3%82%B4%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%95%E7%B4%9B%E4%BA%89

アルメニアをロシアが支援し、アゼルバイジャンをトルコが支援したため長きにわたり戦争が継続しました。
結局ロシアが非を悟りアルメニア支援から手を引きました。ロシアの仲介で一応の停戦が成立しました。その後アゼルバイジャンがナゴルノ・カラバフ地区のアルメニア系武装勢力の武装解除を行いました。ロシアはウクライナとの戦争中であり、いわばそれを黙認しました。ロシアはナゴルノ・カラバフ地区のアルメニア系住民の保護とアルメニアへの移動の安全を守っただけでした。
BBC
アゼルバイジャン、「対テロ作戦」開始24時間で「主権回復」宣言 アルメニアとの係争地めぐり
2023年9月21日
https://www.bbc.com/japanese/66863587

これでやっとアゼルバイジャンは、ナゴルノ・カラバフ地区の主権を回復することが出来ました。旧ソ連が崩壊した時から続いてきた戦争がやっと終わりました。

しかし、アルメニアにすると長年支援を受けてきたロシアの裏切りと思うわけです。普通、そうですね❓
戦争自体は、アルメニアの一方的な侵略戦争の意味合いが強いです。しかし何故か西側社会は、アルメニアを支持してきました。

戦争終了後は、アルメニアはロシアと疎遠になり西側を頼ろうとしました。フランスやアメリカです。しかし、フランスやアメリカがロシアほどの支援をしてくれるかは疑問です。ロシアと隣接していますから、ロシアと揉めればウクライナと似たような事になると思います。

腹は立つけれど、最近アルメニアはロシアとの関係を改善する動きを見せています。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122600502&g=int
そして戦争は終わりましたけれど、アルメニアとアゼルバイジャンは戦後の交渉をしなければなりません。ところが、これを仲介できる国がありません。全部、ダメなんですね❓
結局、イランが和平を仲介することになりました。
https://jp.reuters.com/world/security/CJWFE4PDCZIYJA45G5PMOQDEPY-2023-10-23/
その後、話し合いは継続していると思います。

※取り敢えず、長きにわたったコーカサスの戦争が終わるとともに周辺の関係諸国の関係も大きく変化しました。
一番は、トルコとロシアの間の緊張関係の原因が消えたことです。これがトルコとロシアの間の最大の問題であったと言っていいと思います。アゼルバイジャンを支援してきたのはトルコです。いわばロシアは、戦争から手を引くことでトルコに一つ貸しを作りました。元々ロシアとトルコの関係は、それほど悪くありません。

(2)中東
ガザ紛争は、言ってみれば「踏み絵」です。
二択問題であり、二股膏薬は許されません。
トルコは、当然パレスチナ支持です。イスラエルを弾劾しています。
もちろんイランも同じです。不倶戴天の敵同士です。

※ロシアは❓
長年のイスラエルとの友好関係を変更し、明確にパレスチナ支持の立場を表明しました。

※つまり、これでトルコとロシアとイランは同じ立場に立ちました。

※問題はトルコです。
反イスラエルの立場に立ちイスラエルを弾劾するのは、その背後にいる欧米とも対立することになります。
そこでトルコは、周辺諸国との関係改善に動いています。
ギリシャとは和解しました。NATOの嫌われ者のハンガリーと何やら相談しています。
資金面では、アブダビなどUAEに頼ろうとしています。イランとも関係強化を図っています。

※つまりコーカサスは、ほぼロシア・トルコ・イランの政治的な協力体制が構築され欧米の入り込む余地は無くなりました。そしてこの地域はロシアの友好国ばかりです。ロシアからイランに至る陸の回廊が完成しました。
おそらくアゼルバイジャン経由の連絡用の道路や鉄道が整備されると思います。
そうです。
ロシアは、イランから港湾を租借できれば南の海への出口を持つことが出来ます。帝政ロシア時代からのロシアの積年の夢が実現する可能性が大きくなりました。そしてロシアとイランの軍事的な結びつきが強まれば、これまで孤立していたイランは軍事的に強化されます。そうなればアメリカは、おいそれとはイランに干渉できなくなります。

※ウクライナ紛争からガザ紛争と続いた紛争は、このようにロシア・トルコ・イランの結びつきを強め、更にはUAEもここに参加します。

※最近ではアメリカの傀儡であるイラクさえ、駐留米軍の撤退を求めています。

※どうです❓
ウクライナ紛争~ガザ紛争と究極のダブルスタンダードを欧米は露骨に示しました。その結果、ロシア・トルコ・イラン+UAE+北朝鮮の政治的な結束力が強まりました。
結果として欧米はコーカサスからは完全に排除されました。コーカサスの陸の回廊を確保したロシアは、いつでもイランに行けます。イランとロシアの軍事的な結びつきがさらに強まり軍事同盟的な関係になれば、イランは圧倒的に強力になります。

