「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

相変わらずトランプ氏を挑発するゼレンスキー氏<ウクライナ紛争2024.2.19

2024-02-19 19:53:55 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

『ゼレンスキー氏、対ロシアで結束訴え…トランプ氏にはSNSではなく「真実の戦争を見て議論を」』
2024/02/17 23:48
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240217-OYT1T50182/

バイデン氏はバイデン氏で共和党を非難しています。

2024.02.18
『ウクライナ軍の東部要衝の撤退、米議会の「無為」原因とバイデン氏』
https://www.cnn.co.jp/usa/35215412.html

昨年後半からのウクライナ軍の劣勢は原因の一番大きな部分は兵士不足です。
そもそも砲弾に関してはウクライナが求めるほどに供給するのは無理です。
だったら❓
あるだけ使うのではなく、使う分量を計算して節約しながら使うべきでしょう。2022年はウクライナ軍は、そうしていたはずです。2023年になり武器の支援の量が増え、それとともに砲弾の消費も節約はなくなりました。
だから補充が減れば即砲弾不足になります。

ウクライナ軍の兵士不足の原因は、ザルジニー最高司令官時代兵士隠しに原因があるようです。

2024.02.10
『シルシキー総司令官の初仕事、兵士70万人が何処にいるのか突き止めること』
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/commander-in-chief-sirshikis-first-task-is-to-find-out-where-700000-soldiers-are-located/

これは噂話ではなく、大統領府のポドリャク大統領府顧問が発言していることです。
「約100万人の兵士のうち戦闘に参加したのは20万人~30万人程度」
「残りは最前線から遠く離れた場所にいる」
「シルシキー総司令官の初仕事はどこに残りの兵士がいるのか突き止めることだ」

またアウデイーイウカの陥落については・・・
2024.02.12
『危機的なアウディーイウカ、ウクライナ軍は夏に何も準備してこなかった』
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/audi-ivka-in-crisis-the-ukrainian-military-has-not-prepared-anything-in-the-summer/

アメリカ議会が予算を通さないのが原因ではありません。ザルジニー総司令官時代の参謀本部が、全く何もしなかったのが大きな原因です。ここに兵士不足が加わり、どうにもならないほど局面が悪化し陥落しました。陥落するべくして陥落したと言えます。
ザルジニー氏は不作為を通すことでロシア軍に協力していたのではないか❓との疑いさえ浮上します。
ウクライナ国内で追及されることは、ないのでしょうけれど・・・

※まあ、それは脇に置いてトランプ氏です。
共和党の大統領候補になることが事実上決定しています。
以前からゼレンスキー氏は、トランプ氏に対して挑発的な発言をしています。
2月17日のミュンヘン安全保障会議の演説と司会者から質問の中で、同じ内容を発言しました。

※トランプ氏は、いやしくもアメリカ大統領を4年務めた政治家です。ウクライナの大統領とは格が違います。格上の相手に挑発的な発言を繰り返せば、どうなるか❓

良い印象は皆無ですね。
トランプ氏にはトランプ氏のアメリカ外交についての考え方があります。
トランプ氏の理解では、ウクライナ紛争はバイデン氏の戦争でありアメリカの戦争ではありません。
だから共和党下院議員のウクライナ紛争についての考えは・・・
「領土を割譲して即終戦」です。

※もし、ゼレンスキー氏がこれを変更してほしいならトランプ氏に頼まなければなりません。頼んでもトランプ氏が考えを変えるかどうかは不明です。
挑発を繰り返せば、どうです❓
トランプ氏が自分の考えを変えることは100%無いと思います。

※つまりゼレンスキー氏はトランプ氏が大統領選に勝利すれば、アメリカの支援を失うと思います。少なくとも戦争の継続に対する支援は打ち切られると思います。

※これがゼレンスキー氏の大きな人間的欠点です。
挑発的で攻撃的な態度で相手の支持を勝ち取ろうとします。
それが逆効果を生むと支持が得られないか、相手は敵に回ります。
このようにして味方の中にも結構、敵を作り出しています。ポーランドの政党「法と正義」の関係者を完全に敵に回しました。ポーランドの大統領は、「法と正義」を支持しています。
ポーランドの半分は、ウクライナの敵に回りました。
2024.02.13
『ポーランド農民によるウクライナ国境封鎖が拡大、5ヶ所の検問所で妨害』
https://grandfleet.info/european-region/polish-farmers-expand-border-blockade-with-ukraine-blocked-by-five-checkpoints/

ポーランドによるウクライナ国境閉鎖問題は、まったく解決の目途が立ちません。

ウクライナ紛争が長くなれば、このような問題が順次表面化すると思います。

そして西側各国には選挙があります。
ウクライナに巨額の支援をしている国の指導者や政権党が勝てるかどうか❓
イギリスは、年内に総選挙があります。
イギリス国民の生活苦を放置して巨額の資金をウクライナ支援に使っている現在の与党の保守党は、総選挙ではボロ負けの見通しです。
労働党政権が出来たとして、ウクライナ支援をどうするのか❓不透明です。

ゼレンスキー氏を見ていると今の欧米の政治状況が永遠に続くと思い込んでいるようです。時期が来ればどの国でも選挙があります。政治体制は選挙結果によって一変します。

一番は、アメリカですね❓
トランプ氏が大統領になれば、ウクライナ政策は180度に近いほど変更されます。
もっとも戦争を終わらせる意味では、それが一番いいことかもしれませんね❓
戦争大好き大統領と首相ばかりで、年内は戦争が終わりそうもありません・・・


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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