「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

「地震は人を殺さない。建物が人を殺す。」広島大学名誉教授 中田高氏<2024.1.17

2024-01-18 22:08:02 | 自然災害・気候変動

「地震は人を殺さない。建物が人を殺す。」
正確には・・・

「地震は人を殺さない.地震によって壊れる建物などの構造物が人を殺す」

と発言したようです。
言葉は知っていましたが、誰の発言かは知りませんでした。

『阪神・淡路大震災から10年 地震災害の3つの特質と問題点』
1/17'05境 有紀
https://sakaiy.main.jp/jss.htm

この記事の中に出てくる広島大の中田先生(中田高・広島大学名誉教授)が、2005年の数年前の地盤震動シンポジウムでの講演の中での発言のようです。

阪神・淡路大震災の被害状況とその対策を語る中での発言だと思います。

※基本的に地震が原因で人が死ぬパターンの原型です。
①建物などの構造物が崩壊する。家具などが転倒した下敷きになる。

②発展形
『火災』に巻き込まれて死亡する。

③発展形その2
『津波』に巻き込まれて死亡する。

地震で人が死ぬケースは、①②③がほとんどです。

犠牲になる人が多いのは、②と③のケースです。

※以前から言われ対策が遅々として進まないのが、建物・構造物の耐震性の強化です。

※そして、それ以上に大切なのが地震発生後、ほぼ必ず起きる火災の延焼防止対策です。
1995年阪神・淡路大震災
1923年関東大震災

1923年関東大震災では、死者・行方不明者の推定が10万5千人と言われる未曽有と言うべき大きな被害がでました。日本の地震被害対策は、ここから始まったと言っていいと思います。
火災による被害を防ぐには、火災を起こさない心がけが必要です。2番目には、火災が発生した時は早期消火を試みることです。どうしても消火不能なら、その後は逃げるしかありません。
防災訓練を見ていると、順番が違います。
逃げるのは最後の手段です。
安全が確保されている前提で、消火を試みなければなりません。逃げたら火を消す人がいなくなり、燃え放題です。
自分たちの家や住環境は、自分たちで守らなければなりません。
大規模災害が発生したら消防署も対応は出来ません。
自助努力が、最も必要とされます。
そのためには、地域社会全体で消火訓練・避難訓練をしておく必要があります。
ほぼ、していないでしょうね❓

※2011年東日本大震災
津波の犠牲者が多く出た地震です。

1923年関東大震災
1995年阪神・淡路大震災
2011年東日本大震災

この3つの大地震を見れば、大きな犠牲の出るパターンを全部、含んでいます。

結論、地震対策を地道に継続していくしか対応方法は、ありません。地震は、日本に住む限り必ず起きます。
「安全な場所は、無い」と考えるべきでしょう。

地震の発生確率を根拠不明な%で表す危険性が分かりますか❓
%が低ければ、その地域の人々は警戒心を持たないでしょう❓
防災訓練・消火訓練・避難訓練!やりますか❓
建物や構造物の耐震強化を継続しますか❓

「地震発生のリスクは、分からない」というのが正確です。それを%で表すのは、被害を助長するような愚行です。

特に断層があれば、そこは活断層であるかどうかに関わらず危険地帯です。断層があると言うことは、過去に大きな地震が発生したことを示しています。

地震が発生する原因は、火山性地震以外は全部断層型地震です。
プレート型地震も巨大な断層型地震です。

つまり❓
断層があれば、そこには常に地震発生のリスクがあると言うことです。
当然、そのような場所では特に地震災害対策が必要で地道に対策を継続していかなければなりません。

このような地震災害対策を怠れば、起きた時に大きな被害が発生します。

「最近、地震活動の活発化の傾向が見られます。」と言う人がいるでしょう❓実際には、20世紀にもかなりの地震が起きています。

たまたま発生した場所が人口の多い地域でなかったので関連する犠牲者が少なかっただけです。
「1995年阪神・淡路大震災」
「2011年東日本大震災」
この地震で犠牲者が多かったのは、人口の多い地域で起きたからです。
調べれば分かりますが、地震はいつの時代も多発しています。犠牲が少なければ「ひとごと」で気にしていないだけです。

