毎年、連休明けには「ダメトラ」と陰口をたたき不甲斐なさを嘆いていた私ですが、今年の
阪神タイガースの快進撃にはびっくりです。連休が明けても宿敵巨人を破り、いつまでも
この調子が続いてほしいと願う一フアン老人です。
さて、天候もタイガースに合わせたかのように快晴続きでした。
世間では大型GWを利用して行楽地に出かけ、その混雑ぶりや道路の渋滞情報が大きな
ニュースになっています。でも働いている人や通学の子たちはこの機会しかないのです
からやむを得ないのでしょう。
幸い四季の移り変わりが最もくっきり感じられる京都、そこに住む私には、わざわざ人ごみ
の中を求めていかなくても、すぐ近くに初夏の到来を感じたり、新緑を楽しめる場所が
いくつもあるのです。
例えば北野天満宮・平野神社、衣笠山の麓一帯、日課のウオーキングの途中にも。
道路から一足踏み入れるとすぐそこには本物の森があります。自然の風の音を耳にし、
雑草や木々の葉の湿ったようなにおいをかいだり、普段は見過ごす小さな生き物や小さな
花たちに出会うことも老人には楽しみです。どこにでもある初夏の風景をカメラに収めました。
まずは平野神社境内の鯉のぼり。子どもの頃はあちらこちらと目にしたことが懐かしい。
こどもの日の子供の姿のスナップと、植物園の噴水に見入る母子さん。
植物園ではたまたまアマガエルがいました。
平野神社の草むらに蝶々とタンポポ。
天満宮横の藤野豆腐店のひさしには今年もツバメが。
レンゲ・タンポポ・スミレ草です。
我が家の小さな庭の花木の主役も、梅・椿から今はツツジに交代です。
公園の花木も低木の街路樹も、その主役はツツジです。
そこで毎年子供の日前後の数日間公開される蹴上浄水場のつつじを写しに出かけましたので
今週の花として紹介します。