「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(ロシア)プリゴジン氏とワグネルのその後<2023年6月

2023-06-27 18:26:34 | ロシアと周辺国

ロシア下院がワグネル規制法案を検討 プリゴジン氏の今後も不透明
2023.06.26 Mon posted at 10:51 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35205709.html

ワグネル事件は、ワグネルの部隊はウクライナ領の宿営地に帰り、プリゴジン氏はベラルーシに移動する事で一応の決着を見たことになっています。

ところが?
1日経つのにプリゴジン氏が行方不明になりました。ベラルーシに入国したことが確認されていません。あるいは、ベラルーシ政府が秘密にしているのかもしれません。

ロシアの情報組織や特殊部隊が暗殺することは、ほぼ不可能だと思います。ワグネルの護衛が随行している以上、返り討ちに会うでしょう。そんな甘いことをプリゴジン氏がするとは思えません。

ワグネルの部隊は、元の宿営地にいます。その後、ロシア軍がどうしたと言う話は、まだないです。

もし、プリゴジン氏がそこにいるとしたら?
モスクワでの内戦は、寸前で回避されましたが?
ワグネルの部隊は、元のままである可能性があります。

単にワグネルの部隊とプリゴジン氏が宿営地に戻っただけだとしたら、問題は全然解決していないことになります。

ロシアのロストフ州の軍事施設は、1回ワグネルの部隊が全部占拠しています。引き上げるときに、武器弾薬食料燃料などを、ゴッソリ!補給して帰っていたらどうなります?

宿営地で籠城できますね?
塹壕を掘って陣地を築いて、籠城されたらちょっとやそっとでは制圧できません。ウクライナ軍とロシア軍は、激戦の最中です。そんな時に数万人単位のワグネルの部隊が籠城してしまえば、どうなるか?

2倍の兵力が必要だとして、5万人規模のロシア軍を派遣しないと鎮圧出来ないことになります。

私が見るところ、プリゴジン親父は人柄のいい人でも目的を簡単に諦める人間でもないと思います。

「ベラルーシに移動する」

その通りかもしれないし、途中で気が変わってウクライナ領のワグネルのキャンプに戻ることにしても、全然おかしくないですね?

ロシア政府のために心配してあげますが、タチの悪いのを野に放ったように見えなくもありません。(ロシア政府の方が、もっとタチが悪いことも事実です。)

これやられたら、ロシア軍のウクライナの前線は崩壊するでしょう。それを回避しようと思うなら?

国防相と参謀総長をワグネルに引き渡すしかありません。何だか、もっとロシアにとって酷いことになりそうな予感がします。(戦犯2号と3号ですから、引き渡すこと自体に問題はないと思います。問題は「1号」ですね?)

プーチンさんは、大丈夫なのかな?
大丈夫でない方が、喜ぶ人は圧倒的に多いです。

もし、あるいはウクライナ領に潜伏している(悪党)プリゴジン親父が?
ウクライナで数万人規模の兵力を指揮する将官を数人仲間に引き込めば?
10万人規模の完全武装の武装蜂起が起こり、モスクワに進軍を開始するかもしれません・・・
(ウクライナ軍は事前に話を通せば、邪魔はしないと思います。後ろから攻撃するような卑怯なこともしないでしょう・)
どうするんだ?

結論、ウクライナ領でウクライナ軍と戦争したいロシア兵は、ほとんどいないと思います。みんな生きてロシアに帰りたいと思っていると思います。じゃあ?どうする・・・

☆全部、悪党のように書きましたが・・
ロシアには、悪党しかいません。
ややマシな悪党・悪い悪党・凄く悪い悪党・
これしかいません・・

悪党でない人は、ロシア国外に逃亡したか刑務所の中です。良い人は、ロシア国内では存在が許されないのです。嘘だと思う人は、認識が足りません。



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