2024.02.20
ロシア軍が見つけた勝ち方「滑空爆弾による猛爆」、防げる兵器は1つだけ
https://forbesjapan.com/articles/detail/69239
ロシア軍が甚大な損害を出したアウデイーウカ攻防戦は、ロシアの勝利に終わりました。
しかし、特に今年に入ってからはウクライナ軍の苦戦がはっきりしていました。
理由はロシア軍の航空支援が有効に機能したからです。
不思議なことにロシア軍は、これまで航空戦力と陸上戦力を一体的に運用しませんでした。空軍は空軍で勝手に攻撃し、陸軍は陸軍で勝手に攻撃しているような状態でした。
だから陸軍の損害は甚大でした。
その大損害が頑迷固陋なロシア軍参謀本部の戦術的改革を促したようです。
アメリカでは常識の空軍と陸軍の一体的な運用を初めて実施したのが、アウデイーウカ攻防戦の終わりの方です。
効果は絶大で、これによりウクライナ軍の防衛陣地は次々に粉砕されました。
方法はそれほど難しいものではなく、250・500・1500kgのKAB(滑空爆弾)を戦闘機から投下するだけです。精密誘導方式のこれらの爆弾は、かなりの高精度で目標に命中します。
どんな堅固な陣地であろうとKABを大量に投下すれば、やがて全部破壊されて隠れるところがなくなるというわけです。
こんな単純なことがロシア軍には、これまで理解されていませんでした。しかしアウデイーウカ攻防戦で試験的に使ってみたら抜群の効果が得られましたので、これが陣地攻撃のロシア軍の基本的な戦術になると思います。
必要なのはKAB(滑空爆弾)を大量に生産する事だけで、これはやろうと思えば、それほど難しくはありません。今、せっせとKAB(滑空爆弾)を生産して備蓄していると思います。
既にチャシブ・ヤールでも使用されているようです。
チャシブ・ヤールの一部ウクライナ軍の部隊にロシア軍が降伏勧告をする場面がXにアップされていました。KAB(滑空爆弾)を撃ち込むから降伏しろ!と言う話です。
これを何発も撃ち込まれたら、その辺りにいる兵士は全滅ですから降伏するか逃亡するしかありません。その部隊は降伏することにしたようです。
武器も装備も捨てて逃げ出した部隊もありました。
多分、KAB(滑空爆弾)を撃ち込むと予告されたのだろうと思います。降伏はせず逃げ出したのであろうと思います。
アウデイーウカ攻防戦ではKAB(滑空爆弾)が無数に撃ち込まれましたから建物ごと爆死したウクライナ兵は、かなりいただろうと思います。既にその当時からウクライナ兵には、KAB(滑空爆弾)は恐怖の的でした。
だからKAB(滑空爆弾)の恐怖と威力は、東部戦線のウクライナ軍全体に広まっていると思います。
チャシブ・ヤールの戦闘は、意外に早く決着が付くかもしれません。
もう既にロシア軍は、チャシブ・ヤールの市街地に近い位置まで進出しています。チャシブ・ヤールの市街地の東の運河までロシア軍の各部隊が進出した段階で、KAB(滑空爆弾)の雨が降ると思います。
塹壕や陣地にいるウクライナ兵は、まとめて爆死です。
だから運河小地区のウクライナ兵がしたように、降伏するか逃亡すると思います。
爆死するなら、どっちかにするでしょう❓
チャシブ・ヤールの市街地はアウデイーウカより狭いです。市街地全域にKAB(滑空爆弾)の雨が降るでしょう。
加えてロシアは152ミリ榴弾砲でも盛大に砲撃すると思います。
チャシブ・ヤールの市街地にいたら、爆死する確率は結構高いと思います。生き延びたとしても無傷のロシア軍と戦うのは、無理です。
チャシブ・ヤールChasiv Yarが陥落すれば、次はその西のコンスタンチノフカКостянтинівкаです。
一応、タイトルは「ウクライナ軍が劣勢を強いられる理由」と書きましたが、「必敗の理由」です。
今4月20日ですから、6月の末までもつかどうか❓
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
アウデイーイウカ郊外の戦闘でもそうですが、バフムト西の戦場でもウクライナ軍は、これまでに見られなかった弱さを度々見せています。
簡単に崩れて後退を繰り返します。
Hara Blogに掲載されていたウクライナ兵の投降や逃亡の記事をこの日記でも取り上げました。
ウクライナ応援サイトのForbesにより詳しい記事がアップされていました。ウクライナ応援サイトが、このような記事を掲載するようでは、事態は深刻です。