※結局、災害のリスクを認識して地道に対策や訓練を積み重ねていく以外に有効な対応方法はありません。
怠れば災害が起きた時に、より大きな被害が出ます。
これを再度、認識するべきだと改めて思いました。

『 阪神大震災29年、能登へも「祈り」…共通点多い2つの地震に専門家「教訓生かされなかった」』
2024/01/17 11:27 能登半島地震 阪神大震災29年
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240117-OYT1T50070/

 

 

※関連日記

産業技術総合研究所の調査が能登半島北部の過去の巨大地震を解き明かす<能登半島地震2024.1.16
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b101efe791e1e1bfff7796aab8de378f
地震調査学と地震予知は、全然違う❓<2024.1.24
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/52eef7147fa3d1eddd11ba3f22e90594

日本地震予知学会(一般社団法人)を知っていますか❓<2024.1.15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/bd29f83cccb180609ad71fa76944fec8
「地震は予知できない」ロバート・ゲラー氏の言葉の独り歩き<2024.1.15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e3e4bb47b153b220595fbe87d0e85acb
巨大地震には前兆がある⇒例・2011東日本大震災と2024能登半島大地震<2024.1.14
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/82c08f2c08b0f7f48cd1f6e613d1c317
読むと驚く南海トラフ大地震の発生確率計算の根拠とは❓<2024.1.14
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f543b05a00c01316b277f81f67508e2a


(MLB)上沢直之投手がレイズとマイナー契約を結んだ理由とは❓<2024.1.17

2024-01-18 21:47:37 | MBL & プロ野球

【独占インタビュー】上沢 レイズとマイナー契約を結んだ理由「単年で勝負しないといけない立場」
[ 2024年1月15日 02:30 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2024/01/15/kiji/20240114s00001007679000c.html

自分を客観的によく理解しているな・と思います。
上沢直之君の場合、メジャーで通用するのかどうか❓微妙なレベルだと思います。
だからメジャー契約の話は断って、レイズとマイナー契約したようです。

メジャー契約をしようと通用しなければ、解雇です。
今年1年で結果を出せるかどうかが問われます。
どちらか分からないからマイナー契約で、それを試そうと言うことだと思います。
1年努力してダメなら、日本に帰る考えでしょう。それなら1年契約の方が、お互いによい訳です。

※複数年契約をしてメジャーに定着できず、マイナーで飼い殺しにされた投手は結構います。もっともメジャーに定着・再昇格できなかった選手本人の実力の足りなさが、一番問題ですけれど・・・

レイズの方も、ダメならすぐ解雇できます。
もちろんキャンプでは、招待選手ですからメジャーで通用するレベルを示せば、開幕はメジャー・スタートだと思います。レイズも獲得した以上は、それを期待していると思います。

後は本人の実力と努力と(運)次第です。
上沢直之君は、このように割り切って1年勝負に出ました。

レイズを選択したのは、もう一つ理由があってその方が比重が大きいと思います。
レイズは、投手を育てることに実績のある球団です。それに必要なコーチやシステムが整備されているという点です。
もう一段のレベル・アップを希望する上沢直之君に最適の球団がレイズであったようです。

今年10勝前後の勝ち星とそれなりの防御率を残せば、来年の契約年棒は跳ね上がります。結果を出せるかどうか分からないから、まずは結果を出してオフに年棒交渉をしようと言う考えのようです。

選手の側がこのような考えであるなら獲得する球団にも大きなメリットがあります。初期費用を節約して、実績を見てからそれに見合う年棒を用意すればいいからです。もし上沢直之君が10勝前後の実績を残せば、レイズは超お買い得です。

メジャーで通用するレベルのボーダー・ラインにいる投手には、今後「上沢直之方式」を利用する選手が増えるかもしれません。その意味で新しいメジャー挑戦の道を切り開いたと言えます。その点が、一番評価できます。

