
承前です。
和泉亜紀先生は浣腸小説の大家です。
1970年代、SM奇譚(だったでしょうか)に浣腸仕掛人(テーマ名はこれでいいでしようか)シリーズを書かれていました。
梅安のように、中村主水のように、浣腸を仕掛けていく男が主人公。
最終回は女装子に空気浣腸をして下腹部を膨らませる。
そして妊婦に見立てて、マタニティドレスを着させて、デパートを歩きまわさせる。
こんな筋だったと思います。
寡作の方だったようです。
紙の本は絶版となり、アマゾンでは数年前までは電子書籍で1冊だけが販売されていましたが、現在は電子書籍も絶版のようです。
機会があれは、40年ぶりに浣腸仕掛人(?)を読み直してみたい、と切に思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます