隣の 新築 くん
毎日、元気に、すくすくと育っています。
誕生した時には、きっと、見間違える姿になっているでしょう。
そして、今の段階だからこその “現代っ子” らしさが一杯です。
運搬が容易て、現場で簡単に組み立てられるように、
組立て公差を充分にとった、長くない部材ばかり目立ち、
数種類の木質の部材を、大胆にパズルの様に組合せ、
法律の求めに応じて、“お守り” の様な金具も打ち付け、
強度が不足する部材の端部には張り合わせ加工をして、
立派なものです。
現代の車とよく似ています。
あらゆる技術を駆使しつつ、可能な範囲で安価に仕上げ、
最新の通信ネットワーク機器に対応させつつ、
安全基準には 胸を張れる車ばかりですから。
ただ、気になる事もあります。
国内外のサプライチェーン企業を活用して、手早く組み立てて、
最新仕様の車ほど、購入後 2~3年で壊れる家電品を連想します。
通信規格が最新でも、10年後には使えない規格にもなります。
幼少期、100年以上前に建築された家屋を見てきた目には、
何年間、当初の性能を発揮できるか、不安箇所ばかり。
“ 現代っ子 ” には真の価値を見せて欲しいと願いますが、
もし、話題の “ 3Dプリンター建築 ” が同程度の価格なら、
僕は、きっと、そちらを選ぶ公算大です。
いや いや!
お金が無いから、車を買うにしても、30年落ちの中古を
直しながら使います !!
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