蒲田耕二の発言

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ヤケクソ

2021-08-09 | スポーツ
2021年のオリンピックで「愛の讃歌」に「上を向いて歩こう」かよ。次から次に担当者がボロを出した挙げ句のヤケクソ選曲? 東京スカパラに丸投げしますんでヨロシク感もハンパなかった。

だだっ広い空間へまばらに放り出されたダンサーたちは、雲を掴むような気分だったんじゃなかろうか。

開会式は観なかったからどんな風だったか知らないが、まあこれくらい祝祭感の乏しい閉会式も前代未聞だろう。会場にいた選手たちが退屈して、ゾロゾロ出て行ったそうだけど。フィナーレの花火なんか、ほとんどカルデラ噴火に見えたもんね。

この間、いちばん面白かったのはフランス制作のパリ紹介ビデオだったんだから情けない。あの創意と機知と大胆さが、日本の組織委には決定的に欠けていた。祝祭をお通夜に変えた主犯は、間違いなく委員たちの事なかれ主義だ。

国民の半分が望まなかった宴はこうしてお粗末感横溢で終わり、そのツケ1兆6000億。懸念されたとおりの感染爆発と医療危機。

小池知事の着物の着付けって、どうしてああダラシがないんだろうね。リオ五輪の閉会式でも気になったが。

一方、こんな惨め五輪でも、アスリートたちはやっぱり輝いていたのが救い。最高の収穫には、オレならスケボーを選ぶ。金メダルの堀米くんをはじめ、年若い選手たちがのびのび遊び感覚でプレイしているのが気持ちよかった。新しい競技だから、ベテランたちの変な根性主義に毒されていないのだろう。

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