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「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024.4.19金>東京株式市場

2024-04-19 15:34:14 | 株式日記

N225▼2.66% 37,068.35 -1,011.35
トピックス▼1.91% 2,626.32 -51.13
グロース250▼3.20% 638.74 -21.13

見事な大下げでした。
前引け36818円81銭と前日終値比1260円89銭安
高値37749.48
安値36733.06
ボリンジャーバンド
ー2σ37732
ー3σ36824

普通は、ボリンジャーバンドの内側で株は推移します。
しかし、急激に動くときは、はみ出すこともあります。
めったにありませんが、今日はー3σまで下抜けてしましまいショートの買戻しが入って37000の上までは戻りました。37270程度まで戻る場面もありましたが、戻ると売られの繰り返しで、かろうじて37000の上を維持して散々の一日が終わりました。

流石にそろそろ自律反発があるのではないかと思いますが自律反発を反転上昇と間違えないように気を付けた方が無難です。

これほど下げがひどければ、1回自律反発して再度売りなおされて目先底と言うパターンが多いです。

ここまで下落すれば、来週には勢いで36000までは売られると思います。
そこまで売られて参加者が、どうするか❓

買いたい人は、期待して待っています。
ショート!もっと下売れ!
安いところを買いたいのは、誰しも同じです。

個別銘柄は、37000割れの水準からかなり安い銘柄も出てくると思います。
安いのを目いっぱい下に指値して、少ない株数を買い下がる要領で打診買いのタイミングかな❓と思います。

まだ急いで買う必要はありません。
様子見、安値拾い。

☆今、1株から買えますから1単位で買わず少ない株数で安いのをなお安く指値して少しづつ買い下がる要領です。100株を1株で買えば100回買えます。手数料無料。

指値は出来ないかもしれません・・・

 

株式日記
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/c/c3dcd91db11bbd4552597e2647c478a3
株式投資 資産運用
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ドネツク州チャシブ・ヤールの戦い<ウクライナ紛争2024.4.19

2024-04-19 00:21:26 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

バフムトではロシア軍は、ウクライナ軍の攻撃を食い止めて去年の8月ごろから反撃を始めました。それ以降、バフムト方面で攻勢を続けています。
アウデイーイウカの攻防戦が終わり、どうやら次のロシア軍の目標は、チャシブ・ヤールChasiv Yarのようです。
ロシア軍にするとやっとチャシブ・ヤールChasiv Yar郊外まで迫ることが出来ました。かなり時間がかかっていますからウクライナ軍もそれなりに防御を固めて防衛は、してきました。しかし戦力差は如何ともしがたく、やがてチャシブ・ヤールChasiv Yarを巡る攻防戦が始まります。
2024年前半の最大の戦闘になると思います。

エリアを概観するとバフムトからO-0506を西に行くとチャシブ・ヤールが、あります。
その南に主要ルートのT-0504があります。
西への進撃を防いでいたのがウクライナ軍の軍事拠点のイワニフスキーIvanivskeです。

チャシブ・ヤールの北側には、やはりウクライナ軍の拠点のボダニフカBohdanivkaがあり、さらに西に行くとカリーニナKalininaが、あります。

チャシブ・ヤールの主な市街地の東側に南北に運河が通っています。
(セベルスキー ドネツ ドンバス運河)

この運河の東側にチャシブ・ヤールの飛び地の小市街地があり、ここは運河小地区と呼ばれています。

絵で示すと簡単ですが字で書くとこれほど長くなります。
略図は、以下のURLで見てください。
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/growing-russian-forces-advance-in-bakhmut-audiiivka-and-western-suburbs-of-donetsk/

ロシア軍の攻撃は線的には進まず面的に進んでいます。
かなり南北に広い地域を徐々に進撃しています。
これだけ広ければ推定8万~10万の大部隊が集結していると思います。アウデイーイウカは、もっと多かったです。
作戦の規模と戦闘の規模が分かると思います。

このうちルートT-0504上の拠点のイワニフスキーIvanivske市街は、ほぼロシア軍が制圧しこれから運河に進出するところです。

北のボダニフカBohdanivkaはロシア軍が制圧し、更に西のカリーニナKalininaに進撃します。

主要な攻撃路のルートO-0506を進撃している部隊は、「運河小地区」まで到達し地区の東側で市街戦が始まっているようです。

多方面から進撃しているロシア軍が、「セベルスキー ドネツ ドンバス運河」まで到達すると本格的な激戦が始まります。
各方面のロシア軍の進撃速度からすると5月までには運河まで到達すると思います。もう少し早いかもしれません。

遅くとも5月には、チャシブ・ヤールChasiv Yarを巡る攻防戦が始まると思います。
もしウクライナ軍が防衛に失敗するとどうなるか・は、既に書いた通りです。

『東部戦線の戦況の悪化とロシア軍の目標<ウクライナ紛争2024.4.16』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/581554d463ac18c29408817b5a331add


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


ロシア国防省が部隊を編成したらしい(旧ワグネル兵)<ウクライナ紛争2024.4.19

2024-04-19 00:19:34 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

アウデイーイウカ市街をロシア軍が最後に攻略した時、やや疑問に思っていたことがあります。
増援部隊として派遣されたウクライナ軍の第3強襲旅団が、強力なロシア軍部隊と戦っています。
「バフムトのワグネルより強いロシアの正規軍と交戦した」
と言う内容です。
最後にロシア軍は、アウデイーイウカ市街北側を突破して市街に侵入し、ごく短期間にアウデイーイウカ市街を制圧してアウデイーイウカ攻防戦はロシア軍の勝利で終わりました。いつ、このような強力な部隊がロシア軍に編成されたのか❓これまでは、いませんでした。

Hara Blogで興味深い記事を見かけました。
2024年04月15日15:31
ロシア国防省 ハリコフ州との国境地帯に新設された「セーベル(北部)」部隊に言及
http://hara.livedoor.biz/archives/52338508.html
<一部抜粋引用>
ロシア国防省の軍隊で各戦局を請け負っているのは:

ザパト(西部)部隊:クピャンスク~クレメンナヤ地区
ユク(南部)部隊:バフムート地区を主とするドネツク地区
ツェントル(センター)部隊:アウジェエフカ方面
ボストーク(東部)部隊:南ドネツク方面
ドニエプル部隊:ザポリージャ~へルソン方面
新たに登場4月14日
セーベル(北部)部隊
以前は、国境地域で戦闘活動を行う部隊は州境をカバーするグループと呼ばれていた。
<引用終わり>

これは特に秘密でも何でもないと思います。
ロシア側では国防省が公表している事実を、単に西側のメデイアが無視しているだけでしょう。
「ロシア国防省の軍隊」となっていますが、国家親衛隊のことを指していると思います。
他にロシア国防省が抱えている部隊はないはずです。

『ウクライナ戦線に帰ってきた❓ワグネル(の部隊)<ウクライナ紛争2024.2.18』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/9970a5ebf32cd8bd0dfa5c95db24993c
『ロシア政府がワグネル部隊を接収<ウクライナ紛争2024.2.18』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/cd058b3e89be192dd58413ef4bd8c766

『ワグネルの新指導者アントン・エリザロフ氏はビデオ声明で、ウクライナ出撃の拠点になっている露南部ロストフ州の露軍基地にワグネルの新本部「コサック・キャンプ」を置き、編入部隊が駐屯することを明らかにした。』
これが国家親衛隊に編入された旧ワグネル部隊です。

Hara Blogが「ロシア国防省の軍隊」と書いているのは、この部隊を指していると思います。

そう考えるとウクライナ軍の第3強襲旅団の兵士が言っていたことも、アウデイーイウカ攻防戦の最後のロシア軍の鮮やかな攻撃ぶりも理解できます。

おそらく新規に編成された部隊は、国家親衛隊のうちから技能優秀者を選抜してワグネル兵と併せて部隊を編成していると思います。バフムトにいたワグネルの部隊は囚人兵でした。
国家親衛隊から隊員を選抜して部隊編成すれば、非常に強いと思います。ほぼ旧ワグネルのコアな部隊と考えていいと思います。

その部隊が・・・
ザパト(西部)部隊:クピャンスク~クレメンナヤ地区
ユク(南部)部隊:バフムート地区を主とするドネツク地区
ツェントル(センター)部隊:アウジェエフカ方面
ボストーク(東部)部隊:南ドネツク方面
ドニエプル部隊:ザポリージャ~へルソン方面
新たに登場4月14日
セーベル(北部)部隊

これだけ編成されて前線に投入されています。
この特殊部隊は、各戦場で攻防の重要局面で投入されると思います。
普通の正規軍部隊がウクライナ軍と戦い、タイミングが来たら一気にウクライナ軍の前線を突破する要領だと思います。

そう考える理由は、どこかの戦場で最後にロシア軍が突破して大きく前進するスピードが異常に速いからです。
塹壕戦ではありえない、数日で数km程度の前進がある戦場があります。
その前進を機会にその戦場ではロシア軍優位の状況が出来上がります。その後は正規軍が残敵掃討をする要領です。

どうも最近になりこのように見える戦場が増えました。
もし、以上のような状況であるのなら❓
今年のロシア軍の突撃部隊は、強力です。
おそらくワグネルは、戦場に戻ってきていると思います。
しかも、パワーアップされて・・・


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27