上沢直之君のレベルの投手なら、日本で再契約するのに困りません。中々、いい考えのように思います。

上沢直之君の2023年の推定年棒は1億7000万円 です。
レイズとの契約は・・
『メジャー昇格の際に年俸250万ドル(決定時約3億6300万円)となるスプリット契約』
メジャーに昇格できれば、十分日本ハム時代より高い年棒が得られます。そして、今シーズン10勝前後とほどほどの防御率を示すことが出来れば、オフの年棒交渉で15~20億程度の要求も可能です。
メジャー昇格に賭けてみる価値は十分すぎるほどあります。5~8勝でも契約延長は出来ると思います。

頑張ってほしいと思います。


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b


21世紀は女王の時代<2024.1.17

2024-01-18 21:45:39 | ヨーロッパ

イギリスで故エリザベス2世女王の統治時代が、あまりにも長かったのでヨーロッパでは、女性の国王が普通かと思いきや❓
男子の王位継承者がいなかったのでエリザベス2世が国王に即位した経緯があります。
この度退位したデンマークのマルグレーテ2世女王も同じです。

デンマークでフレデリック国王即位 マルグレーテ2世が生前退位
2024年1月15日 10:57 発信地:コペンハーゲン/デンマーク [ デンマーク ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3500210

Z世代の欧州、女王の時代に
2024年1月16日 22:58 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3500585?cx_part=top_topstory&cx_position=3
欧州の女性王位継承者4人の顔ぶれ スペイン・レオノール皇太子ら
2023年12月16日 14:00 発信地:パリ/フランス [ フランス スペイン オランダ ベルギー スウェーデン ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3493533

スウェーデンが誇らしげに言うところによると・・・
『スウェーデンが世界で初めて、男女を問わない王位継承法を1980年に導入した』
つまり、それまではヨーロッパでも男子優先の王位継承が行われていました。
その後、多くの国でスウェーデン方式が採用されました。
一番遅かったイギリスでも2013年王位継承法の成立により性別を問わない長子王位継承方式に改められました。

このような男女平等の王位継承法により、この先王位に就く女性皇太子は、現在・・・・
2001年生まれのベルギーのエリザベート王女(1991年の憲法改正)
03年生まれのオランダのカタリナアマリア王女(1983年に憲法改正)
04年生まれのノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女(1990年に憲法改正)
05年生まれのスペインのレオノール皇太子(法律の改正はありませんが第1順位から第3順位まで女性)
1977年生まれのスウェーデン ビクトリア皇太子(1980年王位継承法改正)
12年生まれのスウェーデンのエステル王女(第2順位)

現時点で王位継承の第1位にいる王女・皇太子です。
やがてその時期が来たら、王位につきます。
スウェーデンは次の次も女性です。
流石、世界で最初に男女平等を実施した国です!
エステル王女の第1子が女性だと3代続けて女王です。
エステル王女には記録達成のために❓女性の地位向上のために!
(将来)お励みいただきたいと思うところです❓

20世紀は、余程のことがない限り女王が誕生することはありませんでした。
21世紀は、長子であれば女性が王位を継ぐ時代です。

やはり男女平等を社会の規範とするなら、当然の帰結です。
わが日本国は❓

 

※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d


アメリカ大統領選挙とウクライナ支援とアメリカの世論<ウクライナ紛争2024.1.17

2024-01-18 18:38:06 | アメリカ合衆国

【米大統領選2024】 トランプ前大統領、アイオワ州で大勝 共和党の候補選び本格開始
2024年1月16日
https://www.bbc.com/japanese/67989757
共和党支持者がバイデンを後押し? 「ウクライナ支援を減らすべき」と「イスラエル支援はそのまま」が併存する米世論
2024年01月15日(月)20時25分
https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2024/01/post-193_1.php

この記事に出ている世論調査を見ると、アメリカの世論に大きな変化が見られます。
2023年6月と2023年10月では、「支援が多すぎる」が劇的に増えています。
もちろん、これにはガザ紛争の勃発が大きく影響しています。イスラエル支援については、アメリカ国民の72%が賛成しています。

