草花探訪

季節の草花苗づくり

冷たい雨の一週間

2017年10月18日 | 花の写真

衆議院議員選挙が近づいています。選挙区の候補をよく吟味して投票しようと思っています。

私はかって学校の管理職であったころ、若い先生方に、ウエーバー(独 社会学者)が言った

言葉「政治家にとって何より重要な資質は情熱と責任感と判断力だ」を引用し、政治家の

ところを教師に置き換えて話したことを思い出します。その頃の先生方に恥じないようにも。

 

さてこの一週間はぐずついた天気が続きました。週初めは30度を超える日もあったのに

一挙に16度台へと、秋の冷たい長雨に、急いで冬物を着たり体調管理に一苦労しました。

わずか数日間で、私のウオーキングコースの風景も秋色に染まり始めているのに気付きます。

北野天満宮の欅の林も色づき始め、竜安寺の池の周辺の木々も褐色に染まっています。

秋と言えば運動会と地域の神社のお祭りです。先週に引き続き近くの催しを参観して

きましたのでその紹介を。

私の母校衣笠中学校の体育大会、衣笠山の麓を切り開いて作った運動場からは

比叡山や京都市内を借景に。

それに懐かしかったのはピストル(?)の合図と煙硝の発煙。ずっと以前、国際大会でも

この発煙を見てストップウオッチを押して計測したのです。音の大きさ、思っていたより

鮮明な発煙、本当に懐かしいでした。

感心したのは各レース6~7人ずつで走り、ほとんど休む人なく参加していたこと、

全員全力疾走していたこと。

 

お祭りは一条通の大将軍八神社、おり悪く雨の中の巡行でした。

雨の中、それでも威勢よく数か所で肩に担いで「ホイット・ホイット」と。

お稚児さんとその親御さん、足元と衣装を気遣いながら。

     

 

最後にこの時期の花二種類、一つは2週間前にも取り上げた「キンモクセイ」。

ある雨の日の夜明け前、ウオーキングに出ようかどうしようかと空を見上げたとき、、

我が家の金木犀の香りに気づきました。急いで近くの天満宮の金木犀の生垣を

見に行ったらここも見事に満開、すでに散り始めていました。

     

匂いは幼いころの記憶を呼び覚ますといわれますとおり、子どもの頃の運動会・体育大会

の思い出が脳裏を横切りました。

もう一つの花、それは「十月桜」です。

”桜”といえば、日本の春を代表する花木ですが数多くある桜の品種の中に、秋から冬に

咲く桜もあって、平野神社には「十月桜」が咲き始めています。

野性種のマメザクラとエドヒガンの自然交配種のようで、小さい花弁ですがよく見ると

八重咲です。