息子と母のためにも

2021年08月23日 | 日記
夫が、あまりにも突然天国に逝ってしまった。

あの日から、後悔と悲しみばかり溢れていたけど、

でも、そうね、頑張って前向きに生きて行かなくてはね。


お葬式の時、息子が父親に向けてのお別れの挨拶をしたのを思い出す。

小さい頃の父親との思い出を述べて、「今までありがとう。これからは俺が○○家を守っていくから安心してね」と、涙をこらえて父親の遺影に向かって言っていた。

そして、辛い気持ちを乗り越えて、先日息子は大学院の試験を受けた。

合格発表はまだだが、同じコースは3人しか合格できないところ10人受験したようだ。

もしだめだとしたら後期試験も受けるらしいし、それでもだめならバイトして大学院浪人して来年も受けたいと言う。

息子は深く学びたい分野があり、そして取りたい資格がある。そのためにはどうしても大学院に行きたい。

そしてゆくゆくはカウンセラーとして精神科に勤め、自分の父親のような人を少しでも支えたいと思っている。

息子が頑張って動き出しているのに、私がいつまでも泣いてばかりいられないね。


そしてもう一人、私の母親にもこれ以上心配をかけたくない。

今日は久しぶりに母に会った。

母は明るく私に接していたけど、娘である私を心配して励ましているのだと感じた。

今までも母にはたくさんの心配と迷惑をかけた。

本当は私が母を支えなきゃならないのに。


母と息子を安心させるためにも、私は明るく笑顔で生きていこう。


夫よ、

私は頑張るよ。

頑張って元気になるからね。

でもね、

悲しいというのは変わらないよ。

それはもうずっとだからね。

そして毎日心の中で話しかけるからね。

天国から見守っていてちょうだいね。



(久しぶりにウォーキングもしました)