ウクライナ支援に関しては・・・
多すぎる 42%
適切  33%
少なすぎる 25%
まだ支援には、過半数が賛成していると言えますが「多すぎる」が急激に増えました。

https://img-newsweekjapan.jp/mutsuji/240113RTSimage-1705053246146_720_244.jpg
この調査を見ると、共和党支持者はウクライナ支援について・・・
「支援が多すぎる」「早期終結」「財政支援に上限を設けるべき」との意見が圧倒的に多いです。
無党派層でもかなり多い傾向が見えます。
共和党支持者+無党派層=「支援が多すぎる」「早期終結」「財政支援に上限を設けるべき」が過半数の意見となります。

2024アメリカ大統領選挙で、仮に民主党が勝利したとしてもアメリカ国民の過半数の意見は無視できないと思います。

そしてこのようなアメリカ国民の世論がある以上、共和党が議会でこれまでのような大盤振る舞いの予算には、簡単には賛成しないと思います。確実に2024年は、ウクライナ支援には制限が加わると思います。

そして2024アメリカ大統領選挙で共和党(トランプ)が勝利した場合には、ウクライナには確実に停戦への圧力が加わります。ゼレンスキー氏は、トランプに対して挑発的な態度を取り続けてきましたね❓
トランプは、そういう部分を細かくチェックしてキッチリお返しするタイプの人間です。少なくともゼレンスキー氏が大統領であれば、トランプがウクライナに色よい対応をする可能性は、ゼロに近いと思います。
あまりにもバイデン氏に「ごろにゃん」しすぎました。

であるのに❓
ゼレンスキー氏は、まだ「武器くれ・金くれ」で押し通そうとしています。

そもそもウクライナ紛争は、バイデン氏によるバイデン氏のための戦争である色彩が濃厚です。共和党の戦争でもアメリカの戦争でもありません。

今年は大統領選挙と並行して下院と上院の選挙も行われます。議員は、自分の選挙活動も必要です。当然、世論調査で見られるアメリカ国民の意思を重視すると思います。特に無党派層の支持は、大切です。この層がどちらに投票するかで選挙の結果が決まります。

そして大統領選挙に仮に民主党が勝利したとしても議員選挙で共和党が勝利し、特に下院で過半数を維持すれば当然、今と同じようにウクライナ関連法案は簡単には議会を通過しないと思います。

つまり❓
アメリカのウクライナ支援が2025年も継続するためには、二つのハードルがあります。民主党が大統領選挙で勝利すること。民主党が下院と上院で過半数を獲得すること。
かなり困難なハードルのように見えます。

イギリスも総選挙があります。現在の政権与党の保守党は、ぼろ負けが予想されています。イギリス国民が生活に困窮しているのにそれを放置して、ウクライナに巨額の支援をしてきた責任は、当然問われると思います。

ウクライナは、今年は何とか支援を取り付けることが出来るかもしれません。
2025年はアメリカとイギリスの政治状況を考えると、相当支援は減額されると思います。どっちにしても遅くとも2025年には、停戦を迫られるでしょう。

国際政治においては幼稚園レベルのゼレンスキー氏にそれが理解できているのかどうか❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/408676fe96fbaa0fe4bc1b31cea0713e


世界のニュース拾い読み>2024.1.18

2024-01-18 18:32:28 | 世界のニュース拾い読み

パキスタンがイラン領内攻撃、「国益と安全保障のため」 7人死亡
ロイター編集
2024年1月18日午後 2:28 GMT+911分前更新
https://jp.reuters.com/world/us/5WZYHR4CLNMVZG3RZBNHXM5E2Y-2024-01-18/

イラン、パキスタンの武装勢力狙いミサイル攻撃 子ども2人死亡
2024.01.17 Wed posted at 10:48 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35213960.html
イラン革命防衛隊、イラクとシリア攻撃 民間人4人死亡
2024年1月16日 11:15 発信地:テヘラン/イラン [ イラン イラク シリア イスラエル 中東・北アフリカ ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3500403?cx_part=top_category&cx_position=4
「ジャイシュ・アルアドル」

金正恩氏、統一記念塔の撤去を表明 「目障り」の表現も
2024.01.16 Tue posted at 18:36 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35213938.html

ロ朝外相、関係強化で一致 ウクライナ侵攻で協力
2024年01月16日20時04分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024011600601&g=int