2024.04.17
『ウクライナ軍で痛恨の「内紛」発生、要衝の部隊入れ替え 火力弱体化』
https://forbesjapan.com/articles/detail/70394
ウクライナの2014年クーデターの中心は、記事に出てくる過激民族主義者や特殊な極右勢力です。そのような人間を組織してクーデターが実行されました。
その後、ウクライナ国内の権力掌握に利用されたのも、これらの勢力が組織した民兵組織です。
今はウクライナ軍に編入されていますが、旧民兵組織がそのまま部隊になっているケースは、かなりあるようです。
例えば第3強襲旅団は、旧アゾフ連隊のメンバーを核に構成されている部隊です。
バフムト戦線に配置されていた第67旅団もそのような部隊の一つでした。過激民族右翼と国防省が衝突して、ついに先週末に第67旅団を後方に移動させたようです。コントロールの利かなくなった部隊を解体することにしたのだろうと思います。
運河小地区の防衛は、その後・領土防衛隊の旅団に引き継がれたようです。
領土防衛隊は、基本的に国境警備部隊です。
それほど兵士として訓練されている訳でもなく、武装は軽装備です。大砲や戦車などの強力な武器を持ちません。
こんな弱小部隊が、数的優勢にあるロシア軍の大部隊と対戦すれば、そもそも戦闘になるはずがありません。
http://hara.livedoor.biz/archives/52338517.html
この記事によると運河小地区の防衛をしていたのではないかと思われるウクライナ軍第41旅団の兵士たちが、まとまってロシア軍に投降したようです。
強力な火力を有する第67旅団が、いなくなって代わりに弱体な領土防衛隊を配備されたところで戦えるはずがありません。だから投降したのだろうと思います。
かなりの数のウクライナ兵が武器や装備を全部捨てて逃亡する動画もありました。
これは領土防衛隊の兵士だと思います。国境警備が任務の領土防衛隊に重武装したロシア軍と戦えと言う方が無理です。無理だから多くの兵士が逃げ出したのだろうと思います。
これから激戦が始まるチャシブ・ヤールChasiv Yarの最前線に配置されている兵士たちが、こんな調子ではロシア軍はすぐ運河まで前進すると思います。
実は、アウデイーウカ戦線の北の方のオケレスタイン:Ocheretyneでも似たような事が起きています。
たった数日でロシア軍が3~4km前進して、今オケレスタイン:Ocheretyne市街の端に取り付いて攻撃中です。
これはロシア軍が前進したというより、ウクライナ軍が逃亡したというべき進撃スピードです。
おそらく、ここでもチャシブ・ヤールと似たような何かがあったのだろうと思います。
チャシブ・ヤールChasiv Yarの最前線でウクライナ軍に上記のようなことが起きているのなら、戦いの帰趨は既に決まっているのかもしれません。
そして第67旅団のような問題を抱えている部隊は、他にもあると思います。そのような部隊のいる地域は、ロシア軍に突破されるリスクが大きいと思います。
やはり過激民族主義者や極右に乗っ取られた国家は、最後はダメになると言うことのようです。
まともな兵士が、やる気を失い段々、投降したり逃亡したりを繰り返せば、やがて前線で戦う兵士は過激民族主義者か極右しかいなくなると思います。
そうなれば、戦争を継続することは不可能になります。
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27
出来の良い方から・・・
カブス
カブス今永昇太が無傷の3連勝、メジャー初被弾も6回5安打3失点 逆転勝利で熱投報われた
[2024年4月21日11時2分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202404210000194.html
カブス3-5マーリンズ
20日(日本時間21日)リグリー・フィールド
今永昇太⇒3勝目
6回5安打失点3自責点2三振5、メジャー初被弾ソロHR1
3勝目の権利を持って降板⇒3勝目
ドジャースからトレード、メジャー2年目
5番ファースト、ブッシュ打率.328、4打数2安打2打点2三振
今永昇太は、今日の自責点2が初自責点、3勝目は立派です。自責点もまだ0点台。今後の活躍が期待されます。
