飲酒しての、運転行為が厳罰化された様に、
飲酒しての、犯罪行為への厳罰化を望みます。
それ以上に、愛飲の人々の他者啓発を願います。
『 お酒の文化 』
お酒は、楽しい文化です。
お酒は、人の心を解きほぐし、人と人との距離を縮めてくれる、とても素敵な飲み物です。
しかし、お酒で他の人に迷惑を掛けてはいけません。
お酒で、認知や判断、行動に悪影響が出る事は、飲酒運転に限らずよく知られている事です。
そして、お酒で他の人に迷惑を掛けている事が多い事、見て見ぬふりをしてはいけません。
『 酒気帯びのインモラル 』
今や、航空機や新幹線を始めとして、僅かな酒気帯びでも運転に就く事が禁止されています。
そこには、酒気帯びは他者に損害を与える可能性が高いという、インモラルの社会的認識があるからです。
そして、酒気帯びのインモラルは、運転の時だけにある訳ではありません。
傷害や恐喝、器物破損や威力業務妨害、そして DV や性暴力なども、酒気帯びにより増幅されるインモラルです。
が、大変に残念な事に、日本では、「酒席での事だから」とか「酔っていたから」等の弁明がまかり通っています。
けれども、インモラル被害を受けている人々の苦しみから、決して目をそむけてはいけません。
『 インモラル抑止のために 』
酒気帯び状態にて犯罪行為をした場合には、適応される犯罪刑罰を厳しくするべきです。
これは、既に飲酒運転事故への厳罰化と同じ様に、社会的な賛同は得られるでしょう。
しかし、厳罰化で 抑止する方法が一番だとは、決して思ってはいません。
一番は、お酒の文化を愛し、他者へのモラルに配慮できる人々が、他者のインモラル行為を抑止する事です。
何故なら、酒気帯びによる社会的インモラル行為によって、お酒文化が社会的抑圧に晒されるからです。 それは、タバコ喫煙の世界で起きている事ですし、私の好きなオートバイ世界で起きてしまった事です。
どうか、お酒飲む本人以外、酒気帯び犯罪行為によって、数多くの人々が苦しんでいる事に目を向けましょう。
どうか、他者の人生を守る配慮と努力の中に、自身が愉しむ道が続く事に目を向けませんか。