お名前書き

2018年10月22日 | 日記
子供がまだ小さかった幼稚園、小学校の頃、持ちモノ着るモノほとんどに名前を記入したものだ。

その癖から中学生になっても勝手に私が記入していたら、息子が学校で靴下に書かれていた名前を友達が見て笑われたという。

しかもフルネームで書いていたもんだからよけい笑われたらしい。

「書かなくていいからね」と息子に言われて私が書く必要性が無いとやっと気がついた。笑

それをきっかけに息子の持ち物の名前書きを卒業した。


あれから何年も経ち、私はダンナの着るもの姑の着るものに名前書きをしている。

入院生活をしているダンナ、デイサービスやショートステイを利用している姑の物には、全部名前を記入しなければならないことになっている。

まだまだ名前書きは卒業できないだろう。

それにしても、だ。

先日、ダンナの秋冬物を持って入院先に行き、夏物を持って帰って来た。

その持ってきた夏物を見て疑問に思う。

どれも薄汚れているし臭い。

本当に洗ってもらってるのだろうか。

毎月一律で洗濯代を払っているのに、この汚さはいったいどういうことか。

これは洗ってないな。主婦の目はごまかせないぞ。

それに、腹が立ったのは、名前だ。

私は服の裏側やタグにマジックで名前を書いている。全部ちゃんと書いている。

それなのに、ダンナの服の外側にマジックでデカく名前が書かれていた。

なんなんだ。入院患者とはいえ、他人の私物だ。私物にこんな書き方をしていいのか。

それに、服の表に名前を書くなんて、これじゃ個人情報の漏洩だ。

腹が立つ。

精神科の患者を見下してるとしか思えない。

もしかしたらあの感じの悪いババア看護師か?

あのババアの服にもマジックでデッカくババアの名前を書いたろか。

それと同じ事をしてるんだと思い知らせてやろうか。


なんて、こうやって怒っても、私にはどうしようもない。

何か病棟に文句を言おうものならきっと、だったら退院して家で見れば?という態度をとられるだろう。

クソっ。

手も足も出ないや。

悔しい。