今日の息子は再び不安に陥っていた。
いろいろ体の検査して、自分はどこも悪くないんだとわかったのに、左肩の違和感と左脇腹の痛みが未だに取れないのはどうしてだろう、と言いながら、またしても不安になって暗くなっていた。
ああ…もうやめてくれよぉ!…と、正直私は心で叫んだ。
でもしょうがないんだ。息子は辛いんだから。
いつも左肩を誰かに掴まれてる感覚なのだそうだ。
早くその違和感から解放させてあげたい。
日によってこうやって暗くなったり、元気に明るくなったり…
そんな息子の状態の中なので、再開した仕事も不安になる。
ていうか、は…?
勤務のシフトを減らして欲しいとは言ったけど、来週の勤務がまさかの一日のみ。
しかしながら8月は大して減る様子はない。
なんとまあ不安定なわけわからないシフト。
上司、特に副社長へのゴマすり達が気に入られる職場の雰囲気もやってられないし。
ああそういえば昨日の仕事の帰り、二十代半ばの若い男性パート職員と話をしていて、「9月で辞めようかと思っているんです」と教えてくれた。
キツい職員達が自分の陰口を言っているのを聴いてしまったのだとか。
そりゃあ嫌だったろう。私だってそんな現場に居たら一発で辞めるわ。バカバカしい。
その若い男性職員は、今、パートで働きながら、保育士の資格を取る勉強をしていると言う。
良いよ。その方が絶対良い。
若いこの時期は将来に向けて勉強するのは素晴らしいこと。
彼を見ていて純粋で誠実という人柄を感じている。
きっといつの日にか優しい保育士さんになるんだろうなあ。
それにしても9月にはヒロキも辞めることを考えてるって言ってたし、
私だって何かきっかけがあったらいつでも辞めようと思ってる。
副社長ら、そんなこととはつゆ知らず。笑
ホント、笑っちゃうような不安定な雰囲気の職場。
不安定といえばやはり東京都のコロナ感染者数。
一時期これでせめて夏の間は大丈夫だろうという数まで減ったのに、どう考えてもこれでは第二波じゃないか。
夏は安定するはずと、誰か専門家が言ってたのは間違いだったということか。
こんなんじゃあ、秋以降はどうなるの?
東京に住む妹や友人は、一体いつになったら故郷に帰れるんだろう。
どうか、コロナも東京も大雨災害も地震も、職場の雰囲気もそして息子の身心も、どうかどうか平穏に安定しますように。