息を吸うのも苦しい熱気に辟易としていた9月上旬までの酷暑がウソのような、気持ちの
良いカラッとした暑さを感じる気候になってほっと一息ついています。
9月の中旬、「敬老の日」を迎えました。総務省の人口推計によると70歳以上が総人口の
20.7%(国民の約5人に一人)、私が定年退職した20年前の頃の6・9倍です。
百歳以上の方が約7万人、「人生100年時代」という言葉が真実味を帯びてきました。
日本人の平均寿命は年々延びて男性が81.09歳、女性が87・29歳だそうです。
私は82歳、平均寿命を超えたところです。大病をしたわりにはよくここまで生きてこられた
と自慢に思う一方、確実に年齢相応の老いが来ているのを知り落ち込む昨今です。
せめて人様になるべく迷惑をかけないようの、健康にいかに生きるべきかを真剣に考える
年齢になっています。どんなに逆らってみても、忍び寄る年波には立ち向かうことは到底
できないことを痛感した「敬老の日」でもありました。
少し愚痴っぽくなりましたので話題を変えて、私の住む校区の敬老者を祝う行事を紹介
します。と言ってもプレゼントの品物の紹介、お赤飯と和菓子です。
学区内の高齢者は年々増えて、例年通りのプレゼントとお祝いの行事には予算が追い
つかず、プレゼントは対象者を75歳以上に切り上げ単価も下げ、一方「敬老会」の催しも
取りやめるという簡素なものになっています。
一昨年までは「敬老会」の催しが大々的に行われていました。内容は地域にある花街
(上七軒)のきれいどころの日舞や、フラダンスに幼児・学童・PTAコーラス、中学生の
ブラバン演奏等等々と。小学校の講堂一杯に老人が集まって。
私が属する老人会もこのころから活動が活発になり、手始めに「歩こう会」のことから。
16日に、上京区交通安全キャンペーンウオーキングが御所を縦断するコースで行われ、
1学区10人参加の割り当てを超える12人が参加。(雨の中17学区から約150人参加)
18日には全市老人会主催で、一乗寺下がり松から深緑が美しい、閑静な曼殊院、
修学院離宮、赤山禅寺を経て宝ヶ池公園までの約5.5㎞のコースに5名参加。
(全市約200学区から約650人が参加)
写真はまずは交通安全ウオーキングの写真から
(「京都御所」を見学し京都御苑内を縦断するコース、紫宸殿・清涼殿・中庭を見学したのち
堺町御門まで歩き解散)
18日(火)の「洛北修学院方面のウオーキング」、約5・5キロのコースを約650人参加。
今回は季節の花の紹介の写真は割愛します。