今日は晴れていた。
キリッと寒いが青空だった。
センター試験会場に送り、息子が車から降りる時、手をパシッと叩き、
「よし!頑張って来い!」
と気合いをかけた。
息子も元気に
「うん」
と返事をして車を降り、会場に入って行った。
その後ろ姿を見て、涙出そうになる母。
息子にだけじゃなく、大勢の高校生達が会場に入っていく姿を見て、なんだか感動したおばちゃん。
そうして長い一日。
家に居て何も手につかない。
そんな私をLINEで、とある方々から励ましをもらったり(いろいろありがとう)、
買い物とトイレ掃除だけはやって、あとは何もしないでずーっと家で固まっていた。
あ、固まったついでに「逃げ恥」の再放送を二週分やってたので見た。
実はこのドラマ、あんなに流行ってたのに見ていなかったんだけど、あら、こんな面白かったんだ。
息子が戦ってるというのに、呑気にドラマを満喫した母。
こんな日に呑気に見るのは恥だが役に立つ母。
夕方になり、何か夕飯作らなければと思ったんだけど、何を作ったらいいやら。
肉たっぷりだとか油ものとかは試験前は避けた方がいいと何かで見た気がする。
そうだ、うどんでいいや。
え?あっさり過ぎかしら。
まあ鶏肉と野菜きのこはたっぷり入れたから。あと卵と。これでいいや。
そろそろ一日目が終わる。
ドキドキ…
大丈夫だっただろうか。
センタープレ模試の時のような失敗をしてないだろうか。
そんな心配を胸に、役に立つ母は迎えに行った。
暗い駐車場に停めて、会場の建物に目をやる。
電気がついている窓がたくさんあり、あのどこかに息子が居るんだ。
頑張れー。
ふと気がついたら、車から降りて外に立ち、窓をずっと見上げてる人がいた。
受験生のお母さんなんだろう。
寒空の下、手を合わせるようにしてじっと上を見上げている。
わかる。
わかるわよ、どなか知らないがお母さん。
知らないお母さんに便乗して、外に出て見上げようかと思ったが、
やっぱり寒いから暖かい車でぬくぬくしてたおばちゃん。
そして、会場からたくさん受験生達が出てきた。
キタキタキタ…
息子がどうか明るく戻ってきますように…
祈る母。
なかなか来ない。
みんな同じに見える。
どれだウチの息子。
食い入るように車からメガネを光らせるおばちゃん。
ガチャ…
え、気づかなかったが息子はもう車の所まで来ていた。
顔は?顔はどんな表情?
普通だ。
少し明るい。ていうかホッとした顔。
良かった。
帰りの車の中で話ながら言ったが、すごく上手くいったわけでもないし、だめだったわけでもない、まあまあだったようだ。
いい、いい、息子よそれで充分だ。よく頑張ったね。
問題は明日だ。
息子がすごーーーーく苦手な数学がある。
でも、明日の数学が終われば、もう数学をすることはない。数学を卒業できる。
最後の力を振り絞って数学を頑張ってくれ。
ところで今日の英語の問題に、宇宙人の日記が出たとか。
宇宙人の日記?
何気に笑える。
そんなおばちゃん人の、今日の日記だった。
キリッと寒いが青空だった。
センター試験会場に送り、息子が車から降りる時、手をパシッと叩き、
「よし!頑張って来い!」
と気合いをかけた。
息子も元気に
「うん」
と返事をして車を降り、会場に入って行った。
その後ろ姿を見て、涙出そうになる母。
息子にだけじゃなく、大勢の高校生達が会場に入っていく姿を見て、なんだか感動したおばちゃん。
そうして長い一日。
家に居て何も手につかない。
そんな私をLINEで、とある方々から励ましをもらったり(いろいろありがとう)、
買い物とトイレ掃除だけはやって、あとは何もしないでずーっと家で固まっていた。
あ、固まったついでに「逃げ恥」の再放送を二週分やってたので見た。
実はこのドラマ、あんなに流行ってたのに見ていなかったんだけど、あら、こんな面白かったんだ。
息子が戦ってるというのに、呑気にドラマを満喫した母。
こんな日に呑気に見るのは恥だが役に立つ母。
夕方になり、何か夕飯作らなければと思ったんだけど、何を作ったらいいやら。
肉たっぷりだとか油ものとかは試験前は避けた方がいいと何かで見た気がする。
そうだ、うどんでいいや。
え?あっさり過ぎかしら。
まあ鶏肉と野菜きのこはたっぷり入れたから。あと卵と。これでいいや。
そろそろ一日目が終わる。
ドキドキ…
大丈夫だっただろうか。
センタープレ模試の時のような失敗をしてないだろうか。
そんな心配を胸に、役に立つ母は迎えに行った。
暗い駐車場に停めて、会場の建物に目をやる。
電気がついている窓がたくさんあり、あのどこかに息子が居るんだ。
頑張れー。
ふと気がついたら、車から降りて外に立ち、窓をずっと見上げてる人がいた。
受験生のお母さんなんだろう。
寒空の下、手を合わせるようにしてじっと上を見上げている。
わかる。
わかるわよ、どなか知らないがお母さん。
知らないお母さんに便乗して、外に出て見上げようかと思ったが、
やっぱり寒いから暖かい車でぬくぬくしてたおばちゃん。
そして、会場からたくさん受験生達が出てきた。
キタキタキタ…
息子がどうか明るく戻ってきますように…
祈る母。
なかなか来ない。
みんな同じに見える。
どれだウチの息子。
食い入るように車からメガネを光らせるおばちゃん。
ガチャ…
え、気づかなかったが息子はもう車の所まで来ていた。
顔は?顔はどんな表情?
普通だ。
少し明るい。ていうかホッとした顔。
良かった。
帰りの車の中で話ながら言ったが、すごく上手くいったわけでもないし、だめだったわけでもない、まあまあだったようだ。
いい、いい、息子よそれで充分だ。よく頑張ったね。
問題は明日だ。
息子がすごーーーーく苦手な数学がある。
でも、明日の数学が終われば、もう数学をすることはない。数学を卒業できる。
最後の力を振り絞って数学を頑張ってくれ。
ところで今日の英語の問題に、宇宙人の日記が出たとか。
宇宙人の日記?
何気に笑える。
そんなおばちゃん人の、今日の日記だった。