童謡に「どこかで春が生まれてる どこかで水が流れ出す」というフレーズがあります。
つい先日までの厳しい寒さ、体全体を締め付けるような厳寒は和らぎ、日差しも明るさ
を増してきました。ようやく春がやってきました。
昨日(3月5日)は二十四節季の一つ「啓蟄」でした。冬ごもりをしていた虫たちが動き
出すとされていますので、近所の北野天満宮に春を探してみました。
ミツバチが梅の花の蜜を集めに飛び回っているのを、何とかしてカメラに収めようと
粘った結果の一枚です。我ながらうまく撮れたと喜んでいたのですが、昨夕の京都新聞
夕刊に「菜の花に飛来したミツバチ」との写真が掲載されていて、プロのカメラマンとの
差を思い知らされました。でも、素人の小型デジカメだから仕方がないか。
気を取り直し、私のお気に入りの春を告げる写真を次に2枚掲載します。
天神さんと愛称で呼ぶ北野天満宮入口の松林に今年もフキノトウが顔を出していました。
もう一枚は我が家の椿の木に刺しておいたミカンをついばむメジロです。窓ガラス越しに
写したのでぼやけてますが。今年の早春は寒かったためか、北野の梅林に飛び交うメジロ
の数は少ないようで、思ったような写真は現在のところ撮れていません。
最後に、梅の花のアップの写真、深紅色・桃色・薄桃色・白色の4枚を掲載しておきます。
いずれも北野の梅です。