サウジアラビア、BRICSに正式には未加盟=商業相
Pesha Magid
2024年1月17日午前 11:47 GMT+92時間前更新
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/PGDWYXLGQ5KFPPRJQMFIY4CKZQ-2024-01-17/

米NY市、約700日ぶりに積雪 記録途切れる
2024年1月17日 11:02 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3500622?cx_part=top_topstory&cx_position=3
米国「世紀の吹雪」で47人死亡 救助活動続く
2022年12月27日 5:48 発信地:ニューヨーク/米国 [ 米国 北米 ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3445032?cx_part=related_yahoo

ドイツ全土で農家らが抗議デモ 首都まひ状態、極右支持拡大
2024.01.16 Tue posted at 16:35 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35213927.html

 福島・南相馬市内でトキ1羽を確認、足輪なく野生か…本州では34例目
2024/01/16 10:09
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240115-OYT1T50233/

費用抑えるため合同結婚式が人気 アフガニスタン
2023年12月26日 19:54 発信地:カブール/アフガニスタン [ アフガニスタン アジア・オセアニア ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3498035?cx_part=related_yahoo

【今日の1枚】子らの手を引き学校まで、 アフガニスタンの交通警官
2024年1月16日 12:15 発信地:カンダハル/アフガニスタン [ アフガニスタン アジア・オセアニア ] 
https://www.afpbb.com/articles/-/3499734


相模トラフ巨大地震と南海トラフ巨大地震<2024.1.16

2024-01-18 01:32:03 | 自然災害・気候変動

相模トラフ巨大地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87

地震には主に二つの原因があります。
断層型地震
1995年阪神・淡路大震災
2016年熊本地震
2024年能登半島地震
などが、これに当たります。断層が、ずれることにより起こる地震です。

もう一つにプレート型地震(海溝型地震)があります。
こちらは、海側のプレートがもう一方の陸側のプレートの下に沈み込み、巻き込まれた陸側のプレートの圧力が限界に達し陸側のプレートが跳ね上がることにより起こります。
2011年東日本大震災
1944年昭和東南海地震
が、このタイプの地震です。

近い将来発生が予想されている、南海トラフ地震もそうです。
やはり発生が予想されている関東直下型地震もこの例です。

日本の近海のプレート図
https://www.komazawa-u.ac.jp/~fumio/k2020/e-earthquake/e-1.html

しかし、プレート型地震で比較的記録が残っていて周期性や被害の規模が(比較的)分かりやすいのは、南海トラフ地震だけです。

東北太平洋側プレート地震は、2011年東日本大震災が起きて初めて、周期性・津波被害の規模などが判明し、また特に津波被害に対しての警戒感が高まりました。

もう三つプレートの境界型地震があります。
①千島海溝大地震
②能登半島東側のユーラシア・プレートと北米プレートの境界線で起きるであろうプレート型地震
③相模トラフ地震

まだ地震については、研究が始まったばかりと言えます。
①は、比較的頻繁に地震が起きていますから研究が進めば何らかのことは分かると思います。

②は、ほぼ何も分かっていないと言っていいと思います。これから研究を始めるレベルです。文書的記録が、ほとんどありません。また、これまでの地震研究は主に東海地方から西日本にかけて研究されてきたと思います。

その意味で①②③は、これから研究するべき課題と言えます。

※私は東京に住んでいますから今回は、③の「相模トラフ地震」を考えてみます。
実は、これも良く分かっていません。
相模トラフ大地震と確認されている大地震は、現時点で二つしかありません。
1703年元禄関東地震
1923年大正関東地震

1855年安政江戸地震は震源断層が特定されておらず、現時点では「相模トラフ地震」なのか、断層型地震なのか不明です。
※⑦普通に考えると、南海トラフ地震が(1854年 南海トラフ巨大地震である安政東海地震)起きています。この巨大地震の余震である可能性があります。「相模トラフ地震」ではないとも考えられますし、巨大南海トラフ地震がやや小型の「相模トラフ地震」をサイクルとは無関係に誘発したとも考えられます。

