「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ロシアの立場を代弁する人々とメデイア<ウクライナ紛争2023年8月

2023-08-30 17:48:46 | ウクライナ紛争

ワールド
2023年8月28日6:23 午後Updated 17分前
ウクライナ、南東部ロボティネ奪還 反攻で南部戦線打開か
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-fighting-robotyne-idJPL4N3A93PO?il=0

この記事の中に、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が出てきます。ニューヨーク・タイムズは、これまでも度々ロシアを代弁したりロシアに有利な報道をしています。それどころか、「ウクライナ停戦」を求める一面意見広告さえ掲載しました。

アメリカで元軍高官や元大使らが、NYT紙に「ウクライナ停戦」求める一面意見広告 岸田外交は大丈夫か?
2023.05.24
https://the-liberty.com/article/20646/

ウクライナ戦争の停戦急げ――戦局拡大と泥沼化の前に 和田春樹、伊勢崎賢治、羽場久美子ら学者・専門家グループがシンポジウム開催
2023年7月2日
https://www.chosyu-journal.jp/heiwa/26992


ウクライナに兵器を供与し続けることが正義なのか 「停戦」を呼びかけた意見広告から考える
2023年6月4日 12時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/254504

はっきり言えることは、単に核戦争が怖いから早く停戦するべきだと主張しているだけです。
もう少し進めると、「停戦交渉のためにはロシアの占領地をウクライナは認めろ」という話になります。

要は現状を認めたうえで「双方が停戦交渉をするべきだ」ということになります。

日本では、大体出てくる人も同じです。広島のG7サミットに即時停戦を求める意見書を提出した約30人の学者や知識人に含まれる人たちです。アメリカも、大体似たようなグループだと思います。
「米国はジャック・マトロック元駐ソ連大使、デニス・ライヒ退役陸軍少将といった外交官や軍の元高官ら14人が名を連ねる。」

アメリカ全体の意見をこの14人が代弁しているのか?少なくとも日本全体の意見を、ここに出てくる約30人の有識者と言う人々が代弁しているのでは、ないことは確かです。

むしろ、ロシアに有利な条件で停戦交渉をするべきだと主張しています。「ロシアが侵略したウクライナ領に居座ったままでは、停戦交渉に応じられない」と言うのが欧米とウクライナの主張です。

ロシア・ロビーと言うべきでしょうね。
日本だとほぼ左翼系と言えると思います。
護憲や安保反対の立場とも重なるのでは、ないでしょうか?
少なくともニューヨーク・タイムズの論調には、明らかに反ウクライナ的な部分とアメリカ政府に不利な記事を報道する傾向が見られます。
ニューヨーク・タイムズの論調は、東京新聞の論調と同じなのであろうと思います。
「ニューヨーク・タイムズが◎◎と報道している」
アメリカの左翼新聞が、どう報道しようとロシアのためにする報道であり、何らかの根拠になるわけではありません。

「ウクライナ戦争即時、停戦」を主張する人々は、ほぼ同じです。ウクライナの主権や領土を侵略された事実、あるいはロシアの戦争犯罪を、軽々と無視します。
和平のためには、ウクライナは全部泣け!と言うわけです。それは、ロシアの不法または違法行為を全部、認めるのと同じことです。

無責任の極みと言うべきです。そのメデイアがどの立場に立ち、誰を代弁しているのかを見極める必要があると思います。

ニューヨーク・タイムズと聞けば、正しいメデイアだとの印象がありませんか?
その主張や広告を見ると、かなり偏ったメデイアだと思います。特にウクライナ戦争が始まった後は、そのようなロシアを利する記事を度々、見てきました。
全面広告に至っては、正体をはっきり現したと言えます。



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