カブスも地区2位勝率.619で好調です。
レッドソックス
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202404210000171.html
パイレーツ2-4レッドソックス
20日(日本時間21日)PNCパーク
吉田正尚
4打数3安打2打点1得点、打率2割5分、2号2ラン本塁打
吉田正尚は久しぶりの大当たりで、チームの勝利に貢献しました。これから調子を上げて行ってほしいですね。
☆大問題は、ドジャース⇒バッテン!
ドジャース、決死の守護神投入も3連敗 大谷翔平は4出塁も絶好機で三振、打線も13残塁
[2024年4月21日8時57分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202404210000129.html
ドジャース4-6メッツ
20日(日本時間21日)ドジャースタジアム
大谷翔平
2打数1安打3四球、打率.359
第4打席は6回1死満塁の好機に三振
翔平君は、また絶好機に三振してしまいました。しかし5回打席に立って4回出塁していますから、得点には十分貢献していると思います。
問題は、その後を打つ打者です。
3番フリーマンは、あまり良くありませんが悪いなりに貢献しています。
今日の4番以下の選手たちです。
4番レフト、ヘルナンデス打率.264、3打数0安打3三振2四球
5番サード、マンシー打率.240、3打数0安打1打点3三振1四球
6番センター、アウトマン打率.190、5打数1安打1三振
7番ライト、パヘス打率.143、4打数0安打3三振1四球
8番セカンド、ラックス打率.153、5打数1安打1三振
これだけで20打数2安打11三振4四球1打点
チーム打撃
6安打4打点14三振12四死球13残塁
4番から8番までが、まるで貢献していないことが分かります。特に6・7・8番の低打率。
強打のブレーブスと比較すると貧打ぶりが、良く分かります。
1番ムーキー、2番翔平、3番フリーマン、4番スミス(捕手)。ここまでは好打線です。5番以下が超貧打線になります。
カブスにトレードで出したメジャー2年目の・・・
5番ファースト、ブッシュ打率.328、4打数2安打2打点2三振
この選手を出さずにチャンスを与えていたら、あるいは活躍していたかもしれません。
この選手は、昨シーズン27試合72打席しかチャンスがありませんでした。しかしメジャーデビュー年です。期待があれば、もう少し気長に使っても良かったのではないか・と思います。代打とか守備固めとか代走とか、メジャーに慣れさせる方法は、あると思います。
放出した26歳が覚醒…ド軍が犯した「最大の過ち」 逸材に出場機会なし、銀河系軍団の弊害
2024.04.19
https://full-count.jp/2024/04/19/post1544871/
8番セカンド、ラックスはドジャースが期待して残した選手です。昨シーズンは故障で全休です。ムーキーを内野にコンバートしたために内野が手薄です。
加えて外野でまともな打撃成績は、今年獲得したレフト、ヘルナンデスだけです。残りの2人は、普通ならマイナー降格の成績です。外野が超手薄だからそれも出来ません。
救援陣は崩壊状態です。
1800億円もかけて超大型補強をしたと言われていますが、ほとんど補強と言うよりは、弱体化を促進したと言えます。これはフロントの大きな誤りであり、監督の無能と言えます。
1800億円もかけて、チームを弱体化させれば大バカ者!でしょう。
これは、ブレーブスの打撃陣と比較すれば明らかです。
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/teams/2021015/memberlist?kind=b
ブレーブスの先発の内野でも外野でも、ドジャースのような貧打のボロ選手は、いません。
外野の3人
ロナルド・アクーニャ 、マイケル・ハリス II 、ジャレド・ケリニック
この3人が先発メンバーです。
これに比べたらドジャースの3人は、マイナーです。
外野は内野と違い、貧打の選手は即「お断り!」になる世界です。ロナルド・アクーニャは、まだ調子が出ていなくてこの成績です。
ドジャースの外野のボロさ加減が、分かりましたか❓
ダメだ!これは!