江戸に近い「相模トラフ地震」ですら、この程度しか判明していません。江戸幕府が開設されるまでは、関東地方の大地震の記録が、ほとんどないからです。

1855年安政江戸地震が非常に問題でこの地震が、「相模トラフ地震」なのか断層型地震なのかにより、周期性がまるで違ってきます。

④1703~1855 152年
⑤1855~1923 68年

⑥1703~1923 220年

ただ、⑤1855年安政江戸地震を含めるとプレート型地震にしては、極端に周期が短いと言えます。
もっと頻繁に地震が起きている南海トラフ地震でも、最短のサイクルは90年です。

ですから(あくまで、現在分かっていることを元に考えると)「相模トラフ地震」の一番近い周期は⑥220年の可能性があります。ただ、これも南海トラフ地震と違いその前が今の時点では、全然分かりませんので周期性を220年と考えるのは、かなり危険です。

⑤68年の周期は仮にあるにせよもう時間が過ぎています。
④の152年なら、該当するのは1923+152=2075
⑥220なら、1923+220=2143

現在の通説は❓
『南関東のどこかで、マグニチュード7の地震が30年以内に約70%の確率で発生すると予測・・・』

何を根拠にこの数字を出しているのか分かりませんが・・
周期性に着目するなら、もう少し先になります。
ただし、これは確定的に言えることではありません。
1703年元禄関東地震の前に起きているであろう「相模トラフ地震」の発生した年が特定されていないから周期性の根拠が薄弱だからです。

このように具体的に考えていくと、◎年以内に◎%の地震発生確率の根拠は、実に怪しい部分があります。地震対策を進めたいから、故意にこのような予測を出しているのかもしれませんが、どうかな❓と思います。

※むしろ警戒するべきは、富士山の噴火です。
前回の噴火は、1707年の「宝永噴火」

南海トラフ巨大地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E6%B5%B7%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E5%9C%B0%E9%9C%87

1707年 宝永地震
これもかなり巨大な南海トラフ地震です。
富士山の噴火は、この巨大な南海トラフ地震に誘発され可能性があります。

次に起きることが予想されている南海トラフ地震が強力なタイプであれば、富士山の噴火も予想しておくべきでしょう。

更には❓
南海トラフ地震が巨大であれば、関東大地震も誘発する可能性もあります。⑦のケースです。

つまり❓
今、警戒するべきは関東地方であろうと・・
次に起きるであろう南海トラフ地震であることになります。
規模によっては、富士山の噴火を誘発する可能性もあります。
⑦のように関東の大地震を誘発する可能性もあります。

意外な結論になりましたが・・・
東京であろうと今最も警戒するべき巨大地震は、「南海トラフ地震」であることになります。
(私の個人的な考えは、多分「南海トラフ地震」が一番早く起きると思います。あくまで個人的な推測です。)

 

※関連日記

産業技術総合研究所の調査が能登半島北部の過去の巨大地震を解き明かす<能登半島地震2024.1.16
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/b101efe791e1e1bfff7796aab8de378f
地震調査学と地震予知は、全然違う❓<2024.1.24
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/52eef7147fa3d1eddd11ba3f22e90594

日本地震予知学会(一般社団法人)を知っていますか❓<2024.1.15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/bd29f83cccb180609ad71fa76944fec8
「地震は予知できない」ロバート・ゲラー氏の言葉の独り歩き<2024.1.15
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e3e4bb47b153b220595fbe87d0e85acb
巨大地震には前兆がある⇒例・2011東日本大震災と2024能登半島大地震<2024.1.14
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/82c08f2c08b0f7f48cd1f6e613d1c317
読むと驚く南海トラフ大地震の発生確率計算の根拠とは❓<2024.1.14
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/f543b05a00c01316b277f81f67508e2a


2024大相撲1月場所4日目<2024.1.18

2024-01-18 01:30:41 | スポーツ

4日目を終えて好調なのが、大関・豊昇龍と関脇・琴ノ若が4連勝。
順調なのが、横綱・照ノ富士と大関・霧島と関脇・大栄翔で3勝1敗。
大関・貴景勝と小結・高安は、休場。
明暗が分かれましたが、上位は好調か順調です。

