蒲田耕二の発言

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バット・プレゼント

2018-04-13 | 社会
大谷が6歳の少年にバットをプレゼント。美談として伝えられているが、いいのかねえ。

無論、善意の大谷にはなんの罪もない。しかし日本ほど社会が緩くないアメリカじゃ、優しいだけでは生きていけない。

アメリカ人オヤジの厚かましさには、つくづくあきれるよな。頼んだら貰えるかも知れないよ、と息子に言ったんだそうな。まだ六つの子供に、ねだったら貰えると教え込んでどうすんだよ。スポイルそのものではないか。

そもそもバットやグラブは、選手にとって神聖な道具だよ。それをタダでせしめようって魂胆が卑しい。イチローは、どれだけバットを大切にしていることか。バットを足先で蹴ってラインからどけた審判を、彼が怒鳴りつけたのは有名な話だ。野球ファンならそれぐらい知っとけよ。

まさか、子供を使って手に入れた人気選手のバットをオークションに出して儲けようってんじゃあるまいな。

大谷も、今後どうする? 他の都市でも間違いなくねだられるぞ。「オレにもくれ」「ボクにも」「アタシにも」「ミーにも」

全部に気前よく振る舞うわけにはいかないから、当然断る。断られた子供たちの中に黒人とかヒスパニックの子がいてみ。たちまちレイシストのレッテルを貼りつけられ、バッシングの嵐だよ。

ネコもシャクシも無責任な発信ができるいまは、そういう時代だ。現在の大人気の反動でそんな事態が起きることのないよう、ひたすら祈るよ。大谷は「ニッポンの孫」だから。

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