今日は実家の母に付き添って、大学病院で脚の痺れを診てもらった。
何年も前から我慢してきた痺れが、このところ悪化していたようだ。
昔、腰の手術をした所からきた痺れかと思っていたが、どうやらそこではなく、新たな場所からきたものだった。
来月、MRIとCTと、血流の検査をすることになった。
そして、母を車に乗せて実家に送って行っている途中、私のスマホが鳴った。
運転中だったのでなかなか出られないでいると、電話が切れた。
「誰だろう?」
車を寄せて停め、スマホを見た。
電話の相手は姑カヅさんが入居している施設。
嫌な予感がして、急いで電話をかけ直した。
嫌な予感通り、カヅさんはまた救急で病院に入ったのことだった。
「家族さんにすぐ来て欲しいです」
と言われたが、すぐ行ける距離じゃないし、母を実家に送って行く途中だった。
だが、母は「タクシーで行くから」と言うので私はそうしてもらえば助かると思い、タクシーを呼んだ。
といっても、タクシーを呼んだ位置から実家まではまだ60㎞ほどあるのだが。
母には申し訳ないが、そこで母を降ろし、私はUターンして今度はカヅさんの病院に向かった。
そこの病院まで車で2時間半。
すぐ来て下さいと言われても...と焦る気持ちを抑えて向かった。
そして夜8時、やっとカヅさんのもとに着いた。
血色の無い顔色のカヅさんはとても辛そうで、私を見てもよくわからなくなっている様子だった。
診断は、またしても腸閉塞と肺炎で、そのまま入院となった。