ワールドシリーズ優勝など、夢のまた夢!
ムリ!ムリ!土台、ムリ!
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b
中日が随分久しぶりに首位を快走し???と思いきや・・
3試合33失点と投手陣が壊滅しては、去年よりひどいと言えます。鯉幟の季節までもちそうもありません。
やはり、春の珍事だったようです。
代わりに沈んでいた阪神が浮上してきました。
ホームラン・ゼロで15得点ですから、少ないチャンスからつなぎの野球で得点する去年の野球が、身についてきたと言えます。今年はホームランも盗塁も多いです。投手陣も防御率2.14と相変わらず安定しています。
巨人は3位に来ていますが、持ち前の強力打線が大したことないですね❓
防御率が良く、チーム打率も高い割にはチーム得点が少ないです。阪神と反対で無駄打ちが多いと言うことのようです。
ヤクルトは、去年は不調に苦しんだ村上宗隆が、今年はここまで好調です。今年は活躍するかもしれません。
しかし野球が粗雑でヤクルトは最下位に沈んだままです。
巨人が打線の強さを発揮できるかどうか❓
巨人は投手陣の調子がいいだけに今の順位は、惜しいですね❓たまには、強い巨人を見たい気がします。
出来なければ、今年も阪神が独走しそうです。
パ・リーグは、普通に見る光景が戻りました。
順当にソフトバンクが首位です。
いい選手が多いですし、去年までリーグ優勝を逃していたのは不思議です。
結局、元藤本博史監督が監督として能力が足りなかったと言うことのようです。藤本博史監督時代は、2位3位とさえない成績です。
工藤公康元監督の最後の方はチーム力が落ちていたのも事実ですから藤本博史監督は、チームの立て直しに失敗したと言えます。
今シーズンは、元チームリーダーの小久保裕紀監督になり選手も気分一新で頑張っているようです。西武から山川穂高を獲得したのも、良い補強になりました。
投打がかみ合えば、ダントツに強いと思います。
今年好調なのは、日本ハムです。
去年も後半は、最下位から浮上して結構いい戦いをしていました。その流れを今年も切らさず2位です。
チーム防御率チーム打率とも悪いですから、勝つ試合と負ける試合を決めて効果的に勝っています。日本ハムは、それほど強くありませんから勝てる試合を確実に勝つのは作戦として正しいと思います。
オリックスは、去年よくあの貧打で優勝できたな❓と思いましたが、他のチームが弱すぎて勝たせてもらったような印象があります。試合運びも雑ですね❓
山本由伸が抜けた分、戦力ダウンと言うことのようです。
今の貧打線では、優勝は難しそうです。
去年上位のロッテも貧打のチームですから、今年のソフトバンクに勝つのはどのチームも難しいと思います。
日本ハムが、どの程度ソフトバンクと戦えるか❓
他のチームは無理そうですから日本ハムまでソフトバンクに負け越すとソフトバンクが独走しそうです。
それくらいここ数年のパリーグのチームは弱かったです。
日本シリーズもセ・リーグが2勝1敗と勝ち越しています。それだけパ・リーグの各チームが弱体だと言うことです。
※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/11328fcdd47caf7c999058799251da3b