ジャングルと呼ばれる部屋

2020年07月31日 | 日記
前に居た職場に戻るだけのつもりで1年振りに戻って来たのに、前とはまったく違ってしまっていた。

まず場所も引っ越して大きい建物になり、利用する子どもの数も倍に増えていた。

職員も増え、なぜか上司達の雰囲気も前より偉そうになっていた。

私の担当は、精神の発達障害を持った子ども達の部屋。

前も担当していたのだが、前に居た子達とは比べものにならない大変な子ども達。

とにかく乱暴な子が多い。

子ども同士もケンカになるのだが、職員にも殴る蹴るぶつかってくる暴言を吐かれるツバをかけられる。

特に私にだ。

この部屋の担当の職員は男性が多い。

男の人に対しては怖いのだろう。

女の人は私の他に部屋のリーダー、マユコさん。

子どもから見ても、マユコさんは偉い人、上の人、とわかっているのだろう。

あとは品のいい60代前半と60代半ばのおばちゃんの二人。

こう見ると、確かに私に甘えてそれが暴力等になってくるよねぇ…

ていうか男達は若いんだから、もっと率先して子ども達の相手をしてくれ、だ。

特にヒロキは使えない。

この働きの差で同じ時給をもらっていると思うと腹が立つ。

上司が部屋に来た時だけ動き出すヒロキ。

ほんとムカつく男だ。

そんな中、特に手がかかる2年生の女の子が居るのだが、私におぶさって来た時、こんなことがあった。

おんぶをしていたら、私の襟元をグイッと引っ張り顔を半分入れ、私の背中にツバを出したのだ!

許されるものなら「クソガキッ!」て言って投げ飛ばしたくなる心境!

「こらぁ、何やってるのぉ」

てユルく優しく注意したのだが、

「テメェふざけんじゃねぇよ!」

て言いたいくらいだ。


しかもコロナのこのご時世。

小学生は無症状が多いから、万が一てこともあるのだ。

ほんとに嫌気がしてくる。

マスクもまともにしてくれない子ども達。

この部屋の隣の部屋は、身体に障害がある子ども達の部屋。

その部屋の担当職員は、若い女性職員達と看護師の資格があるイナモト達。

どうやらこの部屋の担当職員達は、私が担当している部屋のことを「ジャングル」と言ってるらしい。

ちっ。ああそうだよ。ここはまさにジャングルだよっ。

子ども達には罪が無いが、ワタシャなんだか早くも疲れたよ。