今日も空は晴れていた

2018年01月14日 | 日記
センター試験がおわった。

この二日間、息子は持てる力を全力で出して来た。

緊張と集中で、だんだん身体が半分麻痺してきて感覚がなくなってきたそうだ。

そして目がかすんできて、問題がよく見えなくなってきたそうだ。

それでも精一杯頑張ってきた息子を、今は親として心から褒めたい。

大の苦手の数学とも今日でお別れ。

二次試験は数学は受けない。

今日の数学も酷かったようだが、社会と理科が9割以上取れたと自分でもびっくりしている。

それなら数学が酷くても大丈夫だ。

本当に良かった。

泣きたいよわたしゃ。

しかしながら受験の予選が終わったに過ぎない。

本当の本番はこれから。

まだまだ受験の道は続く。

しかしながらしかしながら息子は今、腑抜けになってゴロゴロしてゲームをしている。

今日だけじゃなく明日も勉強しない宣言をしている。

よかろう息子よ。

そして、私は私で明日から仕事再開。

センター試験に備えて1週間休みを取っていたから、明日から仕事に行くのがおっくうだ。

ああ、めんどくさいめんどくさい。

はっ、子どもが戦っているのに、母がそんなこと言ってはいけないな。

母も頑張ります。

世の中の受験生の母親諸君、とりあえず第一関門終了お疲れさまでした。

あ、そうそう、息子は今後ほとんど塾に行かないそうだ。

私も塾の送迎の負担が減る。助かる。

はー…

息子はいま腑抜けだが、私も同様である。

だからこんなまとまりのない事をズラズラ書いたとさ。

では寝るとしよう。

明日は冷静になれるだろう。




宇宙人の日記

2018年01月13日 | 日記
今日は晴れていた。

キリッと寒いが青空だった。


センター試験会場に送り、息子が車から降りる時、手をパシッと叩き、

「よし!頑張って来い!」

と気合いをかけた。

息子も元気に

「うん」

と返事をして車を降り、会場に入って行った。

その後ろ姿を見て、涙出そうになる母。

息子にだけじゃなく、大勢の高校生達が会場に入っていく姿を見て、なんだか感動したおばちゃん。


そうして長い一日。


家に居て何も手につかない。

そんな私をLINEで、とある方々から励ましをもらったり(いろいろありがとう)、

買い物とトイレ掃除だけはやって、あとは何もしないでずーっと家で固まっていた。

あ、固まったついでに「逃げ恥」の再放送を二週分やってたので見た。

実はこのドラマ、あんなに流行ってたのに見ていなかったんだけど、あら、こんな面白かったんだ。

息子が戦ってるというのに、呑気にドラマを満喫した母。

こんな日に呑気に見るのは恥だが役に立つ母。


夕方になり、何か夕飯作らなければと思ったんだけど、何を作ったらいいやら。

肉たっぷりだとか油ものとかは試験前は避けた方がいいと何かで見た気がする。

そうだ、うどんでいいや。

え?あっさり過ぎかしら。

まあ鶏肉と野菜きのこはたっぷり入れたから。あと卵と。これでいいや。


そろそろ一日目が終わる。

ドキドキ…

大丈夫だっただろうか。

センタープレ模試の時のような失敗をしてないだろうか。

そんな心配を胸に、役に立つ母は迎えに行った。

暗い駐車場に停めて、会場の建物に目をやる。

電気がついている窓がたくさんあり、あのどこかに息子が居るんだ。
頑張れー。

ふと気がついたら、車から降りて外に立ち、窓をずっと見上げてる人がいた。

受験生のお母さんなんだろう。

寒空の下、手を合わせるようにしてじっと上を見上げている。

わかる。

わかるわよ、どなか知らないがお母さん。

知らないお母さんに便乗して、外に出て見上げようかと思ったが、

やっぱり寒いから暖かい車でぬくぬくしてたおばちゃん。


そして、会場からたくさん受験生達が出てきた。

キタキタキタ…

息子がどうか明るく戻ってきますように…

祈る母。

なかなか来ない。

みんな同じに見える。

どれだウチの息子。

食い入るように車からメガネを光らせるおばちゃん。

ガチャ…

え、気づかなかったが息子はもう車の所まで来ていた。

顔は?顔はどんな表情?

普通だ。

少し明るい。ていうかホッとした顔。

良かった。


帰りの車の中で話ながら言ったが、すごく上手くいったわけでもないし、だめだったわけでもない、まあまあだったようだ。

いい、いい、息子よそれで充分だ。よく頑張ったね。

問題は明日だ。

息子がすごーーーーく苦手な数学がある。

でも、明日の数学が終われば、もう数学をすることはない。数学を卒業できる。

最後の力を振り絞って数学を頑張ってくれ。


ところで今日の英語の問題に、宇宙人の日記が出たとか。


宇宙人の日記?

