「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

トランプ政権のウクライナ和平仲介の進捗状況と内容<2025・02・11

2025-02-11 19:26:52 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

関連記事
トランプ氏、プーチン氏と会談したと明かす 「人々が死ぬのを止めたがっている」
2025.02.10 Mon posted at 13:12 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35229239.html
トランプ・プーチン電話会談の米報道、ロシア政府は否定も確認もせず
Anthony Halpin
2025年2月10日 0:18 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-02-09/SRF7MET0G1KW00
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2025年2月11日午前 4:49 GMT+919分前更新
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2025年2月10日午前 7:43 GMT+921時間前更新
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2025年2月7日午前 11:20 GMT+94日前更新
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2025年2月6日午前 11:32 GMT+95日前更新
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2025年2月5日午後 7:28 GMT+95日前更新
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水面下では、実務者同士による話し合いが行われているのであろうと思います。当然、詳細は不明です。トランプ氏がプーチン氏を電話会談したという話が出ていますが、ロシア側はノーコメントです。
記事を見ると、どうやらトランプ氏はゼレンスキーとの直接会談をするようです。
その前にトランプ氏側近がキエフを訪問して会談して事前の打ち合わせをするのでしょう。

この流れに合わせるようにゼレンスキーの停戦条件も具体的になりました。それが④の記事です。
⑥の記事では、今後の軍事援助については協議していないと発言しています。USAIDの資金供与停止と併せて資金と武器については、今後の話し合いになります。事実上外堀を埋められたと言えます。

<④の記事での発言>
「トランプ氏は戦闘を終結させるだけでなく、プーチン(ロシア大統領)がわれわれに二度と戦争を仕掛けられないようにする必要がある」
「米国と欧州がわれわれを見捨てず支援し、安全の保証を提供してくれるという理解があれば、(ロシアとの)どのような形式の会談にも応じる用意がある」
要は停戦後のウクライナの安全をEUとアメリカが保障してくれれば停戦交渉に応じる・と言うことです。
これまでは、NATO即時加盟を条件にしていましたから、それは引っ込めました。ゼレンスキーとしても資金と武器の供与を保留にされると戦争継続が不可能になりますから、応じざるを得ないと言うことです。

と言うわけで停戦交渉を始める流れは、出来上がったと言えます。
中身については、当然不明です。

観測記事
ウクライナ戦争終結へ、米国とロシアの間で密かに進む合意形成
(EUとウクライナの説得は後回し、最後は米国の「力」でごり押しか)
2025.2.4
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/86405?page=2

「先月26日にウクライナのメディアが報じた内容」
「記事によれば、この米国案は欧州の外交筋に渡され、その後それがウクライナにも回ってきた。その中には、以下のような今後の交渉スケジュールと要合意内容が記されている。」
「報じた当のウクライナのメディアは、この内容が本当に米国の作成した計画書なのか、あるいはフェークなのかについて、いずれにも受け取れるとして結論を避けている。」

ウクライナのメデイアが報道したと言うだけで真偽不明の情報です。誰かが、リークしてそれをウクライナのメデイアが報道しました。これは、真偽などどうでも良く、いわゆる観測気球でしょうね❓
事前に内容をアナウンスメントしておくと言うことだろうと思います。
おそらく、有無を言わさずゼレンスキーは、似たような内容の合意を迫られるのではないか・と思います。
来週には、多分ホワイトハウスでトランプ大統領との直接会談が予定されているようです。

ゼレンスキーが合意しなければ、更に何らかの方法で締め上げる予定でしょう。
同意すれば、次はロシアとの交渉に取り掛かる段取りだろうと思います。
だから来週のトランプ氏との会談でゼレンスキーが白旗を出せば、話は意外に早く進行するかもしれません。

ゼレンスキーがゴネれば、また締め上げる必要がありますから、時間がかかりそうです。
締め上げるネタは、ゼレンスキーのネガテイブ・キャンペーンでしょう。ゼレンスキーの不都合なネタが西側のメデイアを賑わすことになるかもしれません。

『ロシア対外情報庁(SVR)がNATOのゼレンスキー中傷キャンペーンの可能性を指摘、ほかTASSの記事<ウクライナ紛争2025・02・04』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/57f4e80d7e5677b4b25fbde831a2cdc8

多分、それに備えてロシアは事前に責任回避をしたのだろうと思います。
(ゼレンスキー中傷キャンペーンをやっているのは、西側だ!)

どっちにしてもウクライナ国内では、敗戦の責任を押し付ける「スケープ・ゴート」は不可欠です。
幸い責任を押し付けなくても、ほとんど全部責任のある便利な人物がいます。
おっとっと❓

※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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