こうなると苦しくなるのが小結と幕内上位の力士です。

私の期待の熱海富士は、4連敗!ガビ~ン❓
それも仕方ないです。西前頭1まで番付が上がれば最初から対戦相手は、大関・横綱・関脇です。
大関戦3連敗、次が好調の琴ノ若に負けて4連敗です。
これが普通です。番付を見ると格上が7人いますから7敗しても不思議ではありません。だからこの位置で勝ち越すのは非常に難しいです。下から上がってきた力士が最初にぶつかる壁です。
ここで勝ち越せるかどうか❓

同じく十両から幕内上位の東前頭3の豪ノ山も1勝3敗と苦しい展開です。1勝は高安戦で不戦勝ですから、ほぼ熱海富士と同じです。

関脇の琴ノ若はケガもあり相撲の遅さが欠点で中々上位に上がってこれませんでした。
令和5年1月場所で小結に昇進。去年は連続勝ち越しで今場所は大関獲りの場所です。二桁勝てば、まだそれが続きます。26歳ですから、どちらかと言うと遅咲のタイプです。

今日は、前頭西筆頭の若元春に注目。
これも遅咲き力士の典型です。
中々十両に上がれず苦労しました。
令和2年3月場所に再十両に昇進。
その後、10場所十両でもまれて入幕したのが令和4年1月場所です。6場所かかって小結に昇進しました。6場所小結・関脇を務めました。大関獲りの場所もありましたが陥落して、今場所は東前頭筆頭の位置です。
落ちてきた若元春と上がってきた熱海富士が東西で並びました。
横綱・大関と対戦して2勝2敗です。
熱海富士は、4連敗です。
やはり小結と関脇で6場所連続で勝ち越した実力は並ではありません。
今年が30歳で若くはありませんが、今場所勝ち越せば再び小結か関脇に昇進します。そうなれば、また大関獲りのチャンスに恵まれるかもしれません。
時間をかけて徐々に強くなってきただけに実力は本物です。

熱海富士も若元春のような実力を身に着けないと幕内上位で勝ち越して役力士に昇進することは出来ません。

大関・霧島の横綱獲りはどうなるか❓
関脇・琴ノ若の大関獲りはどうなるか❓
若元春の小結復帰なるか❓
熱海富士の勝ち越しなるか❓

などなど見所の多い場所です。

※関連記事目次
「欧州サッカー&大相撲&ボクシング」の記事目次①
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ウクライナ戦線の最近の戦況<ウクライナ紛争2024.1.16

2024-01-18 01:29:12 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

年が明けてから、全く聞こえてこなくなりました。
細かく戦況を伝える「航空万能論GF」も政治的な事や周辺環境的な事しか記事にしません。

年が明けてから北欧や北米は大寒波に見舞われています。
アメリカでは、まだ大寒波が継続していて・・・
『米アイオワ州共和党員集会、2位争いが焦点 体感気温マイナス43度』
2024年1月16日午前 2:55 GMT+97時間前更新
https://jp.reuters.com/world/us/MLU2VDS2KJOUZEMIRWQKOQZJJE-2024-01-15/

多分、ヨーロッパの方も同じだと思います。当然、ロシア方面も寒波に襲われています。例年よりかなり寒いと思います。隣接するウクライナも当然、寒いと思います。

余りの寒さに軍事行動が困難になり双方とも軍事行動を控えているのであろうと思います。
そうでなくても冬は明るい時間が短いです。
寒い中で戦車や装甲車を動かそうと思えば、暖機運転にかなり時間がかかりますし、厳寒の中で動かせば故障も多くなります。

そのような事情により、いったん攻撃停止の状況が続いているのではないか・と思います。
かなり押され気味だったウクライナ軍にとっては、恵の大寒波になりました。
これから2月の前半までは、厳寒の季節です。そのような状況の中では、積極的な軍事行動は引き続き難しいと思います。
去年は暖冬でしたが、今年は寒波ですので。
そのような気象状況によって、しばらく地上の戦闘は小康状態かもしれません。

個人的には、今の小康状態を利用して停戦交渉を始めるべきだと思います。
しかし、残念ながらその気配は一向にありません。
煽る話ばかりです。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次①
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/408676fe96fbaa0fe4bc1b31cea0713e