欧米は中東でも大きく勢力を減退させつつあります。

※これが欧米が、ウクライナとガザで見せた究極のダブルスタンダードに対する答えです。もう、その答えを覆すことは出来ません。
それだけでは、ありません。
トルコが将来的にもNATOに留まるかどうかは、不確定になりつつあります。NATOからトルコが離脱し、ロシア・イランに参加すれば❓

これが、今見えつつある中東の地政学的変化です。
それは、中国も交えてアフリカにも広がるでしょうね❓


※コーカサスの地政学に関する記事
旧ソ連首脳会議にアルメニア参加 対ロ関係冷却化で久々
2023年12月26日14時53分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023122600502&g=int

イラン大統領、1月4日にトルコ訪問 ガザ・シリア情勢など協議
ロイター編集
2023年12月27日午前 1:09 GMT+96時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/7Y3FNWNKZNJP3HVH3HQL7RD464-2023-12-26/
2024-01-04 06:19国際
イラン大統領、トルコ訪問延期=爆発の死者95人に修正
https://sp.m.jiji.com/article/show/3134352?free=1

ロシア主導の経済連合加盟5カ国、イランとFTA締結
ロイター編集
2023年12月26日午後 1:15 GMT+99時間前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/UXKIHZTE2FKRTJE4ORH3JOA5D4-2023-12-26/

トルコ大統領、ハンガリー訪問 一層の関係強化を表明
2023年12月19日 19:51 発信地:ブダペスト/ハンガリー [ ハンガリー ヨーロッパ トルコ 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3496942?cx_part=top_topstory&cx_position=1

トルコとギリシャ、関係改善で合意 アテネで首脳会談
ロイター編集
2023年12月8日午前 2:38 GMT+920日前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/WQJU733GTZPGVGQ4TZYVOZGETE-2023-12-07/

アブダビ、トルコ主要港に出資へ=消息筋
Ebru Tuncay
2023年12月18日午後 12:26 GMT+91日前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/I77MFOES4VL23PUIBIUAWHC62Q-2023-12-18/

ロシア軍事同盟、アルメニア欠席 ナゴルノ紛争背景に旧ソ連亀裂
2023年11月24日16時42分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023112400745&g=int

イラン、アルメニア・アゼル外相による和平協議を23日主催へ
ロイター編集
2023年10月23日午前 9:38 GMT+92ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/world/security/CJWFE4PDCZIYJA45G5PMOQDEPY-2023-10-23/

アゼル大統領、EU・アルメニアとの協議見送り 仏に不快感
ロイター編集
2023年10月4日午後 11:12 GMT+93ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/world/europe/5BZD6OX2RVNRFBKRHT27YCJWLI-2023-10-04/


※関連記事目次
項目「アフリカと中東」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8e2281cde3859a8659b62d9f1680c9d2
※関連記事目次
項目「ロシアと周辺国」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/c/a23a051cf8ecfe4e9a324034dc37f999


(MLB)落ち目のエンゼルスのド壺物語<2023.1.14

2024-01-14 01:17:46 | MBL & プロ野球

2019年、エンゼルスは輝かしい未来が待ち受けているはずでした。

メジャーのスーパースターのトラウトと12年の延長契約を結びました。

2019年オフにはナショナルズからレンドンを獲得し、これでメジャー最強打線が完成した!

と、誰もが思いました。トラウト+翔平君+レンドン

しかし、2020年シーズンが開幕すると❓

やや、異なる未来が待ち受けていました。

取り敢えず、その契約とその後の実働状況。

レンドン

https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100068/top

大谷翔平とレンドンの“顕著な差” 363億円契約も4年でわずか22HR…違いすぎる貢献度
2023.09.24 
https://full-count.jp/2023/09/24/post1447457/

ナショナルズ時代の2019年キャリアハイのシーズン
同年オフに7年2億4500万ドル(約355.25億円)でエンゼルス入り
1年3500万ドル(145円⇒50億7500万円)
エンゼルス入団以降、4シーズンで計200試合の出場(1年50試合)、本塁打も計22本(稼働4年)

トラウト

https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/player/2100665/top

トラウトが12年479億円で契約延長 MLB史上最大契約トップ10は?
2019.03.28 
https://full-count.jp/2019/03/28/post329226/
12年総額4億3200万ドル(約626.4億円)
10年3億6000万ドル(2021-2030)
1年3600万ドル(145円⇒52億2000万円)
2019年からの出場試合数⇒5年424試合 1年84.8試合

 

それぞれ大型契約後の出場試合数を見てください。

トラウトが2022年に119試合出場しただけで、見事に二人とも100試合未満の出場試合数です。長期の超大型契約には、このようなリスクは必ずあります。二人とも1年50試合程度の出場です。

