蒲田耕二の発言

コメントは実名で願います。

表現の自由

2011-05-01 | 国際
原爆投下後の広島と大地震で被災した仙台の町並みの写真を並べて、「日本は60年間も復興努力をしていない」とからかう番組を、フランスのテレビ、カナル・プリュスが放送したそうだ。

当然、日本大使館は抗議した。するとカナル・プリュスいわく「人を傷つけるのが目的ではない。表現の自由がある」。

これだからフランス人は嫌われるんだよな。少なくとも、オレは大嫌いだ。

16年前、南太平洋の核実験で世界中の非難を浴びながら、意地になった謝ろうとしなかったのを思い出す。あのとき、テレビに出てきたフランスのキャスターは顔がこわばってたけどね。

弱者、被災者をからかうってことは、人を傷つけるってことだろうが。屁理屈をこねるんじゃないよ。これからは、他国の人間がどれだけフランスを侮辱しても、文句を言うなよ。

つい先頃、イギリスのBBCも広島と長崎の二重被爆者、故・山口彊さんを「世界一運の悪い男」と笑いものにしたが、ヨーロッパ人は放射能被害に対する感覚がどう考えても日本人より鈍いんだね(災害対策を怠った東電幹部を除いて)。

もしくは、有色人種は劣等人種という観念がいつまでもハラの中に残っているから、侮辱することに鈍感なんじゃないのか。アメリカは大戦末期、多分に人体実験目的で原爆を日本に投下したし。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 首都直下型 | トップ | 縦割り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

国際」カテゴリの最新記事