ふと、思いつきましたが力士の時代やピークが違いますから強さの比較は、出来ないかしにくい場合が多いです。
だから優勝回数や勝利数など数字の比較になってしまいます。
しかし、現役時代が重なっている場合もあります。
平成17年夏場所
横綱:朝青龍
大関:魁皇 栃東 千代大海
関脇:白鵬 土佐ノ海
小結琴光喜 若の里
平幕
前3雅山 前5琴欧州 前11稀勢の里 前14琴奨菊
平成20年夏場所
横綱:朝青龍 白鵬
大関:琴光喜 魁皇 千代大海 琴欧洲
関脇:安馬 琴奨菊
小結:稀勢の里 鶴竜
平幕
前3鶴竜 前7豪栄道
平成23年夏技量審査場所
横綱:白鵬
大関:琴欧洲 魁皇 把瑠都 日馬富士
関脇:琴奨菊 稀勢の里
小結:鶴竜 豊ノ島
前1豪栄道
こうしてみると現役時代の重なる力士がいます。
例えば、稀勢の里の対戦相手別勝敗、左勝ち・右負け
朝青龍4-13 鶴竜32-18 白鵬16-44 日馬富士24-37
豪栄道26-15 魁皇16-12 琴欧洲15-27 琴奨菊30-36 琴光喜12-11 千代大海8-13 把瑠都6-21
ほぼ格上相手に負けています。
だから中々横綱に昇進できなかったのです。
弱い横綱です。
結構強い朝青龍。
貴乃花0-2 武蔵丸4-5
貴乃花は、引退前です。武蔵丸も引退前9場所でしょうね❓弱くなってからの対戦です。
引退前の貴乃花に2連敗。同じく引退前の武蔵丸と互角。
朝青龍VS貴乃花は❓
貴乃花がピークであれば、貴乃花圧勝だと思います。
朝青龍VS白鵬は❓
朝青龍13-12
日馬富士36-21
ピークを過ぎている朝青龍と大体互角です。
と言うことは❓
この3人の比較では、貴乃花の圧勝でした。
優勝回数は、その時代の対戦相手の強弱によりかなり違います。
朝青龍や白鵬の時代には、ライバルになるような強い横綱はいません。
貴乃花の時代は❓
曙・武蔵丸と言う超強力なライバル横綱がいました。
直接対戦したら、どちらが勝つか❓と言う視点で見ると記録とは、違う世界が見えます。
大鵬の対戦相手別成績
対横綱戦
柏戸剛21-16 北の富士勝昭26-5 琴櫻傑將22-4 佐田の山晋松27-5 玉の海正洋21-7 栃ノ海晃嘉17-6
対大関戦
北葉山英俊24-11 清國勝雄29-4 豊山勝男28-4
横綱戦を見てください。時代の重なった横綱に全部、圧倒的に勝ち越しています。
そうすると❓
少なくとも戦後の最強横綱は、「大鵬」です。
異次元の強さと言えます。
数字と本当の強さは、別物でしたね❓
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