蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

島国根性

2025-01-24 | スポーツ
なんでこう、寄ってたかって足を引っ張るかね。

佐々木朗希のドジャース入団会見を伝えるニュース、ネットで読むとディスりのオンパレードだ。いわく、「自分の都合ばっかり」「中身が薄い」「あと2年待てばロッテに莫大な譲渡金が入ったのに」

23歳の若者に、キング牧師の「私には夢がある」クラスの名スピーチをしろってのかよ。

大体、大谷だってマイナー契約で海を渡った。古巣の日ハムには、そりゃ佐々木の譲渡金よりは多いが、そんなにびっくりするほどでもない金額の移籍金しか支払われなかった。

なんで佐々木だけが、育ててもらった古巣球団に対して恩知らずとかって非難されなきゃならないんだよ。別にロッテが文句を言ってるわけでもないのに、外野がごちゃごちゃ口出す問題じゃないだろ。

オレなんかむしろ、いつ怪我するか分からないからできるだけ早くメジャーに行きたかったと率直に語る佐々木に、若者らしい爽やかな印象を受けたね。

こういう事態が起きると、いやでも往年のイラク人質問題や、古橋水蓮会長が千葉すずを目のカタキにした故事を思い出す。日本の若者が海外に飛翔すると、かならずバッシングするヤツがいる。自分と違って言葉の壁も文化の違いも恐れない若者の勇気と才能がまぶしくて、くやしくて仕方がないのだろう。

いわゆる同調圧力は、嫉妬の1形態にほかならない。日本人は嫉妬深い。佐々木朗希をディスる報道にも、底流に嫉妬が匂う。

聞けば朗希はメンタル強者で、人一倍鼻っ柱が強いという。そのことも、どちらかと言うとネガティブなニュアンスで報じられていたのだが、むしろ救いだね。ケチな言い掛かりなんかにめげず、メジャーで伸び伸び活躍してほしいと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BBBBダンス | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スポーツ」カテゴリの最新記事