そいつは言えないなあ

2018年03月03日 | 日記
仕事から帰ったら、留守電が入っていた。

聞くとダンナの中学時代の同級生と名乗っていた。

還暦を記念しての同窓会を開くので出欠を聞きたいとのことだった。

そして電話が欲しいと電話番号を言っていた。

後回しにするとめんどうになるから、早速電話をかけた。

「入院してますのですみませんが、出席はできません」

「え!そうなんですか!?」

「はい、よろしくお願いします」

「あのぉ、差し替えなければなんの御病気なんですか?」

「あ…」

そいつぁ言えませんで。

うちのダンナ、重度うつ病からの統合失調症なんですなんて、言えないんだなあそれが。

「ああ、ちょっと…」

「あ、どうぞお大事になさってください」

「はい、ありがとうございます。それでは失礼します」

ガチャン。

フー。

そうか、還暦か…。

ダンナは今まで生きてきた人生の、6
分の1以上は入院してるんだなあ。