強がり

2018年03月10日 | 日記
先日、職場で階段から滑り落ちたのだが、やっぱりお尻と腰が痛い。

一番痛いのが尾てい骨。

ほんと余計な怪我をしたもんだ。

階段から落ちた時は息ができないくらい痛かったのだが、恥ずかしいので「大丈夫大丈夫」と周りに強がった手前(笑)、なんだか仕事を休めないので我慢して行っている。


そういえば昨年の今頃だっただろうか。

職場であるこの施設に来ている小学3年生の女の子にヒョイと両脚を掬い上げられ、私はおもいっきり後ろに倒れた。

その時は頭を床にぶつけたのだが、一番痛みが残ったのが首だ。

一年経った今でも首の後ろが痛い。


その女の子だか、

お父さんの転勤で、来月初めに引っ越すことになった。

この気が強い超わがまま娘が、初めての転校でやっていけるのだろうか。

軽い発達障害はあるが頭が良い。

良いと言うかこの年齢にしては良すぎる。lQが高いそうだ。

でも施設では女王様気分でちょっとでも気に入らない子には容赦ない。

その都度私が教えて来たのだが私の言うことなんか聞きやしない。

昨日も一つ年下の女の子に意地悪をしていたから注意して、

「いい加減そんなんじゃあ転校先でお友だちができないよ!」

と言ったのだが、

「ああいいよ!私は友達なんかいらない!」

と小憎らしい口答え。


強がりなくせに。


私が怒るのなんか眼中にないのだが、この女の子が一番恐れているのは母親。

外ではわがまま放題だが、家では良い子ちゃんなのだ。

母親の前では私たち職員にキチンと素直に話し、まるで別人で驚く。

普段はクソ憎たらしい子なのだが、こうして家では可愛らしい女の子を演じているのかと思うとかわいそうになる。

数日前、この女の子が通う小学校だけが午前授業だったので、一人だけ早く施設に来た。

私は女の子を連れて公園に行った。

まだ雪で真っ白な、誰も居ない公園。

女の子は大ハシャギで雪をズボズボ踏みながら走り回り転がり回った。

その時は私もまだ階段から落ちてなかったので笑、一緒になって遊んだ。

二人で笑いながら。


引っ越す先はこんなには雪が降らない。

その笑顔と、この白い雪を忘れないんだよ。