余計な痛みと余計なひとこと

2018年03月12日 | 日記
つくづくつくづく余計な痛みを抱えてしまったもんだ。

職場の階段から滑り落ちてしまい、
尾てい骨と骨盤の後ろが痛い。

一週間近く経つけど痛いまま。

ネットで調べると、もし骨にひびがいっていても病院でするのは湿布ぐらいのもので、安静にして自然治癒を待つしかない、そうだ。

安静にしていれば通常1か月半ぐらいには痛みがとれるというが、安静にしていられないし、老化が進んでいるし、もっとかかるに違いない。

ただでさえびらん性関節炎で手の指が痛いのに、余計な痛みをまた持つなんて、いい加減勘弁して欲しいものだ。


とにかく我慢我慢で今日も仕事をしてきた。階段は慎重に降りた。


仕事の帰り、スーパーに寄った。

レジを済ませ、袋に入れてる時、私の前に来て袋に入れ始めたピンクのエプロンの女性にふと目をやった。


…あれ!?

せんせい!

「先生じゃないですか!」

「え?あ!」


なんとまあ息子が幼稚園の時の担任の先生だった。

12年ぶりだけどすぐわかった。

12年前の卒園式、園児の名前を一人一人呼びながら泣いた先生。

他の先生達より控え目で、真面目で優しくてピアノが上手で一生懸命で、子供たちを心から可愛がってくれた先生。

そんな先生を、子供たちも私たち母親も皆大好きだった。

「○○ちゃん、元気ですか?」

ちゃん笑

「元気です。この前、大学に合格しました」

「えー!もう大学生だったんですかー!」

先生の記憶は小さい幼児の息子のまま。今の息子見たらびっくりするだろうなあ。

「先生より大きくなりましたよ笑」

「わあ!」

「あれから時はずいぶん経ちました」

ひとときの再会。

あ。

ふと先生のバッグの陰に隠れているお腹が膨らんで見えた。

「先生、もしかしてオメデタですか?」

「え?いいえー!笑」

ヤバッ!

「ごめんなさい!」


「それではお元気で」とお互いあいさつして別れた。

しみじみとした再会だったのに、最後に失言してしまったなんて私のバカバカッ!

なんて失礼なおばちゃんなんだ!

クーッ!