衆議院議員選挙が近づいています。選挙区の候補をよく吟味して投票しようと思っています。
私はかって学校の管理職であったころ、若い先生方に、ウエーバー(独 社会学者)が言った
言葉「政治家にとって何より重要な資質は情熱と責任感と判断力だ」を引用し、政治家の
ところを教師に置き換えて話したことを思い出します。その頃の先生方に恥じないようにも。
さてこの一週間はぐずついた天気が続きました。週初めは30度を超える日もあったのに
一挙に16度台へと、秋の冷たい長雨に、急いで冬物を着たり体調管理に一苦労しました。
わずか数日間で、私のウオーキングコースの風景も秋色に染まり始めているのに気付きます。
北野天満宮の欅の林も色づき始め、竜安寺の池の周辺の木々も褐色に染まっています。
秋と言えば運動会と地域の神社のお祭りです。先週に引き続き近くの催しを参観して
きましたのでその紹介を。
私の母校衣笠中学校の体育大会、衣笠山の麓を切り開いて作った運動場からは
比叡山や京都市内を借景に。
それに懐かしかったのはピストル(?)の合図と煙硝の発煙。ずっと以前、国際大会でも
この発煙を見てストップウオッチを押して計測したのです。音の大きさ、思っていたより
鮮明な発煙、本当に懐かしいでした。
感心したのは各レース6~7人ずつで走り、ほとんど休む人なく参加していたこと、
全員全力疾走していたこと。
お祭りは一条通の大将軍八神社、おり悪く雨の中の巡行でした。
雨の中、それでも威勢よく数か所で肩に担いで「ホイット・ホイット」と。
お稚児さんとその親御さん、足元と衣装を気遣いながら。
最後にこの時期の花二種類、一つは2週間前にも取り上げた「キンモクセイ」。
ある雨の日の夜明け前、ウオーキングに出ようかどうしようかと空を見上げたとき、、
我が家の金木犀の香りに気づきました。急いで近くの天満宮の金木犀の生垣を
見に行ったらここも見事に満開、すでに散り始めていました。
匂いは幼いころの記憶を呼び覚ますといわれますとおり、子どもの頃の運動会・体育大会
の思い出が脳裏を横切りました。
もう一つの花、それは「十月桜」です。
”桜”といえば、日本の春を代表する花木ですが数多くある桜の品種の中に、秋から冬に
咲く桜もあって、平野神社には「十月桜」が咲き始めています。
野性種のマメザクラとエドヒガンの自然交配種のようで、小さい花弁ですがよく見ると
八重咲です。