名簿には強打者が3人いますが、実際に試合に出ていたのは翔平君だけでした。

いくら翔平君が孤軍奮闘しようとも1人では試合に勝てません。

おまけにエンゼルスの投手陣は、オンボロばかり揃えるので投手力は常に弱体です。

結果として出来上がったのは、超大型不良債権が二口でした。

プレーオフなど、「夢の又夢」です。

翔平君は、ドジャースに移籍して本当に良かったと思います。

やる気のある優秀な人は、ワールドシリーズで優勝できるチームでプレーするべきです。

 

※その後のエンゼルス

大谷翔平退団が「問題の根幹ではない」 エ軍が抱える積年の課題…米メディア低迷断言
2024.01.13 
https://full-count.jp/2024/01/13/post1500472/

大谷翔平を失ったエンゼルスは“最低評価” 今オフの補強に勝利も希望も「ない」
2024.01.01
https://full-count.jp/2024/01/01/post1495802/
「このオフに動かないのは“諦めている”兆候」エンジェルスオーナーへの糾弾止まず「ビジョン見えず憂鬱」「ファンにどう説明するのか」と米メディア
2024.01.13
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=76262
「どう見ても悲惨なオフシーズン」専門メディアがエンジェルス経営陣を糾弾「なんの意欲も示していない」
2024.01.11
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=76222

エンジェルスオーナーのアート・モレノは、全くやる気を見せずストーブリーグでは、ピクリ!とも動きません。シーズンが始まる前から「白旗」状態です。

モレノは2022年にも球団を売却しようとしました。

多分、やる気をなくしてエンゼルスを叩き売る積もりなんでしょうね❓

翔平君は、こんな「ド壺!」のエンゼルスからトラバーユして、本当に良かったと思いました。いたら絶対にプレーオフは、無理だと思います。

 

※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b

 

 


世界のニュース拾い読み<2024.1.14

2024-01-14 01:16:42 | 世界のニュース拾い読み

 台湾総統選、与党・民進党の頼清徳副総統が初当選…中台関係の「現状維持」選ぶ
2024/01/13 22:42
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240113-OYT1T50156/
台湾総統選、与党・民進党の頼清徳氏が当選確実に
Yimou Lee、James Pomfret
2024年1月13日午後 9:53 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/taiwan/V2KZVQ2BHVIO3MWERFGAF7L4KU-2024-01-13/

 

フーシ派攻撃は「恣意的」 イラン、米英を強く批判
2024年1月12日 19:44 発信地:テヘラン/イラン [ イラン 米国 北米 パレスチナ自治区 中東・北アフリカ 英国 ヨーロッパ ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3500028?cx_part=top_topstory&cx_position=1
イエメンで大規模抗議集会、米英のフーシ派攻撃受け
Clauda Tanios
2024年1月13日午前 2:59 GMT+95分前更新
https://jp.reuters.com/world/mideast/GV32JRYJ4VLRHOUBIQZQUH75JM-2024-01-12/
米英がイエメンのフーシ派攻撃、バイデン氏「追加措置ためらわず」
Phil Stewart、Idrees Ali、Mohammed Ghobari
2024年1月12日午後 5:27 GMT+910時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/TOBQO5FBSJNGXMEQD2FSDY456I-2024-01-12/
米軍、フーシ派拠点を再び攻撃 中東情勢さらに緊迫化の懸念
ロイター編集
2024年1月13日午後 3:17 GMT+94時間前更新
https://jp.reuters.com/world/security/CULKZBPETROKLISCEY3KF2BM3I-2024-01-12/
米英軍がイエメン空爆、フーシの拠点標的 紅海船舶への攻撃能力そぐ
2024.01.12 Fri posted at 10:54 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35213789.html
フーシ、米英艦船に報復攻撃を実施と発表
2024.01.12 Fri posted at 11:46 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35213801.html
サウジ、全当事者に自制促す 紅海地域での戦闘拡大受け
2024.01.12 Fri posted at 12:25 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35213807.html

入院中の米国防長官、病院からイエメン攻撃を指示 「安全な通信で」
2024.01.12 Fri posted at 13:12 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35213810.html

 

ハンター・バイデン氏、無罪を主張 税金に絡む連邦訴追で
2024.01.12 Fri posted at 10:42 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35213785.html

イーベイ批判の夫婦にゴキブリ送る嫌がらせ、4.3億円の罰金命令 米
2024.01.12 Fri posted at 16:59 JST
https://www.cnn.co.jp/tech/35213832.html

パティ4枚のダブルビッグマック、4年ぶりに復活 米マクドナルド
2024.01.11 Thu posted at 14:17 JST
https://www.cnn.co.jp/business/35213746.html

9時間ごとに新店舗を開店 マクドナルド中国が猛進
2024年1月12日 17:05 発信地:中国 [ 中国・台湾 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3499970?cx_part=top_category&cx_position=4

世界に1頭だけの茶色パンダ「チーザイ」 笹の葉に強いこだわり 中国
2024年1月12日 18:55 発信地:中国 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3500013?cx_part=top_category&cx_position=1