何気に笑える。


そんなおばちゃん人の、今日の日記だった。





















17の試練

2018年01月12日 | 日記
明日はセンター試験。

毎年センター試験の天候は荒れるようだが、明日はどうだろう。

でもうちの息子が受ける会場はラッキーなことに、家から車で10分ちょっとの所だから交通状態の心配は無い。

気がかりなのは天候が曇りにならないで欲しいということ。

自律神経系の持病がある息子にとって、曇りの天気は体調を不安定にさせてしまう。

晴れなら快調だし、雪降りでもまだ良い。

でも曇りは影響する。

そんな天気の心配もあるし、小さい頃からここぞという日に熱を出してしまう子だった。

だからまだまだ明日、あさってを無事に迎えてくれるまでは心配は尽きない。



来月2月半ばに18歳になる息子にとって、センター試験は17歳最後の試練。

そして2月後半に行われる個別入学試験は18歳最初の試練。

なんとか無事に乗り越えて欲しい。


17の息子よ、母だって17の試練があるんだから。

まずビンボーでしょ、ダンナが精神科の病気でしょ、ダンナが無職でしょ、それなのに家のローンをまだ払い終わってないでしょ、ダンナの母である姑の介護でしょ、姑の家の処分をしたいのにお金が無いでしょ、私は今まで厚生年金を払ったことがないから将来の年金の激安さに驚愕してることでしょ、…えと何個言った?、7個か。
あと10ね。
ええと、血圧が高いでしょ、血糖値も高いでしょ、ついでになぜか尿酸値まで高くなっちゃったでしょ、右手の指が医者が驚くくらいの重症なへバーデン結節でしょ、膝痛持ちでしょ、腰痛持ちでしょ、眼の具合が悪くて飛分症が酷くなってきたでしょ、甲状腺の橋本病持ちでしょ、子宮筋腫持ちでしょ、ハアハア、えーとえーとあとはなんだ、そうだ!近所がクソババアだらけ!

しめて17の試練なーり!ババーン!

ほうら、息子よ、母も17の試練と戦ってるでしょ。


さあ!明日から始まる試練を乗り越えろ息子17歳!









センターまであと二日(現在1月11日深夜)

2018年01月12日 | 日記
ハァー…

あさってはセンター試験。

あ、日付変わっから明日ってことになるのか。


息子より私の方が緊張してるかも。

なんだか昨日あたりから体調が今ひとつ。

軽い風邪のような症状。

今日はお腹も少し痛い気がする。

息子も数日前から軽い風邪をひいたかもと言っていた。

ここにきて万全の体調じゃないのはマズイ。


ただ、センター試験目前にして今日の息子は意外に明るい。

「なんか大丈夫な気がしてきた」

と言っている。


もうここまで来たからには、その言葉を信じるけど、

それでも超神経質の母は緊張と不安でお腹が痛い。





身代わり母

2018年01月10日 | 日記
いよいよセンター試験が迫ってきた。

そんな時期だけど、センター試験利用の私立大の願書を出したり、一般で受ける私立大の願書もしめきりが近かったので一緒に出さなければならない。

おとといネットで願書の手続きをしていた息子。

今はネットを通して願書を出す時代だったんだね。

そうなると母はついていけないから、代わりにやる自信がない。

しかもこのところウチのPCが重くて調子わるいし。

まあ、息子がちゃんとやっただろう。

受験料もばかにならないから、私立大で受けるのはセンター試験利用1校と一般受験1校の2校だけ。

とにかく国立に、なんとしてでも国立に受かって欲しい。

息子よ、頼む!


最近の息子の様子は、

機嫌良いな、調子良さそうって感じだったり、無表情でどんよりしてたり、カリカリしてたり。

まあ、受験生なら波があるのは当たり前なんだけど。

親としては子供の顔色を伺ってしまい、毎日気が気じゃない。

私までこうして気持ちが不安定で、昨日は家の階段を上がってる時スリッパが滑ってしまい、危なく転げ落ちそうになった。

とっさに両手で階段にしがみついた際に、ムコウズネを強くぶつけてしまった。

それで昨日の夕飯の時息子に、

「今日さあ、階段で滑っておちそうになっちゃったよ、アハハハ…」

と話しながらハッとした。

ヤバイ!「滑る」だの「おちる」だの言ってしまった!

アハハハって笑ってる場合じゃないじゃん!

心で自分に言い聞かせ焦る母。

息子は、「え…、大丈夫?」と心配してくれた。

ヤバイ。余計な心配をかけてしまった!

またしても心で叫ぶ母。

もう、「おちる」だの「すべる」だの言わないようにしよう。

そう心で誓ったのに、

今日はスーパーで買ってきた物を抱えて家に入った時に、菓子パンのクリームパンが床におちてしまい、「あ、おちた」と口が滑ってしまった。

て、口が滑ってしまったってまた言ってしまった。


話は違うが、私はア○ーバのピ○というPCのゲームをしている。

しかしながら最近PCが重くて前のようにサクサク動けない。

今日、ピ○をしていたら、久しぶりにピ○友のよ○ちゃんに会った。

よ○ちゃんは大学生の息子さんがいる、先輩受験生母だ。

うちの息子が最近の模試で上手くいかなくなってるのを知っていて、様子を聞いてきてくれた。

なのに、なのに、PCが重すぎてなかなかしゃべれない。

「重くてさあ、時々PCがおちたりするのよ」

とやっとしゃべれた。

そして、あ、しまった。またこの言葉言ってしまったと気がつき、

「禁句言ってしまった」

と言ったら、よ○ちゃんが、

「いいのよ、母が代わりにおちておけば」

と言ってくれた。

ああ、そうか、そう考えればいいのか。

階段でコケてぶつけたのも息子の代わりだったのね。

そうかそうか。


何気にホッとしたわよ。

ありがとう。